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東京競馬場で行われた「第38回ジャパンカップ」が、驚異的なレコード決着でC.ルメール騎手騎乗のアーモンドアイが制した。
世界レコードとも云われている走破タイムだった。
それほどのインパクトを与えたG1レースだったためなのか、昨日の産経新聞のコラム「産経抄」は言いえて妙の記事だった。
今国会で論戦中の「出入国管理法改正案」とも関連付けした、いや、いやスポーツ界で外国人の活躍が顕著であることに掛けた絶妙の内容だった。
至極簡潔に記載された記事の中に、とても重要な案件がちりばめられている。
競馬の話から展開しており、思わず引き込まれるものだった。
な~るほど、と唸らされる。
昨日の国会中継でも、「出入国管理法改正案」が取り上げられている。
であるが、相も変わらず野党陣営が揚げ足取りの質問ばかり・・・。
もっと、まともな質問、疑問点を明らかにする質問、さらに建設的な意見を具申すべきかと思われる。
それはとも角、産経抄はとてもまねのできない文体であり、さすがプロ中のプロの執筆と思い知らされた。
後段のオチも実に面白い。(夫)
[追 記]~産経抄11/26付~
「馬券が必ず当たる」競馬の法則などあるはずはないが、「馬を知らなくてもよく当たる」買い方はある。お世話になっている読者のみなさんにだけそっとお知らせすると、賞金の高いレースは、外国人騎手が乗る馬を軸にして買えば、かなり当たる。
▼昨日行われた1着賞金3億円のジャパンカップは、フランス出身のルメールが凱歌をあげた。最近は、G1と呼ばれる天皇賞など主要レースのほとんどを欧州やブラジルからやってきた騎手がかっさらっている。
▼今や武豊をはじめ日本人騎手は、脇役にまわってしまった。それはなぜか。技量の優劣もあるが、馬券歴35年(まったく自慢にならぬが)の抄子には、勝負への貪欲さの違いに見える。どこかの自動車会社の偉い人のように、一銭でも多く稼ごうという欲の質量が圧倒的に違う。
▼プロ野球は昔から外国人「助っ人」の善しあしが優勝を左右してきた。「国技」であるはずの大相撲も外国人力士抜きでは成り立たなくなった。平成最後の九州場所は、モンゴル出身の2横綱が休場したため、日本人力士に賜杯がまわってきたが、初場所はどうなることやら。
▼国会では外国人労働者拡大に向けた出入国管理法改正案の審議が今週、ヤマ場を迎える。外国人騎手の活躍で日本人騎手の影が薄くなったように、法改正で大勢の外国人が流入すれば日本人の雇用や賃金に影響が出るのは必至だが、論戦は消化不良のままだ。
▼政府は介護や建設現場などでの深刻な人出不足を一刻も早く解消したいのだろうが、せいては事をし損じる。まずは受け入れ人数の上限を決め、日本語教育など受け入れ態勢をしっかり整備するのが先だ。
ちなみに最も儲かる馬券術は、やらないことです。念のため。
(出典:産経新聞11/26付 産経抄 抜粋)
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