バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

残り火 津村常吉著

2012-06-13 19:31:08 | 将棋

ようやく 生活はもどりつつありますが、体調のほうはいまいちです。  というわけで 今日は、家族で温泉にいきました。 我家からは、車で10分程度にある鶴の湯温泉です。 疲れが溜まったときはこういうのが一番です。 和歌山は温泉だけはあちこちにありますし 車で3分の国民宿舎の温泉もありますし 白浜温泉までも車で30分です。 温泉がたくさんあるのはいいのですが 地震がいやですね。

 

先日 ヤフオクで、詰将棋の本を何冊か買いました。 そのうちマニアックな詰将棋本をご紹介します。

津村常吉 7段の残り火です。 私も将棋歴は結構長いですが、引退してからしか知りませんでした。 将棋のほうで華々しい活躍はなかったと思いますが(失礼)そういうかたの作品はどんなものか見たくなったためです。

目を通した感想は、いたって通常の筋のいい詰将棋であまり難解作はない 7手詰み~15手詰みの短編集でした。

その巻頭の1番は、次の作品です。

これをみたとき いたって癖のない 7手詰みだと感じ、2番、3番と数問と解いて見ましたがどれも筋がいいので取り掛かりやすいものばかりの印象でした。挑戦してみてください。

この作品集は。入玉形もなく駒数もあまり多いのがなく取り掛かりやすい そう将棋雑誌の小冊子にもってこいの作品集の感じでした。


短篇ベストセレクション2012 徳間文庫

2012-06-11 16:21:11 | 映画、ドラマ、書籍等

毎年6月がくると購入しているのが、徳間文庫の短篇ベストセレクションです。 今回は、2012になります

このシリーズは、2000年から続いていますがふとしたきっかけから揃えるようになり、私にとっては毎年の風物詩になっています。

今年は、6月の初旬がばたばたとしてこれを買うのさえ忘れていて、ようやく 思い出して購入した次第です。今日 入手したところですから20編あるので20日は楽しめそうです。 前年度のベストセレクション2011は、個人的に不満だったので amazonレビューで久々に きびしめのレビューを書きました。 今回のはどうなんでしょうね。

 


名著講義

2012-06-06 07:43:03 | 映画、ドラマ、書籍等

先日まで、病院に泊り込んでいたこともあり 空いている時間でいくつかの本を読みました。そのなかでなかなか良かったとと思われるのが名著講義です。

これは、名門国立大学 御茶ノ水女子大学の実際の講義を書籍化したものですが、日本文学はあらためて深いと感じた次第です。この講義は、実際に1週間に1冊指定の文庫本を購入し1週間以内に読破しレポートにまとめるという講義で、これが半年続くわけですからなかなかハードルが高い講義です。

初回は、武士道(新渡戸稲道)から始まりますが、以前 その翻訳本を買ったことがあるのですが確か 途中で挫折した記憶があります。実際の講義では、翻訳本でなく岩波文庫の新渡戸稲造著 なのでさらにハードルは高いと思います。 文系の人ならそうでもないかもしれませんが。

新版 きけわだつみのこえ 編では、アメリカが原爆投下を正当化しようとした工作についての真実や 特攻隊は、大学生の主に文系の生徒が行ったという事実。理系が残ったため 戦後 ソニーや松下といった技術系の企業が発展したという話や話題には事欠きません。

この本を読んでみてあらためて日本文学も読み直してみようかという気にさせる本です。


ブログ再開 近況報告

2012-06-05 21:04:55 | エッセイ,その他(ジャンルなし)

父親の病状悪化のため 休止していたブログを再開し 近況報告します。

今日は、身近な人向けの内容報告になります。 危篤状態がずっと続いていた父親は、6月2日に他界しました。告別式も昨日おわり ほんの少し落ち着いたところです。その経験を少しお話しますので、ご参考になればと思います。

父親が病院に入院したのは、今回の原因となった肺炎ではない病気でしたが、病院に入ってから肺炎を併発しそれが急速に悪化しました。やはり抵抗力が弱っていると進行はあっという間です。その間 抗生剤を何回か変えましたが、まったく打つ手なしでした。 もし お年寄りで肺炎の予防接種の機会があれば打っておいたほうがいい場合が多いように思います。

今回 不思議だったのは、ずっと担当医に家族は目を離さないでくださいといわれて、1週間もきびしい状態がつづき、毎日泊り込みました。 最初の危篤状態に 子供のうち3人が揃いましたが、中国にいる私の長女は、仕事上どうしても帰れませんでした。 そこは、驚異的な頑張りでなんとか山を越えましたが 毎日毎日状態は悪化していきました。

週末の金曜日にようやく 長女が大連から帰ることができ、いったん中間試験のために大学にもどっていた長男も深夜に東京から最終の特急に間に合い金曜日の深夜に子供4人が揃いました。どんなに意識が遠くても話は聞こえていると担当医は言ってましたので、みんなで励ましましたが、4人が揃うと安心したかのように数時間後に 息を引き取りました。  子供4人が揃うことは最近では正月でもなかなかなかったのですが 呼び寄せてくれたのかもしれません。

その後は、葬儀に関する膨大な取り決めに終われ 本当にばたばたしていました。家族葬ではなく一般葬で行ったので、葬儀屋さんがほとんど手配してくれるのですが取り決めすることは膨大で 何をしてたかわからないほどの数日でした。親戚の方も大勢こられるので対応と食事の用意の数からはじまり、、、たいへんです。

日本語教師をしている長女は、授業があるので、最後を見届けた後は、日曜のお通夜も出席できずに大連にすっとんで行きましたが、めったにない機会なので記念写真をとりました。

左から 長女、私、二女、長男、二男、嫁

そして今日 長男は、東京に 二女は、西宮に戻っていき いっきに静かになりました。

まだまだしなければいけないことがありますが ぼちぼち普通の生活にもどして 仕事もはじめます。 2週間以上仕事もせずにほとんどTVも見ずにすごし なんだか時間がストップした10日間をすごしました。

そして 故人の通帳類は、(手続きをしないと)一切引き出せないとか 役場に出す種類も多数あります。まあこれもおいおい進めていきたいと思っています。

49日が終わるまで週一回のおつとめがありますが、 長女が出発するまでいろいろ訊かれて返答できませんでしたが、自分でネットで調べていました。 初七日とか満中陰とか さすがに中国の生徒に訊かれると困るので職業柄 なんでも疑問を持ちますね。

まあブログもまだまだ前のペースまでとてもいきませんが マイペースで進めたいと思っています。