ウヰスキーのある風景

読む前に呑む

年上

2009-05-20 | 雑記
こんばんは。今日は日勤。朝から夜のことを考えてその結果は
ウヰスキーを買いに行く、をすぐに思いつきました。

市内に、「京晴」という輸入酒販売店があり(輸入品だけじゃないよ)
以前に何度かウヰスキーを買ったものでした。

そこがライセンスを取って販売している銘柄が、「ARMOR」という。



左に見えるのはおまけのビール。

ずっと前に紹介した「Grand ARMOR」もこの仲間。

さて、この「ARMOR」はフラグシップとでもいうのか、高級銘柄に
なっているようで、店の奥には埃かぶったような瓶を以前に拝見。

G.Aのほうが少し安っぽい味がして、あまり気にしていなかったものの
今日お店にいくと、入ってすぐにこれが並べられていて、
およそ7000円が半額ほどの3300円に。

目に留めるとすかさず店員が香りを嗅がせてくれ、歩きかどうか
確認すると試飲までさせてくれた。

なんでも、20年ほど前に輸入したものの、倉庫に入りっぱなしで、
銘柄としては12年ものなのだが、実質33年ものだそうな。

このクラス(シングルモルトとして)で30年は八万くらいの値打ちに
なったりするんだとか。具体的な値段は初めて聞いたなぁ。

今は呑みながらその感想を書こうとすると、思い当たる味があった。

同じくスコットランドの代表銘柄、「GLENLIVET」に似ている。

と、言われても困るでしょうな。こっちも困ります。

アルコールの風合いが強く、悪く言えば消毒薬のようなきつさ。
しかし、それは口に含んだ時だけで、喉を通る時に不快感がない。
ないってこっちが慣れてるだけかもしれないけど、店員がいう、
「熟成されていいまろやかさになっている」はここにあると思う。

ラベルの下のほうに、「ウイスキー特級」なんて書いてある。
今はこういう表記をしているのかはわからないけど、12年でこうある、
ということはなかなか気合の入ったウヰスキーだったのだろう。

裏には「英国政府の管理の下スコットランドで云々」とある。

今までの輸入ものでは見慣れない表記なので少々驚いたものです。

ただし、実質33年は本来の33年にはないものがある。

スモーキーフレーバーが皆無。樽から出てしまっているから仕方ない。
12年でも片鱗はあるかな。わかりません。

この一本を今月はゆっくり楽しもうと思います。では、また。