今日は初めて社会に出て就職した会社でお世話になった当時社長、現会長がつい最近亡くなったことを知った。
当時の仕事仲間は20年たった今もOB会といえば集結する。
みなバラバラの職に転職し、それぞれの生活を送っているが、学生時代の仲間が集まるかのごとく当時のノリが再現されて、なんとも楽しい時間だ。
そんな場で当時の社長が今年秋に亡くなったことを知った。
みな口々に「あの社長は情が厚くていい人だったよなぁ。」と言う。
地方から上京して就職してきた若い社員には、いつも気遣いの言葉があったそうだ。
「俺も田舎者だけど、こうやって都会で頑張ってるぞ。一緒に頑張ろうな。」なんていう気さくなちょっとした一言がとっても嬉しかった等、みんなでしばし懐かしんだ。
(ね)が勤務した会社はとある地元で100年続く中小企業だが、この社長が本田宗一郎とゴルフをした時の写真を見たことがある。
笑顔のお二人の表情からして「あ、なんかオーラが、顔が似てるなぁ…」と思ったことを思い出した。
(ね)は専門学校を卒業して20歳で就職したのだが、この会社には「成人になった人には象牙の箸を贈る」という伝統があって、いきなり社長室に呼ばれてなんだろう?と思ったら、そんなお心遣いをしていただき、お祝いの言葉を頂き、嬉しくなったことを思い出した。
ご冥福を祈りつつ、しばし当時に戻って感傷的になった今晩。
20年たったみんなが、
「あの時代のあの仕事現場がやっぱり一番楽しくて、想い出がい~っぱい詰まってるんだよな、他の会社じゃああはならないの、今の会社もあのノリはないし。なんだろうね~。」
と言うんだけど、時代がそうだったということなのかなぁ、メンツのノリが良すぎなのかなぁ。
改めて整理してみよ~っと。
あ、(ね)はやっぱりオーラがあるってさ。
あらためてそう思ったって当時の人から言われちゃった。そうなんかなぁ…。自分じゃわからないや。
芸能人とくらべりゃお話になりません(笑)、そういうことじゃないのでお間違えなく。