大好きな映画なのでもう何度も見ているんですが、今日はある発見をしました。
大事な決定を控えた会議の前でハリソン・フォード演じるジャックがこう言います。
"We're waiting to see what color smoke comes out of chimney"
煙突から何色の煙が出るか待ってるんだ。
おお、これはもしかしてローマ法王を決めるコンクラーベのあの「煙」の話ではありませんか。
新法王が決まったら白い煙、まだだったら黒い煙がシスティーナ礼拝堂から上がるというので世界中が固唾をのんで見守ってましたよね。
そうか!わかったぞ!
まるで加藤武になった気分でしたね。
この映画の主役はメラニー・グリフィスですが、映画のクレジットではハリソン・フォード、シガニー・ウィーバーに続いて三番目に名前が出ます。力関係なんでしょうねえ。
大好きな映画ながら、一つだけ毎回後味が悪いのが、秘書のアイディアを横取りしたことがばれたキャサリン(シガニー・ウィーバー)のことを"bony ass" (字幕では「このぎすぎす女」となってました)と罵倒するところ。
そりゃあ、キャサリンはすごく嫌な奴だけど、こういう肉体的な悪口はフェアじゃないでしょう。
「エリン・ブロコビッチ」と並んでお勧めの「元気が出る映画」です。
がんばるぞ!と言う気にさせてくれます。