今週いっぱいで、正月休みも終える予定だがじっくり詰将棋を解いたり創ったりする時間は、ほとんどなかった。
孫の世話で朝から晩まで終始といった感じなのである。
明日も支部名人戦とシニア名人戦があるが車で子供たちを大阪に送って行くので参加できない。
もっともずっと実戦を指していないので今更準備なしででても結果はわかってるが。
今年は、年賀状で数名に詰将棋の年賀状を送ったが、詰将棋の年賀状は、今回は来なかった。
替わりに知人から谷口均さんからの年賀詰が難し過ぎて何とかしてというのが来た。(その方は、ソフトを持っていないので)
それでは、とみると何手詰めかもわからず見た瞬間にソフトを使おうと即断したが解答をみると見事なので
無理してでも自力で解くべきだった。その詰将棋が下図(谷口さんが今後出題されるという可能性もあるのでこっそり考えてください)
問題があるようでしたら削除します。
スマホ詰パラにいきます。
三輪さんの飛車エレベーターでましたね。(No.12310)
4手ほぼ考えずに延長しました。きっといっぱいいい応用があるはず。
今日のフェスにいきます。
印象に残ったのが2つ
まず これ
これは、ほぼ 渡辺大夢5段VS佐藤天彦名人のこの実戦からだろう。
いっそ実戦のちょっと前ならここくらいから始める手もあった?
次にフェス トリのあたまかなさん作
これは、初手一発だが。それを見つければすぐに解ける。7手詰
普通は、実戦なら65桂あたりで62王となるがこれが詰まない。
53銀なら71王だ。44角なら53歩で詰まない。
まあフェスむけといえばフェス向けなのだが。
次に本編で印象に残ったのが
これは、いい作品 打った銀を後で捨てて回収する味は、抜群。
コメントに駒減案があったので掲載。
それで 好作をみると改悪の悪い癖。逆算してみました。アレンジ11手(改悪)
*:上図に対して、通行人さんが21の銀を持ち駒にする案を送ってくれましたので、掲載します。
上図含めて42の歩が詰め上がりに関係していないのは、確かにマイナスですね。
---追記---
これに対して三輪さんから素晴らしい改案が
確かに12竜の強力な紛れを見せながら12銀を実現する。作品
参考になります。
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次に昨日 トリ i@hiroさんの作品。
この作者 どの作品も高水準だ。有名な作家さんであるのは間違いないが、誰かは私は知らない。
解説も十分なので今更いう事もないが、取り上げてみたい。
解説によると持ち駒にあと歩1枚あればたたいてすぐに詰むので歩を探しにいく詰将棋だが王方の応手が絶妙だ。
初手は、65の歩を狙いにいく63竜。
これに対して43歩とか33歩とかは、同竜で、歩が入るのですぐに詰む。頭の丸い駒しかないが桂馬は売り切れているので、
23馬の応手となる。23歩と受けるのは、王方の香車の利きを遮断するので早く詰む。
その後 歩をたたいて65竜と歩を取ってすぐに詰むと思ったら大間違い。
ここで45馬の移動捨て合いがさく裂する。スマホ詰パラなら自動応答だが、そうでなかったら気づくのに時間がかかるだろう。
その後の収束もピタリだ。お見事です。