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19年も前の時代劇。
観る機会が何度かあったであろうが、なぜか観ていない映画「助太刀屋助六」(2001)。
昨日、NHKBSプレミアムで放送されており・・・見入った。
主人公は堅気の男ではないが、憎めない男・助六(真田広之)である。
江戸に向かう途中のこと、ひょんなことから助太刀を手助けして過分なお礼を貰った。
これにより、助太刀を探してこれを生業にする物語がはじまった。
短い仇討ちシーン、それぞれの仇討ちに名優たちがチラリと出演している。
思わず見逃しそうな・・・。
実に興味深いカット。
笑ってしまうコミカルなカットもある。
諸国を渡り歩き、仇討ちを求め助太刀をして大金を手にして、7年ぶりに故郷・上州へ歩を進めた。
今は亡き母の墓へ、すると小菊が1輪。
その小菊が映画を観る者にあることを伝えるキーになっている。
故郷の宿場町、何故か妙な雰囲気になっている。
そこへ、幼馴染の太郎(村田雄浩)がやって来る。
お上の手先になっており、妙な雰囲気にある宿場町の原因を知らせてくれる。
元関八州の役人・片倉梅太郎(仲代達矢)が、二人の若い役人(鶴見慎吾、風間トオル)から仇討ちの相手として、この場で仇討ちが行われるらしい。
見届け人は、上司の榊原織部(岸井一徳)とその配下だった。
助六は助太刀屋として、二人の若い役人に近づくも既に恐ろしい短槍の使い手など二人の助太刀が居た。
仕方なく、昔なじみの棺桶屋に足を向けると、何とそこには片倉梅太郎が束の間の休息をしていた。
そして、仇討ちがはじまった。
片倉梅太郎は、どうやら敢えて討たれた向きがあった。
その後、助六に思いもよらない展開が待っていた。
クライマックスへと進む。
武士でもない助六が、どのような殺陣を披露するものか。
凄腕の助太刀・堀田某(本田博太郎)、西部劇のウィンチェスター風のライフル片手の榊原織部らをどのように相手にするのか。
終盤には思いもよらない展開が待っていた。
幼馴染の太郎の妹・お仙(鈴木京香)との恋の行方は・・・。
テンポの速さ、コミカルなシーンなども入れ込んだちょっと変わった時代劇であった。
でも、面白く観ることもできた。(夫)
[追 記]~解説~
故郷を捨てて江戸を目指していた助六は、旅の途中に巻き込まれた仇討ち騒動で助太刀をする羽目になる。だが、お礼として多くの報酬を受けたことから助太刀家業を思いつく助六。諸国をめぐり、他人の仇討ちに首を突っ込んではお礼をいただくという生活が始まった。やがて7年の月日が流れ、多少の蓄えを手に故郷に戻る助六だったが、そこでまさに仇討ちが行われようとしていた。
だが助六の期待も空しく、仇討ちの助太刀がすでに二人もいること知る。出番を失った助六が昔馴染みの棺桶屋に行くと、そこに当の仇討ち相手がいたのだが・・・。
(出典:YAhoo!映画 抜粋)
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