知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

steal the place clean

2009年10月31日 | 英語

10月23日放送分のビジ英に 盗品を売買するという意味の"fence"出てきましたね。

ちょうどドラマ「ナンバーズ」で聞いたばかり。 よおし!

"steal the place clean"

その場所から根こそぎ盗む。

このcleanの使い方で思い出したのが、スティーブンスティルバーグが第76回アカデミー賞の授賞式で言った

"It's a clean sweep"です。

これは、この年11部門でノミネートされていた「ロード・オブ・ザ・リング」が全部門で受賞という快挙を成し遂げたときのスピーチです。

「総ざらい、総なめ」ということなんですね。

 

今年も年の最後は「ロード・オブ・ザ・リング」の三部作を見て過ごすことになると思います。

あっという間に1年たってしまうなあ。

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quixotic

2009年10月27日 | 英語
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シーズン2、第15話「狙われたハイテクマシン」。

最初は日本語の字幕で見て、時間がある時は次に英語の字幕で見ていますが、このエピソードはいつもに増して、日本語の字幕の時はほとんど英語が耳に入ってないということが判明しました。

I was quite quixotic in elementary school.

"quixotic"はセルバンテスのドン・キホーテからきている、「空想的な、非現実的な」という意味。

英語だと、「クイックソティック」のような発音になるんですね。

何しろ私ったら、スペイン語の勉強をがんばっちゃったので、これまで「キホーティック」と発音するんものだと思ってました。はは^^

字幕を見なかったら100万回聞いても、クイックソティックがquixoticだとは思いもつかないだろうなあ。

Fencing a synthesizer for 50,000 would smooth off a lot of corners.

5万ドルで合成機を売れば生活もラクだ

"fence"には盗品を売るなんていう意味がありました。

自分で使うことはないでしょうが、犯罪ドラマを楽しむためには覚えておいて損はない。

落ち込んでいたラリーがやたら明るいので、チャーリーが言ったことば。

Not to look a gift horse in the mouth, Larry.

"look a gift horse in the mouth" はイディオムらしいイディオム。

馬は歯で年齢がわかるので、もらった馬の口を開けて品定めをしたことから「もらいもの、贈り物にケチをつける」という意味です。

ただ、このシーンはチャーリーがラリーに何かを貰ったわけではなく、はしゃいでいることにけちをつけるつもりはないけど、という感じでした。

けちをつけるというよりは、「水を差すわけじゃないけど」に近いかな。

これだと、 "rain on your parade" とか、"wet blanket" なんていうイディオムのほうがぴったりな気がします。

"look a gift horse in the mouth"の使い方が変化してきたのか、はたまた国語の苦手なチャーリーのミスなのか。

国語の得意なネイティブに聞いてみたい。

この後、ドンのせりふに映画"Groundhog Day"(邦題は「恋はデジャブ」)の名前が出てきました。

これも日本語字幕で見たときは全く耳に残りませんでした。

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game

2009年10月26日 | 英語
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WENNから。

Meryl Streep and Amanda Seyfried are game for a Mamma Mia! movie sequel - as long as it includes Abba duo Bjorn Ulvaeus and Benny Andersson.

「マンマ・ミーア」の続編、実現するんでしょうか。

"game"ということばはすっかり日本語になっていますが、こういうよく知っていることばはけっこう要注意です。

名詞では「獲物」なんていう意味もあります。

"fair game"ならいいカモ、格好のネタ。

この記事では"be game for"で「~する気がある」という形容詞でした。

 

アバのヒット曲とギリシャの綺麗な海。父親候補の魅力的な中年3人と色々な要素が加わって「マンマ・ミーア」がヒットしたのは納得できます。

ミュージカル映画は苦手だけど、これは好きという人は多かったのではないでしょうか。

残念ながら私はいまいち乗れませんでした。

歌の下手さは愛嬌と笑って許せるほど心は広くありません。

 

下手すぎです。

 

徹頭徹尾、メリル・ストリープの映画だったなあという印象でした。

せっかくのおじさん3人組、魅力を発揮できなくて残念でした。

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take in

2009年10月18日 | 英語

WENNのゴシップ記事から。

いたずら好きで知られるジョージ・クルーニー。

仲良しのマット・デイモンに自分がゲイだというデマを流されたそうです。

Clooney vowed to get his own back on the 39 year old for the prank.

