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昭和42年から46年の4年間、仲良くしていた面々がいる。
学生運動の嵐が吹き荒れていた時代。
当方らが通った島根大学もご多分に漏れず、学生運動も活発だった。
東大安田講堂闘争の余波か、地方の大学では中央の波紋が遅ればせながらやって来て、半年以上に及ぶ大学封鎖も・・・。
その間に麻雀をよくするようになっていた。
それらの名残から、大学卒業後に「島雀会」なる名称を付けて、男6、7人で毎年西日本のどこかに集合していた。
それぞれが結婚し、夫婦連れでも集うようになっていた。
コロナ禍前まで集まっていたが、この4年間でそれぞれ連れ合いの体調不良もあって、4年ぶりの今回は21日~22日に男4人が集合し旧交を温めたようである。
久しぶりに当地にて・・・。
当方は残念ながら、妻の介護もあって不参加だった。
そのため、都合のつく3人連れが昼前に我が家に立ち寄り、しばし昔の話や近況について談笑。
大学卒業から53年、誰しも歳を取ってしまった。
若かったころの思い出が走馬灯の如く巡って来る。
昼前に3人が帰って行ったが、帰り際またいつ会えるか分からないけど、お互い元気でいようと・・・。
学生時代の仲間はいいものである。
さて、競馬の話。
クラシック第3弾の菊花賞が終わった。
これまでになく見ごたえのあるレース展開、最後の一冠を目指した鞍上の駆け引き。
大外から最高のスタートを決め、先手を主張の17番ドゥレッツァには驚いた。
2周目の3コーナー手前で鞍上が控えて、6番リビアングラスなどを行かせていた。
2周目の3、4コーナー中間どころ、イチオシの11番サトノグランツの鞍上・川田将雅騎手の手がもの凄く動いている。
同馬が前へ、前へ進まないらしい。
坂の下りから4コーナー直線。
川田将雅騎手が叱咤激励するも中団後方から全く伸びない、サトノグランツが走ることを嫌がっているようである。
終わってしまった。
最後の直線を向くとインで粘り込みをはかるリビアングラス、外から再び動いたドゥレッツァが難なく先頭へ躍り出し、後続を3馬身2分1突き放し1着でゴールイン。
未勝利から初の重賞制覇のクラシックへ5連勝で戴冠。
C.ルメール騎手の手腕とそれに応えた同馬、恐れ入った・・・。
2着には大外から伸びたダービー馬・7番タスティエーラ、3着にはインで踏ん張るリビアングラスを交わした皐月賞馬・14番ソールオリエンスが入線。
リビアングラスが4着で入線、やはり長距離に向いていたようであるが、惜しい競馬であった。
ちなみにイチオシのサトノグランツは、1秒2も突き放された10着入線にガッカリ。
不利な大外から、C.ルメール騎手のマジック騎乗に・・・感嘆の菊花賞だった。(夫)
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