2011年最後の日曜日の15時25分、中山競馬場ではお待ちかねの第56回有馬記念が開催される。特別登録を行った馬の中からファン投票の得票数上位10頭が優先的に出走できるグランプリ・有馬記念。
その内、6位のアパパネ、10位のウインバリアシオンの2頭が回避し、残り8頭が出走予定であるから、必然的に盛り上がることこの上ない。
前走の中山・ステイヤーズSで復活走となったマイネルキッツが、最終追い切りで鼻出血が確認され有馬記念を回避するとのニュースも流れていた。
最後の大一番であるがゆえに、自分が最も好きな馬を中心視する方が悔いも残らないだろう・・・と、競馬ファンの気持ちは同じらしい。
「自分が最も好きな馬」となると、このメンバーでは1番手に三冠馬のオルフェーヴルを上げたくなる。当日の人気の方は、これが引退レースとなるブエナビスタとの1、2番人気を分けそうであるが、それもやむを得ない。
ところで、オルフェーヴルについては、次のような情報も流れている。
「栗東坂路4ハロン51秒7-12秒3で僚馬エアラフォン(古馬オープン)に先着。手綱をとった池添謙一騎手は『息遣いも乗り味も言うことなし。菊花賞からさらに良くなっている印象を受けました』と笑みを浮かべた」とのこと。
こうなると、枠順が余ほど不利なところに入らない限り狙ってみたい・・・過去のデータから、三冠馬となった各馬のその年の有馬記念では、シンボリルドルフ1着、ナリタブライアン1着、ディープインパクト2着。
このデータを見せつけられると陣営としても、勝ち負けに持っていかざるを得ないであろう
女傑・女王ブエナビスタ、引退レースとなるここは、無様なレースはできないだろうが、今後のこともあり強引なレースで故障を発生することがあってはならないであろう。
であるから、鞍上も考えての騎乗と思われ、枠順にもよるが引退レースにふさわしいこれこそブエナと呼ばれるレースで・・・3着以内には持ってくるであろう。
「3冠馬をはじめ相手も1頭1頭全馬がすごいメンバー。ファンの皆さんに感動してもらえるようなレースをしたい。現役最強を証明して有終の美を飾りたい」と、コメントの岩田康誠騎手。
有馬記念となると世相を反映とのこともあるが、それ以上に復活走も目立っており、特に中山巧者と思っている昨年の覇者「ヴィクトワールピサ」、この中山コースでは東京コース0-0-2-1に比べて、中山では4-0-0-0と100%の連帯率がすべて1着となっている・・・これは、見逃せない。
中山巧者であったマツリダゴッホ(引退馬)、東京コース0-0-0-4に比べて中山コース8-1-1-3、他場では未勝利であるが有馬記念を優勝。やはり、中山巧者は落とせない。
今回出走のヴィクトワールピサ、ドバイWCの覇者で長欠明けの前走を叩き、休養明け2戦目となるここは、出来も右肩上がりとか・・・。
「調子が出るまでに時間がかかるし、G1なので意識的に攻めた。集中して走っていたし、とてもいい調整ができた。前走の状態が80%なら、今は95%」と胸を張った。「闘争心が出てきた。集中力が高まって、走りたい気分になってきた。ずっと競馬を使っていた去年とは比べにくいが、1回使ったことで状態はずいぶん良くなっている」と、コメントの角居勝彦師。
池江泰寿厩舎では、有力馬の3頭出しとなっているが、イチオシは前述のオルフェーヴル、それに続く天皇賞(秋)を制したトーセンジョーダン、昨年の3着馬のトゥザグローリー・・・同厩舎のワン・ツー・スリーも警戒すべきか。
そのトーセンジョーダンは、今夏の札幌記念勝ち以来一気に力をつけてきており、この中山コースもヴィクトワールピサに次ぐ戦績・・・3-0-0-1。これなら、前走JCのレースぶりからも十分なる首位候補であろう。鞍上のC.ウィリアムズ騎手の2週連続G1優勝も夢ではない。
前走は大外枠が堪えたとのアーネストリー、同馬の巻き返しも十分ありかと思われる・・・春秋連覇もありか。
佐々木昌三師のコメントによると、「この馬は真っすぐ走るか、内にモタれるかが状態のバロメーター。今日は一直線に走った」とのこと・・・満面の笑みだったらしい。
超良血のルーラーシップは、宝塚記念以来6ヶ月ぶりの出走となるが、出来に関しては上昇ムードとか。潜在能力はG1級であり、いつその実力が発揮されるものか、それでも陣営の期待度は高まっているらしい。
「久々でこの相手ですから、かわいそうな気はしますが、中山なら久々が逆にいい方に出るかも。行きたがりながら好位置で運べるかもしれません」と、コメントの角居勝彦師・・・侮れない1頭、伏兵馬。
今から当日のレースには、ワクワクしながら楽しみにしている。(夫)
