二年前、中国人の男子がうちの会社に入ってきた。システム開発系。
日本に来て8年。
うちに来る前は、東芝の府中で仕事してたって。
二週間くらい前に「やっと日本国籍が取れたんです。」と言って嬉しそうにしてる最中、国のおじいちゃんが脳内出血で倒れて急遽帰国しなくちゃいけなくなった…と、今日突然のサヨナラ。
日本と中国のこと。
戦争のこと。
文化大革命の時のこと。
最後の最後にかなり立ち入った話をいっぱいした。
彼は言う。
「僕たち、親の世代もですけど、日本人はみな親切で優しいという印象なんです。「日本はいい国だ」って思ってるんです。」
オバチャマは言う。
「わたしのおじいちゃんはシナに戦争に行った人だけど、シナに対して友好のココロをホントに持ってた人でしたよ?
戦争の内容のことは一切語ってくれなかったけど。「語っても仕方のないこと、それより日中友好(人間愛)を考えたほうが平和だろう?」という考え方だったようでね。」
彼も言う。
「そうでしょう?
その事実を知ったところでなにも平和に繋がることはないんですよ。
また血を流し続けるだけです。
いやでしょう?そんなこと、誰だって。」
オバチャマ
「ホントに。国同士さ、平和にやりたいんだものね、わたし達の代なんてもうホントに過去にこだわってないもんねぇ。
「そういうことがあった」って、それだけのことだもんね?」
彼
「ホント、ホント。
最近、中国人のマナーが悪いって日本で言われてるけど、あれ、恥ずかしくって。」
オバチャマ
「まぁハッキリ言わせていただくと、地元ヨコハマあたり、かなりマナー悪い中国人は見かけるのよ、人が行き交う通路のど真ん中に座って飲み食いしてるとかさぁ。ゴメンね、ハッキリとね。
でも昔の仲間に帰化した中国人の男の子がいるんだけど、あの当時に中国人に行儀の悪さとか感じなかったけどね~ぇ。」
彼
「そうでしょう?
何か今がヘンなんですよ。」
オバチャマ
「東アジア共同体構想は知ってる?」
彼
「(間髪入れず)知ってます、ダメです、ムリです、あれは。(首振って)」
オバチャマ
「でしょう?」
彼
「ムリムリムリ。まず中国がダメです、うまく動く訳がない。まだまだそういう国です。」
オバチャマ
「だよね~。共通通貨なんてやりだしたらどーする?」
彼
「いやーあれ、ムリですってば。一刻も早く考え止めたほうがいいですって。とにかく中国がムリです。」
オバチャマ
「でもさ~、それを日本が主導権握って推進してるみたいなとこ、あるじゃない?
おまけに民主党なんだよねぇ、その考え方を進めてるのがさぁ。日本が民主独占傾向だからさぁ。」
彼
「時間かかりそうですねぇ、元に戻るのか、どうなのか。」
オバチャマ
「でもあと三年くらいで何か変わってくるんじゃない?」
彼
(うんうん…)
オバチャマ
ま、とにかくさ、私たち市民レベルはこうやって「変だ!」「おかしい!「平和に友好的に!」と思ってるという事実、これはなにものにも変えられないから。
彼
そうですよ。
日本に来て8年。
うちに来る前は、東芝の府中で仕事してたって。
二週間くらい前に「やっと日本国籍が取れたんです。」と言って嬉しそうにしてる最中、国のおじいちゃんが脳内出血で倒れて急遽帰国しなくちゃいけなくなった…と、今日突然のサヨナラ。
日本と中国のこと。
戦争のこと。
文化大革命の時のこと。
最後の最後にかなり立ち入った話をいっぱいした。
彼は言う。
「僕たち、親の世代もですけど、日本人はみな親切で優しいという印象なんです。「日本はいい国だ」って思ってるんです。」
オバチャマは言う。
「わたしのおじいちゃんはシナに戦争に行った人だけど、シナに対して友好のココロをホントに持ってた人でしたよ?
戦争の内容のことは一切語ってくれなかったけど。「語っても仕方のないこと、それより日中友好(人間愛)を考えたほうが平和だろう?」という考え方だったようでね。」
彼も言う。
「そうでしょう?
その事実を知ったところでなにも平和に繋がることはないんですよ。
また血を流し続けるだけです。
いやでしょう?そんなこと、誰だって。」
オバチャマ
「ホントに。国同士さ、平和にやりたいんだものね、わたし達の代なんてもうホントに過去にこだわってないもんねぇ。
「そういうことがあった」って、それだけのことだもんね?」
彼
「ホント、ホント。
最近、中国人のマナーが悪いって日本で言われてるけど、あれ、恥ずかしくって。」
オバチャマ
「まぁハッキリ言わせていただくと、地元ヨコハマあたり、かなりマナー悪い中国人は見かけるのよ、人が行き交う通路のど真ん中に座って飲み食いしてるとかさぁ。ゴメンね、ハッキリとね。
でも昔の仲間に帰化した中国人の男の子がいるんだけど、あの当時に中国人に行儀の悪さとか感じなかったけどね~ぇ。」
彼
「そうでしょう?
何か今がヘンなんですよ。」
オバチャマ
「東アジア共同体構想は知ってる?」
彼
「(間髪入れず)知ってます、ダメです、ムリです、あれは。(首振って)」
オバチャマ
「でしょう?」
彼
「ムリムリムリ。まず中国がダメです、うまく動く訳がない。まだまだそういう国です。」
オバチャマ
「だよね~。共通通貨なんてやりだしたらどーする?」
彼
「いやーあれ、ムリですってば。一刻も早く考え止めたほうがいいですって。とにかく中国がムリです。」
オバチャマ
「でもさ~、それを日本が主導権握って推進してるみたいなとこ、あるじゃない?
おまけに民主党なんだよねぇ、その考え方を進めてるのがさぁ。日本が民主独占傾向だからさぁ。」
彼
「時間かかりそうですねぇ、元に戻るのか、どうなのか。」
オバチャマ
「でもあと三年くらいで何か変わってくるんじゃない?」
彼
(うんうん…)
オバチャマ
ま、とにかくさ、私たち市民レベルはこうやって「変だ!」「おかしい!「平和に友好的に!」と思ってるという事実、これはなにものにも変えられないから。
彼
そうですよ。