"get one's own back"は仕返しをするという意味。

マット・デイモンは役作りで増やした体重を落とすために、クルーニーの別荘で集中ダイエット中。

そこでジョージ・クルーニーが仕掛けたいたらずらとは。

But Clooney had secretly employed a woman to take in the waistband of all Damon's trousers every day by an eighth of an inch - convincing him that his hard work was all in vain.

"take in"はいやになるほど色々な意味がある句動詞。

ここでは「洋服の丈をつめる」という意味でした。

手の込んだいたずらをするもんですね。

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カンニング・ペーパー

2009年10月18日 | 英語

「ナンバーズ」シーズン2第13話「賭けの代償」。

ドラマの途中で「チーチー」という音が聞こえてきました。

この音覚えがあります。

「ビジ英」で "cheat sheet" 「カンニング・ペーパー」ということばが出てきた時、これがどうしても「チーチー」と聞こえるんですね。

ラジ子さんのブログでもここが「チーチー」と聞こえましたとコメントがありました。

ドラマのチャーリーのせりふを字幕で確認してみました。

The sequences found in Jason Brewer's notebook were in fact card-counting cheat sheets,

言ってる、言ってる、やっぱり"cheat sheet"でした。

「チーチー」と聞こえるのは日本人だけに起こる現象なんだろうか。

他の国のノンネイティブに聞いてみたい。

 

チャーリーがラリーに話しかけても返事をしないので、 ラリーではなく"Lawrence"と呼んだら振り向きました。

Larry って Lawrence の略称だったの?

William → Bill

Richard → Dick

Robert → Bob なんていうのは有名ですが

Lawrence → Larry は知りませんでした。

「アラビアのラリー」はやっぱり変です。

このドラマのように、普段は略称で呼んでいる人を、たまに正式な名前で呼ぶとそれだけでおかしかったり、おお、何事だという緊張感が漂ったりするのは、日本語にはない面白さです。

そういえば「フレンズ」でフィービーの恋人のマイクをジョーイが「マイケル」と呼んだので、マイクもジョーイのことを「ジョセフ」と呼び返すシーンがありました。

それだけのシーンですが、これもおかしかった。

 

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come in handy

2009年10月14日 | 英語
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シーズン2第10話「所有権争い」。

ラリーの家に招待されて行くよと答えたドン。

"Consider me there"と言ってました。

こんな答え方もあるんですね。

 

亡くなった奥さんの遺品をやっと処分する決心がついた父親。

車に荷物を積み込む父親に何と声をかけていいかわからない息子二人。

We're not really a group-hug kind of family.

我が家は抱き合うタイプでもないし。

No kidding. That's where a daughter would've come in handy.

娘でもいれば重宝したな。

"come in handy" はあると役にたつ、重宝するという意味。

where と would have を使って ここは娘でもいてくれれば役にたつ場面だ、という英語らしい表現で印象的でした。

このやりとりはおかしかった。

父親も息子二人もいい奴なんだけど、不器用。 確かにgroup-hugなんてしそうもない三人です。

このドラマが気に入っているのはもしかしたら、こんなところなのかもしれません。

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PB & J

2009年10月13日 | 英語
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昨日と同じくシーズン2第9話「姿なき告発者」から。

狙撃と追跡のプロ、エジャートン(ルー・フィリップ・ダイヤモンド)がシーズン1に続いて再登場。

いかにも仕事できそうって感じでかっこよいです。

ドンとチャーリーと合流したエジャートンが言います。

Let me get you up to speed.

字幕は「じゃ出発しよう」でしたが、これまでの事情を説明しておこうってことですよね。 "up to speed" はもう聞き逃しませんよ。

誰かが1週間前にここで昼食を食べたと嗅覚の鋭いところを見せるエジャートン。

その根拠は食べ残しのPB&J

PB&Jは「ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ」の略。

アメリカのランチの定番ですが、毎日これを昼に食べろと言われたらちょっと悲しい。

ピーナッツバターもジャムも挟むというよりは塗るという感じなので、これもサンドイッチなのか?と実はずっと気になっているのです。

逃亡犯の奥さんのせりふ。

Well, I'd say you're about a day late and a dollar short, wouldn't you?