参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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その内、6位のアパパネ、10位のウインバリアシオンの2頭が回避し、残り8頭が出走予定であるから、必然的に盛り上がることこの上ない。
前走の中山・ステイヤーズSで復活走となったマイネルキッツが、最終追い切りで鼻出血が確認され有馬記念を回避するとのニュースも流れていた。
最後の大一番であるがゆえに、自分が最も好きな馬を中心視する方が悔いも残らないだろう・・・と、競馬ファンの気持ちは同じらしい。
「自分が最も好きな馬」となると、このメンバーでは1番手に三冠馬のオルフェーヴルを上げたくなる。当日の人気の方は、これが引退レースとなるブエナビスタとの1、2番人気を分けそうであるが、それもやむを得ない。
ところで、オルフェーヴルについては、次のような情報も流れている。
「栗東坂路4ハロン51秒7-12秒3で僚馬エアラフォン(古馬オープン)に先着。手綱をとった池添謙一騎手は『息遣いも乗り味も言うことなし。菊花賞からさらに良くなっている印象を受けました』と笑みを浮かべた」とのこと。
こうなると、枠順が余ほど不利なところに入らない限り狙ってみたい・・・過去のデータから、三冠馬となった各馬のその年の有馬記念では、シンボリルドルフ1着、ナリタブライアン1着、ディープインパクト2着。
このデータを見せつけられると陣営としても、勝ち負けに持っていかざるを得ないであろう
女傑・女王ブエナビスタ、引退レースとなるここは、無様なレースはできないだろうが、今後のこともあり強引なレースで故障を発生することがあってはならないであろう。
であるから、鞍上も考えての騎乗と思われ、枠順にもよるが引退レースにふさわしいこれこそブエナと呼ばれるレースで・・・3着以内には持ってくるであろう。
「3冠馬をはじめ相手も1頭1頭全馬がすごいメンバー。ファンの皆さんに感動してもらえるようなレースをしたい。現役最強を証明して有終の美を飾りたい」と、コメントの岩田康誠騎手。
有馬記念となると世相を反映とのこともあるが、それ以上に復活走も目立っており、特に中山巧者と思っている昨年の覇者「ヴィクトワールピサ」、この中山コースでは東京コース0-0-2-1に比べて、中山では4-0-0-0と100%の連帯率がすべて1着となっている・・・これは、見逃せない。
中山巧者であったマツリダゴッホ(引退馬)、東京コース0-0-0-4に比べて中山コース8-1-1-3、他場では未勝利であるが有馬記念を優勝。やはり、中山巧者は落とせない。
今回出走のヴィクトワールピサ、ドバイWCの覇者で長欠明けの前走を叩き、休養明け2戦目となるここは、出来も右肩上がりとか・・・。
「調子が出るまでに時間がかかるし、G1なので意識的に攻めた。集中して走っていたし、とてもいい調整ができた。前走の状態が80%なら、今は95%」と胸を張った。「闘争心が出てきた。集中力が高まって、走りたい気分になってきた。ずっと競馬を使っていた去年とは比べにくいが、1回使ったことで状態はずいぶん良くなっている」と、コメントの角居勝彦師。
池江泰寿厩舎では、有力馬の3頭出しとなっているが、イチオシは前述のオルフェーヴル、それに続く天皇賞(秋)を制したトーセンジョーダン、昨年の3着馬のトゥザグローリー・・・同厩舎のワン・ツー・スリーも警戒すべきか。
そのトーセンジョーダンは、今夏の札幌記念勝ち以来一気に力をつけてきており、この中山コースもヴィクトワールピサに次ぐ戦績・・・3-0-0-1。これなら、前走JCのレースぶりからも十分なる首位候補であろう。鞍上のC.ウィリアムズ騎手の2週連続G1優勝も夢ではない。
前走は大外枠が堪えたとのアーネストリー、同馬の巻き返しも十分ありかと思われる・・・春秋連覇もありか。
佐々木昌三師のコメントによると、「この馬は真っすぐ走るか、内にモタれるかが状態のバロメーター。今日は一直線に走った」とのこと・・・満面の笑みだったらしい。
超良血のルーラーシップは、宝塚記念以来6ヶ月ぶりの出走となるが、出来に関しては上昇ムードとか。潜在能力はG1級であり、いつその実力が発揮されるものか、それでも陣営の期待度は高まっているらしい。
「久々でこの相手ですから、かわいそうな気はしますが、中山なら久々が逆にいい方に出るかも。行きたがりながら好位置で運べるかもしれません」と、コメントの角居勝彦師・・・侮れない1頭、伏兵馬。
今から当日のレースには、ワクワクしながら楽しみにしている。(夫)
参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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