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娘の通う高校の、校舎落成記念コンサートに行きました。
入学した時は、まだ前庭の工事が終わっていなかったのですが、夏休みが終わってて間もなく、全工事完了という事で、記念行事が催されました。
木管のアンサンブルコンサートでした。3部構成で、
最初に、この高校のOBのSさんの詩、同じくOBで札響首席オーボエ奏者のⅠさんとのコラボ。谷川俊太郎&Sさんの自作の詩の朗読と、ガブリエルのオーボエ(モリコーネ)、アべマリア(バッハ・グノー)この道、などで構成。
次にIさんのソロで、白鳥(サンサーンス)、星に願いを、ピアソラのリベルタンゴ。これはジャズアレンジでした。また、アブローのティポテイポ?…ヒポ?(プログラム以外の曲なのでうろ覚え)はオーボエでの演奏は「苦しい」そうですが軽やかに演奏してくださいました。
最後に、札幌交響楽団のメンバーが加わりF・プーランクの、ピアノと木管のための6重奏曲全楽章を演奏してくださいました。そうそうたるメンバーでわが校の校歌を伴奏してくださり皆で歌うというサービスも。
いい時間でした。kaoも何か感じてくれているといいな。
「フレーズ感覚は、吹奏楽の人のほうがうまいんだよ。」とバイオリンの先生に言われたことを思い出ました。呼吸、ですね。
丁度、生徒達の父親くらいの年頃のお二人の先輩。母校でのコンサートは、如何だったでしょう。とても素敵なことですね。生徒たちに伝わったものが、きっとあるはず。
先月25日にkaoの同級生でクラスは隣の、理数科1年生のk君が16年5ヶ月の生涯を閉じました。心筋梗塞でした。短期の入院で、退院が決まっていたのに。院内の売店で倒れたそうです。無念です。みんなと同じように、この席で、美しいおんがくを聴くこともできずに逝ってしまいました。もちろん追悼ののコンサートではないのですが、校長先生は祝辞の前に哀悼のきもちを述べられ、皆心のどこかにその思いをとどめて聴いたコンサートでした。
入学した時は、まだ前庭の工事が終わっていなかったのですが、夏休みが終わってて間もなく、全工事完了という事で、記念行事が催されました。
木管のアンサンブルコンサートでした。3部構成で、
最初に、この高校のOBのSさんの詩、同じくOBで札響首席オーボエ奏者のⅠさんとのコラボ。谷川俊太郎&Sさんの自作の詩の朗読と、ガブリエルのオーボエ(モリコーネ)、アべマリア(バッハ・グノー)この道、などで構成。
次にIさんのソロで、白鳥(サンサーンス)、星に願いを、ピアソラのリベルタンゴ。これはジャズアレンジでした。また、アブローのティポテイポ?…ヒポ?(プログラム以外の曲なのでうろ覚え)はオーボエでの演奏は「苦しい」そうですが軽やかに演奏してくださいました。
最後に、札幌交響楽団のメンバーが加わりF・プーランクの、ピアノと木管のための6重奏曲全楽章を演奏してくださいました。そうそうたるメンバーでわが校の校歌を伴奏してくださり皆で歌うというサービスも。
いい時間でした。kaoも何か感じてくれているといいな。
「フレーズ感覚は、吹奏楽の人のほうがうまいんだよ。」とバイオリンの先生に言われたことを思い出ました。呼吸、ですね。
丁度、生徒達の父親くらいの年頃のお二人の先輩。母校でのコンサートは、如何だったでしょう。とても素敵なことですね。生徒たちに伝わったものが、きっとあるはず。
先月25日にkaoの同級生でクラスは隣の、理数科1年生のk君が16年5ヶ月の生涯を閉じました。心筋梗塞でした。短期の入院で、退院が決まっていたのに。院内の売店で倒れたそうです。無念です。みんなと同じように、この席で、美しいおんがくを聴くこともできずに逝ってしまいました。もちろん追悼ののコンサートではないのですが、校長先生は祝辞の前に哀悼のきもちを述べられ、皆心のどこかにその思いをとどめて聴いたコンサートでした。
でも皆さんが、その16歳で旅立たれたK君のことを思いながら音楽を聴かれたということで、きっとそのK君も皆さんと同じように音楽を楽しんでいたのではないでしょうか。
ポチ
最後の5行はためらいつつも、書くことにしました。
なつかしの学び舎でのS さんIさんの緊張と、美しい曲にハッとさせられた高校生たちの雰囲気を中心にお伝えしようと思ったんですが、やはりどうしても通り過ぎてしまえない事実でした。
読まれた方は彼の突然の死という重さをまず感じられたことでしょう。コンサート自体はとても楽しかったです。
>だから生きて生きて生きぬいて、
うん、私はこの、「生きぬく」という言葉、好きです。昨今、「生ききる」という言葉が氾濫していますが、個人的には抵抗が。なぜかというとこちらの言い方には、生に対する限界点を感じてしまうからです。
ぺんぎんさんのおっしゃること、心に響きます。
彼ら高校生たちにはきちんと受け止めてほしい。そんな時このコンサートがはからずも手を貸してくれたのではないかなと思いたいです。
いつもお世話になっております!
もちろん、私はその子に会ったこともありませんし、私の娘でさえ彼のことは知らないんです。入学して半年ですし、知り合う範囲もそんなものでしょう。でも、縁あって同じ高校に通っていた彼が、自分たちと同じく、漠然とでも未来への希望を持って通っていたに違いないことは、容易に想像できることです。そのことを忘れないで、今生きていることを、彼を通して大切に大切に思ってほしいですね。そんな気持ちが、より深い生き方につながるのだと信じます。
>きっとそのK君も皆さんと同じように音楽を楽しんでいたのではないでしょうか
ポチさんの優しさを感じてしまいますネ。ありがとう。
人生は楽で楽しいことばかりじゃなくて、どうしようもない不可抗力な事が起こるものだという事とか、こうして生きていられること自体が有難いことなんだよって伝えたい。うまく伝わらないけど。
なるほど、「生き切る」ってしんどいニュアンスがありますね。「生き抜く」の方が私も好きだなー。
ここにもありがとう。
>人生は楽で楽しいことばかりじゃなくて、どうしようもない不可抗力な事が起こるものだという事とか、
そうですよね。思い通りになることより、そうでないことのほうの多さに気づいていくことは、老若男女を問わずしんどいことですよね。自分がどう受け止めるかによってその世界も変わるなぁ~
ぺんぎんさんて広くて大きい。そして深いよ。
とても素敵なかけことばだ!
「息抜く」か~、全然気づかなかった。
「息抜き」ならしょっちゅうしてるけど!ぐうたらの方!