バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

山中龍雄 短篇100番 その2

2015-04-18 08:34:23 | 将棋

孫は順調に成長してもうすぐ7か月になる。散歩に出かけることを非常によろこぶので、時間のあるときにベビーカーでよく連れていく。

9割方 男の子のように見えるらしい。それで最近ではリボンをつけたりしている。 (笑)

その父親のイワン君

今日 東京の有明コロシアムでフェドカップというテニスの試合を応援するために東京に行ってる。

フェドカップは、調べて初めて分かったが 今回 日本VSベラルーシの対抗戦があるようだ。国旗を母国の両親から送ってもらい張り切っていった。

昨日 仕事を終えてから一人で深夜バスで向かい 今朝に新宿についたようだ。土曜日は、安宿を予約しているが日曜は深夜バスで帰ってきて、月曜の朝 こちらについてそのまま仕事に行くという 、月曜休んだらと進めたが仕事にいくという まあ若いからできることかな。

イワン君 7か月ほど日本に住んでるから片言日本だが 日本人は親切だからと安心しきっている。

 

詰将棋の話にもどります。

ずっと以前 山中龍雄短編100番というのを取り上げたことがありましたがこの作品集 珠玉のような作品が多数ありますので、もういちど 取り上げてご紹介します。今回取り上げる3題は、解説の山田修司さんも気に入ったものを集めてみました。

まずは、この作品

自力で挑戦の方は、以下を読まずにチャレンジしてみてください。

まず 普通に14飛、23王、35桂、32王 (途中図)までみんなすぐに進めると思います。

ここで妙手があります。43角成や43桂成りは一応読みますが届きません。 ここで33銀が妙手

同銀、12飛成、22飛(受けの好手) (途中図2)と進みゴール間近

でもここからでももう一工夫がいるんです。ここから7手詰みですので挑戦あれ。

43角成、31王、21馬、同飛、43桂で詰みと思うと21馬のときに42王であれっということになる。もう一手好手が必要なのである。

やさしそうな初形からゆるみない収束までなかなかの傑作と思います。

 

次も15手詰

この作品 24角を拠点ととらえて詰まそうとすると失敗します。たとえば42飛や52飛あるいは、31銀とか 

じゃなんだよというと 発想の転換というか途中で無仕掛けになります。

そう 11銀、同王、33角成、同桂(途中図)

ここまで 閃くがポイントです。 ここからは、比較的やさしいと思います。合いごまは銀です。

挑戦あれ。

 

最後も15手詰

ちょっと局面が人がりすぎているが作意は巧妙

21金、32王、42金、同銀、31金、同銀、 (途中図)

銀を180度回転させました。

さて残りの180度を回転させれば正解です。 駒を取っては失敗します。

見事な作品です。

 

 


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