My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

花柄

2006年12月05日 | 或る日或るとき
これは杖です。(~_~;)
今日は母のお使いが多い。遠くの病院へ迎えに行くやら、(MRIとかで・・・。)薬を取りにいくやら。歩くと膝が痛い母は買い物も億劫。とうとう杖まで勧められてしまったらしい。近所のクリニックで杖の販売をしていることがわかり早速買って来て欲しいとの事。
朝は、体調最悪、態度も最悪(笑)の娘を学校に送り、家に戻ってからもう一台の車の雪かきをし、(夫は出張中)実家へ。母の代わりに来客の接待をし、母を迎えに行き・・・。
今日は路面が最悪で、しかも代車なので運転は疲れた。緊張。
母はおきらくに助手席にいるけれどね。右折の時に喋りかけないでくれる?

杖は私一人で取りに行く。担当のケアマネージャーさん、は母にオススメだと、花柄の杖を用意して下さっていた。4600円。。
スチール製?。スキーポールを連想。(笑)
「あら、私に派手じゃないっ?」心なしか母、華やいだ声。顔が派手だから合ってますよアナタに。(笑)私とは雰囲気違うのよね、母は。昔から人使い荒いし。

・・・ああ・・・。レッスンの日だったのだけれど、昨夜先生に電話し、来週に振り替えていただいたのだった。夕方には帰宅したのでkaoのレッスンを久しぶりに覗いて見た。
先生とのドッペル。レッスンとはいえ”生演奏”である。(笑)なんにせよ聴くのは心地良いわ。。
しかし、kao、何度も落ちる。気持ちよく聴いていたのに。ヘンなとこで躓いていた。今日がテスト最終日だったせい?さすがに3日間くらいはテスト一夜漬けの連続で練習など頭に無かったのですが・・・・。ちょっとひどいのでは・・・?音程も危うい。次は2楽章も見てくるように言われていたが、気が進まないらしいな。・・・気分むらが激しい・・・。いい時と悪い時の差が激しい。しかたないか。
しかし原因はやはり、弾き方の甘さにあるらしい。スタッカート気味に弾かないと、この曲はリズムが崩れていく、と指摘されていた。何度も言われていることなのだが。



木野雅之さんリサイタル&ロレンツォ・ストリオーニの音色その2

2006年12月05日 | 観たこと聴いたこと
ロレンツォ・ストリオーニの音色が素晴らしい。
大人のコンサートである。
超絶技巧である。

以上が先日のコンサートの感想です・・・。
つまりはこれに尽きるんですけどね。(~_~;)

ロレンツォ・ストリオーニの音色。
ビオラのような、とでも言いましょうか。
太く深く響くのです。演奏者の個性なのでしょうか、楽器の個性でしょうか。木野さんのふくよかな指にも関係があるのでしょうか。懐の深い音。特に重音の早いパッセージに迫力。
ぴかっと光沢のある滑らかな感じの音ではないのが新鮮でした。

検索するとホァン・モンラさんという若いバイオリニストもこの作者のバイオリンを使用。
インタビュー映像があり、この楽器についての質問に答える言葉を参考にしたい!と固唾を呑んで観ましたら、・・・・
「この楽器の音色は…言葉に出来ないのですが・・・・私はこれを選びました。」
・・・そ、そうですか・・・・。(~_~;)

こうなったら、ミッチー@佐久間さん~~来て~~(笑)あなたの表現をお借りしましょうか。いや、やめておきます。(笑)今回の”のだめ”も楽しかった~。

大人のコンサートである
なんと言いましょうか、余裕です。演奏の余裕。楽しんでおられます。トークはそれほど流暢ではありませんし、プログラムの順番間違えましたし、でもそれが親近感を感じさせるという、演奏者の朴訥さもお持ちでした。。選曲も、こんな田舎でこれを?と思ったりしました。玄人好みらしきのものをそっと入れてる感じ。 ドビッシーのソナタ、なんてのは・・・。どうでしょう、そんな気も。

超絶技巧である
ヴェチェイの、”風”は秀逸ですね。ちょっと転びそうになったときも余裕でした。
驚いたのは、ラ・カンパネラ。さいごのほうの重音がすごい。カデンツァになってるのかな。コハンスキーの編曲だそうですが、こんなに難しくしなくてもぉ~~といいたいくらい編曲しています。

プログラム
ユーモレスク  ドヴォルザーク/クライスラー編
ヴァイオリン・ソナタ  ドビッシー
ひばりは上がる  ヴォーンウィリアムズ
休憩
愛の悲しみ   クライスラー
風       ヴェチェイ
ラ・クンパルシータ  ロドリゲス/リッチ編)
ロクサーナの歌    シマノフスキー
ラ・カンパネラ  パガニーニ/コハンスキー編

アンコール
火祭りの踊り、いふくべあきらの曲(題、忘れました。m(__)m)  G線上のアリア  

急にたくさんの雪が降り、いままで楽な日々を送っていたのが一転してその日は雪かき初日となりました。
そのせいとは限らないのでしょうが、観客が少ない・・・。もったいないと思います。
やはり聴いたその日に書きたいものですね。CD購入してよかった。聴くと記憶が甦ります。でも、”風”は生演奏の方が雰囲気が出ています。本当に風が吹く感じ。
CDにサインを頂いた時、楽器に愛称をつけているのかお尋ねしてみました。特につけてはいないそうです。「ストラディバリウスにはよく、ついていますね。これにはついていません・・・うんうん、風のバイオリンとでも名づけようかな?(ピアニストさんの方を見て笑)う~ん、ストラドより、いい楽器かも知れないなあ。・・・今日本には4台だけです・・・。」と、おっしゃっていました。

なるほど。お師匠さん(ルジェーロ・リッチ氏)から譲り受けたというこの楽器をこよなく愛し引き込んででおられるのですね。今日は響きの悪いホールだという事をしばし忘れて聴くことが出来ました。