咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

なつかしの「大岡越前」・・・平成の時代にて

2013-04-03 22:47:11 | レビュー
 加藤剛さん主演の「大岡越前」、1970年~1999年にTBS系列の『ナショナル劇場』で 月曜20時から放送されていた。当方の子供時代、大岡裁きということが物語などで書かれており、偉い奉行さまと教えられたものである。

 「娘の母親を名乗る二人の女、果たしてどちらが本当の母親なのか。小さな娘の両の腕をそれぞれ母親と名乗る女に引っ張らせる。娘が痛がるが、一人の女はなおも引き続け、もう一人は痛がるので手を引っ張ることを止める」、この二人の行為から大岡奉行の名裁き・・・の話。子供の頃、よく本に描かれていた。

 その大岡越前には打ってつけの役どころの“加藤剛”さん演じるこのTBS時代劇、爽やかな名奉行ぶりを懸命に見ていたものである。また、名コンビの榊原伊織役の竹脇無我さん、八代将軍徳川吉宗役の山口崇さんなどの名演技もあって、お茶の間を楽しくしてくれていた。

 今回は、10数年ぶりに何とNHKBS放送にてリメイクされた。その平成の時代劇「大岡越前」が・・・先日、放送されていた。この話題については、制作前の話題としてネットなどで発表されており、放送されたら是非とも見てみたいと思っていた。

 すると、30日(土)20時から拡大版として、第1回目が放送されていた。NHKが民放であるTBS制作の番組をリメイクし放送とは・・・初の挑戦ではないだろうか。しかも、その番組のテーマソングは、あの時代のテーマソングそのものであるから・・・びっくり。

 「『大岡越前』といえば、故・山下毅雄さんが作曲したテーマ曲で知られるが、NHK版でもそれを継承。由紀さおりのスキャット、口笛、ストリングスなどさまざまなバージョンで奏でられ、物語を彩っていく」とのこと。

 やるね  NHKBS、凄いね

 そして、正義感が強く、爽やかなイメージの名奉行・大岡越前には、若き時代劇スターが身についている「東山紀之」さんがハマっていたからいいね。江戸の南町奉行となるまでの経緯(いきさつ)が描かれていた第1回、いかに頭脳明晰で機知に富んだ奉行であったのか・・・そこらあたりが分かりやすく描かれていた。

 そして、その役柄が加藤剛さんに負けないくらい良かった東山紀之さん、さらに主役を引き立たせる役どころも楽しみとなってくる。池波小説のリアルな時代劇とは一線を画しているが、昔のなつかしさが思わず込み上がってくるから・・・これは、これでいい。

 今回の榊原伊織役には、勝村政信さんであるが、何とこれが竹脇無我さんを彷彿させるような雰囲気が醸し出されているから・・・不思議な感覚。案外、このような面からも同番組のリメイク版は成功するのではないだろうか。

 NHKBSが総力を結集し、TBS版を蘇らせており・・・その上、京都太秦東映が全面バックアップなのですかね。ここらあたりが、格別にいいね。

 これまでにない画期的な手法であり、時代劇が制作される数が激減する中で、唯一NHKが頑張っており、時代劇ファンの一人として嬉しい限りである。

 頑張れ、「大岡越前」・・・そして、東山紀之さん。(夫)


(出典:NHK公式サイト 抜粋)

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