咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

ピロリ菌感染症・・・・

2010-11-11 22:07:45 | ヘルス・ビューティ
 10日付の新聞紙上で「胃がんはピロリ菌感染症」と決めつけるようなタイトルの記事があった。

 従来であればピロリ菌は「胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの原因菌、また、胃がんの発生につながるとされている」程度の言い回しであった。

 胃潰瘍や十二指腸潰瘍などがあるとそのほとんどは、ピロリ菌の働きによるものであり、それを除菌する場合、治療目的で“保険適用”とされているのも肯ける・・・・潰瘍がない場合保険適用外。

 ピロリ菌は、胃がん発生に関与するらしい・・・・程度のことと認識していた。

 ところが、この記事によると「ピロリ菌 = 胃がん発生」となっており、興味深く読んでみた。


[新聞記事]
 胃がんに詳しい北海道大学大学院の浅香正博教授は「胃がんの大半はピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)による感染症で、(飲み薬による)除菌で抑制できることが近年、分かってきた」と説明する。

 1昨年には浅香教授らの研究で、ピロリ菌の除菌で胃がんの発生を抑えられることが判明。「ピロリ菌をめぐる一連の研究で、胃の病気に関する常識は根底から変わった」と浅香教授は強調する。
 
 ただ、ピロリ菌は早期胃がんには強く関係するが、進行がんへと悪化する過程に至ると、ほとんど関与しないことも分かってきた。
(出典:産経新聞 10日付 抜粋)

 つまり、ピロリ菌除菌やその後の定期的な検診などを行うことが予防策となるとのこと。



「胃腸科医院からのパンフレット」



「ピロリ菌の電子顕微鏡写真」


 また、団塊の世代は、ピロリ菌感染率が高いので胃がんを誘発することが懸念されており、ピロリ菌の検査と除菌などを勧めたいと助言・・・・・戦後の混乱期に育ったためなのだろうか

 
 以前、NHKの番組「ためしてガッテン」で、“ピロリ菌とその除菌”をテーマとして取り上げていた・・・・・当方も長年のピロリ菌感染者であったので、この番組を機に除菌を行った。

 その件については、ブログに掲載しているが、今回「胃がんはピロリ菌感染症」の見出しで新聞の“生活”欄に取り上げられており、改めて除菌を行ったことを喜んでいる。

 今でもピロリ菌を大事に育てている方があれば、早速病院に出向いて除菌をされるよう勧めたい。

 あの時、NHKの番組が背中を押してくれたことに感謝したい。(夫)



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