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昨日も真夏日の最高気温だった。
10月に入っていながら、夏日、真夏日の天気は1週間くらい続きそうであるから、異常気象の最たるものかも知れない。
それにしても・・・暑い。
そのような中、昨日午前中も7人でグラウンド・ゴルフを5ラウンド回った。
ボールを真っすぐ転がすに集中しながら、楽しいひと時を過ごすことが出来た。
午後、NHKBSプレミアムの映画を見入った。
時代劇、中井貴一さん主演の「壬生義士伝」。
原作は浅田次郎さんであるが、かなり以前のこと、渡辺謙さん主演のドラマ化の物語を見ていた。
南部藩の下級武士・吉村貫一郎(中井貴一)が主人公である。
家族が極貧の生活苦にあえぐような日々を送ることに耐えかね、家族のため、義のため、京へ上る決意を固め脱藩を決行。
幕府への義を貫くため、新選組に入隊する。
このことは、家族を守るためのお金を稼ぐ手段にもなった。
守銭奴と云われ、蔑まれながらも一途に家族を養うため、毎日のように非情の剣を奮っていた。
新選組隊士・斎藤一(佐藤浩市)は、守銭奴のような武士の風上にも置けないふるまいに毛嫌いをしていた。
ところが、徐々に貫一郎の人となりを見、知るうちにある面畏敬の念を抱くようにもなる。
渡辺謙さん主演作を見て、感涙を覚えたことを想い出すが、中井貴一さん主演作でも同じように感涙を覚えざるを得なかった。
切なさと共に 武士としての誇り、その尊さを教えてくれる物語。
新選組で一番強かったとの呼び名も高い一人の隊士。
名もなき隊士。
東北訛りの南部弁、その素朴な語り口の一人の隊士。
その様子からは、剣の達人とはかけ離れているようにも思えるが、正に真の武士の生きざまを具現化する。
義を重んじ、家族を愛し、己に厳しく。
それ故に日本人の心に響くものがあるのであろう。
明治の世まで生き抜いた斎藤一の回顧録を通して、吉村貫一郎の人間性が描かれる。
とても、いい映画であった。
やはり・・・。
中井貴一さん演じるこの映画は、これまで観ていなかったから・・・Good。(夫)
(出典:映画com抜粋)
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