咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

映画「サスペクト~薄氷の狂気~」(2018)

2020-05-26 21:25:00 | レビュー

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 カナダ製作のこの映画、俳優人には馴染みの少ない面々。
 それでも分かる俳優さんもいる。
 
 冒頭から恐怖が押し出されてくる。
 冬の冷たい空気の流れる暗闇。
 1人の女性が逃げて来る。
 何者かに追われているようだ。
 眼下に高速道路、追いつめられた女性がその橋上から仰向けに落下。
 材木を積み込んだトラックの荷台に落下し死亡。
 翌日、警察が捜査を開始する。
 
 捜査官のマーシャル(ヘンリー・カビル)らは、ある手がかりから監禁されていたアジトを発見し、ほかの女性を救出した。
 さらにサイモン(ブレンダン・フレッチャー)という容疑者らしい男を確保。
 女性プロファイラーのレイチェル(アレクサンドラ・ダダリオ)が、尋問を開始するも子供のような仕草をするなど知的障害を持つ男であった。
 捜査が進展しないまま、新たな事件が起きる。

 冬の厳しい街が舞台。
 寒空のなか、新たな事件発生。
 容疑者に逃げられる失態、そしてプロファイリングから容疑者の立ち寄り先で再び確保する。
 ところが、その容疑者の様子が奇妙なことを行うなど、映画を見ている視聴者を混乱に陥れる。
 とても上手くできている。

 さらにサイモンが再び脱走し、レイチェルと少女が捕まってしまい、氷結した湖上に拉致される。
 捜査官のマーシャルが場所を特定し、救出に向かい犯人たちと格闘・・・。
 
 犯人たちと書き込んだのは、思いもよらず知的障害を持つ男・サイモンともう一人の男の存在が、映画のクライマックスに登場。
 映画を観ている者に衝撃を与えてくれる。
 そして、結末がサブタイトルの意味合いを理解させてくれる。
 
 犯人役のブレンダン・フレッチャー、不気味さを前面に映画の中に引き込まれるような名演技。
 憎らしい敵役がいるから、捜査官役のヘンリー・カビルとプロファイラー役のアレクサンドラ・ダダリオが引き立ってくる。
 思いのほか、面白い映画であった。(夫)
 
[追 記]~解説~
 「マン・オブ・スティール」のヘンリー・カビル、「カリフォルニア・ダウン」のアレクサンドラ・ダダリオ、「ガンジー」のベン・キングズレー共演によるサイコサスペンス。若い女性の遺体が発見され、容疑者の男サイモンが警察に連行される。プロファイラーのレイチェルが尋問を開始するが、知的障害を持つと思われるサイモンは子どもっぽい振る舞いばかりを見せ、捜査は一向に進まない。
 そんな中、さらなる事件が起こる。
(出典:映画com 抜粋)


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