半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『人魚の眠る家』を観ました。

2018-11-26 19:25:02 | えいがかんしょうの部屋
 離婚寸前の夫婦のもとに、ある日突然、届いた知らせ。「娘がプールで溺れた・・・」。愛する我が子は意識不明のまま、回復の見込みはないという。奇跡を信じる夫婦は、ある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく・・・。
公式サイトより)
 東野圭吾さんのベストセラー小説の実写化作品です
ここ半年くらい 劇場で予告編をずっと見ていたので、気になっていたのは確かです
水難事故により、いわゆる「脳死状態」となってしまった我が子。。。
医師から、物凄く冷静に、しっかりと、今後の方針の「選択」を迫られ、一度は臓器提供を決断したものの、心の中では、「心臓が動いている」=「生きている」という希望を全く捨てていなかった母親・薫子・・・
そりゃあそうですよね。目の前には綺麗な顔をして眠っているだけ「のよう」な愛する子がいるんですもん。
献身的な自宅看護を続けて「奇跡」を信じる毎日・・・これは辛いです
一方で、医療科学(・・・というのかな?)の進歩により知ることになる、「ある技術」・・・そして「可能性」・・・
・・・迷いなくこれに「すがって」しまう夫婦・・・
未知の技術、発生するリスク・・・さまざまな説明を受けた上での判断なんでしょうが、目の前の子供の「反応」のみしか見えなくなっている・・・自分も多分そーなっちゃいますね。
ただ、そこに「子供の心」が伴っていないことに、少しずつ気付いてしまっている・・・これを認めるのもしんどいです・・・
ずーーーっと、親の気持ちとして重ねて見ていましたが、娘を一緒に見守っていた娘の友達、そして弟の存在に気付くと、劇中の夫婦同様に泣いてましたね・・・
色々と思うところもあり、考えるところもあり、「重たい」作品でしたが、作品として、怖くなったり、悲観的にならない終わり方でホッとしました
ちゅうことで、綾香さんの主題歌も心に染みます・・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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