韓国語の勉強は相変わらずゆっくりです。
英語も韓国語ももっと「読めるようになりたい」というのは同じだけど、英語との一番の違いは韓国語はとにかくその「音」に惹かれます。
これだけよく似ている言語で、そっくりなことばもたくさんあるけど、発音はびっくりするくらい違う。
ドラマ「禁婚令、朝鮮婚姻禁止令」の挿入歌"How Can I Forget You" はそんな「音ファン」にはぴったりの曲でした。
달마저 잠든 이 밤
月さえ眠ったこの夜
어딜 그리 바삐 가시오
どこへそんなに急いで行かれるのですか
月さえ眠ったこの夜
어딜 그리 바삐 가시오
どこへそんなに急いで行かれるのですか
「忙しく」の韓国語が「바삐」。発音は「ぱぴ」(多分日本語表記だと正確じゃないんだろうけど)
現代の日本語では「ぱ」や「ふぁ」の音は外来語や「はっぱ」や「どっぷり」のように撥音と一緒に使われるだけのような気がしますが、今「は行」で発音している言葉は、かつては「ぱ」や「ふぁ」と発音していて、だんだん「は」に変わったらしいと聞いたような気がします。
韓国語では「ぱ」行の単語がたくさんあるので、「急いで」という意味の「바삐 ぱぴ」という音も何だかすごく新鮮に響きました。
韓国の時代劇で歌われる情感たっぷりの曲、好きなんですよねー。
ただ丸暗記しても会話には使えそうもないけど。
今は韓国語の歌詞を一つずつ解読していますが、そのうち意味がすっと入ってくるようになったらいいなあ。