咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

恐れいりました・・・ゴールドシップ

2012-10-22 22:44:22 | スポーツ
 最内枠の1枠1番に入っていた単勝1.4倍の1番人気のゴールドシップ、鞍上の内田博幸騎手はどのように乗るのかと注目し見ていた。何とスーッと後方に下げて、後方2番手からじっくりとスタンド前を通過している・・・なるほど、凄い乗り方だね。

 一方、狙っていた骨折明けのコスモオオゾラは、既にパドックから久々もあってかちょっと力んでいた。ゲートが開くと好スタートを決めて馬なりで、上がって2、3番手から追走。1周目のスタンド前でも、ちょっと掛かりながら追走しているように見える。鞍上の岩田康誠騎手も前の馬の後ろに入れてなだめながら回っていた。

 大外8枠17番の伏兵タガノビッグワンが、6枠11番のビービ―ジャパンを交わして先手を主張かと思っていたが、外枠のためか思わず4、5番手からの追走となっている。長距離得意のスカイディグニティ、ユウキソルジャーは、中団より後方から折り合いながらじっくりと追走。

 逃げるビービ―ジャパンが後続を引き連れて、向正面から2回目の3コーナーの坂を上がって下りはじめている。後方待機のゴールドシップの芦毛の馬体が大外から徐々に動きはじめ、3、4コーナーの下りでは、早めの仕掛けで先団についているから・・・びっくり。あれで最後まで持つのかな、と思って見ていた。

 あのディープインパクトみたいな芸当で、早めに動き4コーナーから直線に向くと早くも先頭に並びかけている・・・凄い、すごい

 さて、当方が狙っていたコスモオオゾラは、2度目の坂の頂上あたりから手応えがなくなったのか、後方に下がりはじめている。さすがに骨折明けの久々で終始力んでいたようで、その上いきなりのGIの長距離戦・・・いかに鞍上がうまく捌いても、息が上がってしまったのか。

 これまで

 直線半ば、ゴールドシップが後続を引き離しにかかるが、馬群を割って追走してきたスカイディグニティが2番手に上がって懸命に前を追う。外からベールドインパクトも猛追するが伸びない。さらに後方にいたユウキソルジャーもやって来て、3番手争いに加わった。

 1000㍍も手前からロングスパートをかけたゴールドシップが、スカイディグニティを0秒3差の1馬身4分の3抑えて歓喜のゴールに飛び込んだ。勝ちタイムは、レコードに0秒2差届かないが、3分02秒9であった。2着、3着には長距離路線を使われてきたスカイディグニティ、ユウキソルジャーがそれぞれ入線した。

 強引な予想で的中も遠のいているGIレース・・・次回頑張るかな。(夫)

[追 記]~レース後のコメント~
1着 ゴールドシップ(内田博騎手)
 「このメンバーで、GIホースとして強いレースをしなければと思いました。馬もよく走っています。馬場入りの時、元気のいいところを見せていたので、これなら弾けてくれるのではと思っていました。前に行ければある程度のポジションでと思っていましたが、行き脚もつかなかったので腹を括って後ろから包まれないようにレースを運びました。ペースも落ち着いたので、早めに動いて、あまり外を回されすぎないようにしました。この馬は後ろから来られても簡単には抜かせませんからね。とにかく1番人気に応えることが出来て良かったです」

2着 スカイディグニティ(友道康夫調教師)
 「惜しいところまで来ましたね。でも十分です。初めてのGIでこれだけの力を見せてくれました。夏を越えて本当に力をつけています。最後は内と外との差があったかもしれませんが、距離は大丈夫ですね。春の天皇賞を目標に今後は頑張っていきたいです」

3着 ユウキソルジャー(秋山騎手)
 「4コーナーで、1、2着馬に離されてしまいました。そこでついて行ければとも思いますが、まだこれからの馬です。今日は変則ペースの中、上手に走っています。次、頑張っていきたいですね」

4着 ベールドインパクト(四位騎手)
 「スタンド前で引っ掛かりました。結果論ですが、ゴールドシップと同じ競馬をしても良かったかもしれません。内枠でポジションを取りに行こうとしたのですが、ゴチャついて他の馬に擦られて、スローで折り合いを欠いてしまいました。それでも最後は一瞬オッと思いましたし、もう少しうまく乗ってあげられれば…」

5着 ラニカイツヨシ(佐藤哲騎手)
 「出たなりの位置から1周目の下りはうまくハミが抜けたのですが、2周目の坂では少しリズムがうまく行かないところがありました。ただ、GIレースで準オープンの身で本当に頑張っています。この馬にとってもいい経験になったと思います」

7着 ダノンジェラート(三浦騎手)
 「キャリアを考えたら頑張っていました。でもこの馬にはいい経験になりました。1戦1戦、成長して変わっています」

8着 フェデラルホール(吉田隼騎手)
 「本当は、1、2着馬の後ろにいましたし、それについて行きたかったのですが…ついて行くことが出来ませんでした。ただ、今後力をつけて行けばもっとやれると思います」

9着 マウントシャスタ(川田騎手)
 「いいところにつけて、道中はリズムも良かったです。ただ、3コーナーで勝ち馬が早めに来たので動かざるを得ませんでした。その段階でも手応えはあったのですが、この結果を見ると3000mは長かったのかもしれません」

14着 タガノビッグバン(太宰騎手)
 「状態は良かったですし、折り合いもついたのですが、4コーナーでうまく捌くことが出来ませんでした」

17着 コスモオオゾラ(岩田騎手)
 「もう少しパワーが欲しいですね。トモにもっと力がついてきたら、さらに上を目指せると思います」


(二冠達成・・ゴールドシップ)

 参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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