バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

NHK将棋講座

2017-01-17 21:04:31 | 将棋

ここのところ NHK将棋講座のテキストを買っている。将棋連盟発行じゃないのがいい。(ちょっと反発気味な書き方だが)

三浦問題の第三者委員会の長文の報告書をざっと目にしたが、竜王戦挑戦者決定の3番勝負の際 三浦九段を2人でずっと監視していたとあった。

それでも怪しいところがなかったにも関わらず処分を決定したことである。白だったら取り返しのつかないことになると思っていたが、それがほとんどなにもない。

将棋ファンが納得いく結論を出してほしいものだ。そうすればファンは戻ってくるだろう。

まあ このことをこれ以上書いても気分が悪いので、本題にうつります。

 

将棋講座テキスト 前年は、極上手筋という畠山鎮7段の付録が半年続いたがこれはなかなか良かった。もっと高度でもいいくらいだが。

今年に入ってからは、どっちが正解という初級用付録である。これは、初級者にはいいだろうが相当ものたらない。

思わず突っ込みたくなるところもあるので取り上げてみる

1月号の付録。 著者は、藤倉5段

どっちが正解かという問題

A:▲28王と囲う

B:▲65歩と角交換を迫る

わたしの答えは、Aである。

ところが正解は、B

えっ?なんで? 

Aの解説を見ると△75歩▲同歩△同銀と銀をさばかれて先手不利。 そりゃないよ 居玉で攻めてくれれば大歓迎で△75歩▲65歩で先手が悪いはずない。振り飛車はこういう風にさばくんだよと思う。初級者用の教材だがこの解説はいただけない。

Bの方だが詳しい解説はなく。このタイミングでつくのが正解とある。これは、後手は、△73銀と引くだろう。それで手損にはなるが先手としてもAよりは、いいとは思わない。

まあほかにもいろいろあるがまあこれくらいにしておこう。

 

このテキストの最後の方に船江さんの初級者ようの詰将棋のエッセイがあるのでちょっとした楽しみ。

1月号の宿題。

先手▲船江5段 △山崎8段の実戦でここで先手の船江5段が残り2分だった。詰みを逃したというのを問題にしたもの。

詰将棋ならかならず詰むという前提があるが実戦はそれがないので、ある意味難しいのである。

比較的簡単に詰みますが 初手がなぜか見えずと船江5段。

 

2月号の詰将棋の例題より

これは、簡単な5手詰み。

ちょっと変えると17手詰みだ。(もっとも順追いなので難しくはないが)

もう一カ所収束をいれると19手になる。

いろいろ遊べそうだがこれくらいに。

 

 


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
RE ふぃあさん (バビル3世)
2017-01-18 18:31:31
賛同ありがとうございます。
振り飛車党ならこの感覚ですよね。

王形34桂(21竜型)なら確かに9手詰。確かにいろいろできそうですね。
返信する

コメントを投稿