"a day late and a dollar short" は後手に回る、遅すぎるという意味。

長すぎて思い出しているうちに会話が進んでしまうだろうから、自分で使うことはまずあり得ないと思います。

でも面白い表現です。

最後はチャーリーの教授仲間ラリーのせりふ。

Just reflecting on the late unlamented Mark Brott.

lament は悲しむ、嘆く。じゃあ、unlamented だったら、えーと。

悲しまれない, 悲しむ者がない。 という意味になるんですね。

 

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look on the bright side

2009年10月13日 | 英語

4月から始めた大学の留学生窓口のバイトはちょうど半年を過ぎました。

ほとんどの留学生は日本語が堪能です。
そうでもない学生も、来日後半年もすると日常会話くらいはこなせるようになっています。

というわけで、思っていたよりずっとずっと英語を使う機会はありません。
それでも4月と10月は来日ほやほやの留学生が多いのでいつもよりはかなり英語を話すことになります。

高校卒業後は、本を読んだり、映画を見たりというもっぱら受身で英語に触れてきた私にとって、「話す」こと、特に何てことない普通の会話が一番難しい。

普段は「留学や海外生活の経験がなくたってそこそこのレベルにはなれるはず」と思っていても、留学生と窓口で話していると「国産」の限界を感じてしまうこともあります。

でも、

Looking on the bright side,

とりあえずこうして留学生と何とか話ができている私って、偉いもんだよ。

たまにはこうして自分を褒めてあげないとね。

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ラッパムシ

2009年10月12日 | 英語
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シーズン2も快調。今一番お気に入りのTVシリーズです。

チャーリーは数学にかけては天才だけど、どうやら国語は苦手らしいというのがわかった第9話「姿なき告発者」。

このドラマの魅力の一つが、妻を亡くした父親と独身の息子二人、つまり男3人の団欒風景です。

シーズン1では家事を受け持っていた父親が自分もまた働くと宣言しました。

ハウスキーパーを雇っている様子はないけど、家の中のことはだいじょうぶか。

 

父親がクロスワードを解いているシーン。

父:"うぬぼれた"を意味する8文字の言葉は?
(eight-letter word for egotistical?)

チャーリー:コンシーテッド

父:"conceited"は9文字だぞ

チャーリー:conceted

チャーリー、 i  が抜けてるって。

正解は何だったんだろう。8文字で、「うぬぼれた」を意味することば。

さらにクロスワードのシーンは続きます。

S-T-E まで埋まっている言葉のヒントが
seven-letter word for ciliate protozoan.

7文字の原生動物(正確には繊毛のある原生動物だと思います)。

国語はダメだったチャーリーだけど、"stentor" (ラッパムシ)は知っていました。

Stentorというのはギリシャ神話に出てくる英雄の名前で、大声の持ち主だったとか。

ラッパムシって、こんなのです。

 

 

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血も凍る bloodcurdling 

2009年10月05日 | 映画・ドラマ
チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]

角川エンタテインメント

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通勤途中に聴いているPodcast「チャム ケンチャナヨ韓国語」の進行役の八木さんと古屋さんお二人が絶賛していたこの映画、DVDが出るのを楽しみにしていました。

スリラーは好きなんですが、「セブン」なんかはもう駄目。
蚤の心臓のような私には「ぎゃああ」と叫びたくなるシーンがたくさんあるんですが、それでも目が離せない映画でした。

母親の異変を察して泣く女の子のシーンは、泣き声を消したせいで、見ている側の心にその聞こえない声がグサッと刺さります。このシーンはすごかった。

戦慄の殺人鬼を演じるハ・ジョンウは、どこから見ても実直そうな青年で、そのギャップが怖いったらありません。

妻夫木聡くんと共演した「ノー ボーイズ、ノー クライ」もぜひ見なくては。

さて、「チェイサー」、ハリウッドでのリメイクが決まっているそうです。
ラストシーンは絶対変えるだろなあ。
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