半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『一度も撃ってません』を観ました。

2021-08-23 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 市川進(石橋蓮司)、御年74歳。
タバコ、トレンチコートにブラックハット…大都会のバー「Y」で旧友のヤメ検エリート・石田(岸部一徳)や元ミュージカル界の歌姫・ひかる(桃井かおり)と共に夜な夜な酒を交わし、情報交換をする。
そう、彼は巷で噂の“伝説のヒットマン”だ。
今日も“殺し”の依頼がやってきた――。
がしかし本当の姿は…ただの売れない小説家。
妻・弥生の年金暮らし、担当編集者の児玉からも愛想をつかされている。
物語のリアリティにこだわり過ぎた市川は“理想のハードボイルド小説”を極めるために、密かに“殺し”の依頼を受けては、本物のヒットマン・今西(妻夫木聡)に仕事を頼み、その暗殺の状況を取材しているのだった。
そんな市川に、ついにツケが回ってきた。
妻には浮気を疑われ、敵のヒットマンには命を狙われることに!
ただのネタ集めのつもりが、人生最大のピンチ。
“一度も撃ったことがない”伝説のヒットマンの長い夜が、始まる。
(公式サイトより)
 上記冒頭の役者さんに加えて、佐藤浩市さん、豊川悦司さん、江口洋介さん、柄本明さん・・・キャストがやたら豪華なんで、食いついてみました
日中の市川は、至って普通の「おじさん」ですね。妻の尻に敷かれてそうだし、朝、掃除、ゴミ出ししているし・・・って、俺と同じじゃん
でも、夜は黒いコートに黒い帽子、黒いサングラス(暗いんじゃ・・・)で、怪しいバーで旧友と酒を飲んでる・・・ここは俺と違いますな
格好は「伝説の殺し屋」ですが・・・いや、この物語は、「格好だけ」の殺し屋さんなんですね。
一応、小説を書くため・・・というのが理由みたいだけど、その小説が一体、どんな状況なのかは、イマイチ分かりませんでした
ま、そんな事はいいか・・・この作品は、この「ペテン殺し屋」さんの顛末がメインですからね。
本当の殺し屋さんとの「ツテ」があるのも凄いし、しっかりそれをPCで管理しちゃってる。ある意味、分業化がしっかりしているとも言えます
ただ、もともと「強さ」は無いので、本当の殺し屋には命令は出来ず、しかも、「隙だらけ」なので、妻からも簡単に疑わられる・・・ペテンらしい
悪の組織から逆に狙われ、ついにTHE ENDか
・・・と思いきや、あらら、敵のヒットマンさんまでこんな感じとは。
こんなオチ、嫌いじゃないです
ちゅうことで、新崎(人生)さんは、いい役者になりそうですねぇ・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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