クリスティの"Problem at Pollensa Bay"の
"The Harlequin Tea Set"から。
登場するのはタイトルと同じハーリ・クイン氏。
アガサ・クリスティの小説に登場する探偵の中でもダントツに「謎めいて」いる人物です。
この短編でも謎めいて登場して、更に謎めいて去って行きます。
物語の重要な鍵になるのが紅茶のカップ。その色が"puce"と表現されています。
"puce"というのは「暗褐色」のこと。
googleでイメージ検索したらどんな色かわかるかなと思ってクリックしたらげげげ「蚤」の写真がいっぱい。
"puce"って、、、、もしかしたら。
蚤の市ってフランス語で"Marché aux Puces"って言いますね。
そうかあ、蚤色かあ。