ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

マンマ・ミーア!

2009-02-11 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
あっぱれ メリル・ストリープ
『マンマ・ミーア!』 きのう観てきた。
すごく 面白かった! 
ただ楽しいだけじゃなくて、じんわりくるところもあり って感じで。

壊れちゃってます!? メリル・ストリープ。 
踊るは、歌うは、、  体力的に随分ハードだったのではと 想像するけど、
「メリルさん! かなり楽しんでお仕事してたでしょっ! 」 と、彼女に会ったらわたしは言いたいね。 

一緒に行った娘なんぞ、「今までに観た映画の中で、面白さ第1位か2位だな。」 って。
全体に流れる ABBA の曲。
とっても良かった。  全然古さ感じない。    お金入ったらCD買うと言ってるむすめ。

メリル・ストリープ 最高  
来日インタビューでは、こんなコメントをしてたって。

  『マンマ・ミーア!』 の最も素晴らしい部分は、悲しくて、辛くて、
  経済は先が見えない今の世界の中にあって、作品の音楽や人物、物語が、
  「シンプルなところにちゃんと幸せがあるんだ」 ということを教えてくれるところ。
  「その日その日をしっかりと生きていけば楽しい人生が送れる」 ということを
  教えてくれるのよ。

   メリル・ストリープ / マンマ・ミーア!/ ABBA
   


   Meryl Streep
   



今日は家で、二作品中国映画を観た。 (DVD)
どちらもいい作品だった。

   「胡同(フートン)の理髪師」」

   雲南の少女 ルオマの初恋


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アンドリュー・ワイエス

2009-02-09 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
ここ何回か観れてないのだけれど、日曜日朝の楽しみ 新日曜美術館(NHK)。
ゆっくり目に朝ご飯を終え、後片付けもしないままコーヒーなど飲みながら、
だらっとした雰囲気の中で観る、、  こんな感じの日曜の朝。

12月放送で気になったのが、アンドリュー・ワイエス。
アメリカの画家。
これを見るまで、彼のことは知らなかった。
わたしはこの番組が好きだ。
そして、絵画情報は大体がここから得ている。
去年東京まで観に行った東山魁夷やエミリー・ウングワレー(アボリジニ画家) などの
絵画展開催情報もこの番組からだったし。
はかなさに秘められた情念 ワイエスのアメリカ


番組を観ているうちに、レプリカではないワイエスの絵を観たいと思った。
早速調べたら福島で彼の展覧会が開催されるとのこと。
お隣福島だし、行ってみようとずっと待っていた。
開催は、3月17日から。
アンドリュー・ワイエス展



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悼む人 と おくりびと

2009-02-08 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
ある新聞に天童荒太氏のインタビューが載っていた。
タイトルに 「命に軽重つける世界を問う」。
7年ぶりの作品、『悼む人』 を紹介しながら、この作品に込められた作者の想いなどに触れられている。

「人の死は平等に訪れるのに、その扱いに軽重をつけてきた。
 そういう世界を問いたかった。
 死者を等しく悼むことが多くの悲劇や、むごい現実と対峙する砦になるのではないか。
 そんな人が存在したら、この世界は生きる価値に値するのではないかと思ったのであう。」

   ・・・・・ と天童氏。

一昨日の金曜日、仕事を終え映画館へ急いだ。
『おくりびと』 の最終日だった。

  悼む人 、 おくりびと 。
  悼むことと、おくること。

人生というもの、また人間の尊厳という点で、この二作品になにか共通する奥深さを感じる。



記事の最後で、記者はこう結んだ。  (天童作品全体に対して)
「傷つき、生きづらさを感じながらも懸命に生きる人々。
 その側に立って、真摯にひたむきに文学と向き合う天童さんです。」

同感だ。



                          


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かぼちゃタマゴ餃子

2009-02-05 | 2009年
今日は日本語ボランティアの日。
コウさんのところに行くと彼女はいなくて、友だちが出てきた。
何やらお料理中とのこと。 

作っていたのは、これ。
かぼちゃとタマゴが入った餃子。

     

わたしに食べさせてくれようと、一時間前から作っていたみたい。
上手に作れるか分からないからと、一回目は試作。
二回目の本番をいただいた。 
その時一緒にいたお友だちたちは、試作餃子をたくさん食べたみたいでお腹いっぱいって言っていた。

台所に行ったら、日本に来てから買ったという割烹着を着て料理中のコウさん。
かぼちゃとタマゴの入った餃子は、初めて食べた。
中国のお母さんは、これに小海老も入れるそう。
「日本は海老は高いから入れませんでした、でもいれるともっとおいしいです!」 とコウさん。
海老なくてもおいしかったよ~。 

どうぞ! どうぞ! と進められるまま、何個食べたかな。 
一つが大きい から、六個くらい食べるうちにお腹がいっぱいになってきて。 
どんどん進めてくれるのは嬉しいんだけど、これ以上はコウさん・・・ 

そこでもらって帰ることにした。
家族にも食べさせますね! と 言ったらとても喜んで包んでくれた。
いただいてきて食べきれなかった餃子は、冷凍にさせてもらった。

今日は、コウさんの気持ちがうれしかった。 


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香り

2009-02-04 | 2009年
このところ気に入っている 
バーバリーの WEEK END FOR WOMEN 。

         


以前好きだったのは、こちら。  
グッチの EAU DE GUCCI 。
                       

今でも見つけたら欲しいけれど、もう作られていないので 
恐らく手に入れるのは無理だと思う。  
3年前は、まだネットで買えていた。

中国に住んでいた頃、無性にいい香りが欲しくなる時があった。
街中に満ちている独特の匂いも、別に苦痛ではなかったけれど、
時々はうっとりするようないい香り に包まれたいんです、って感じでね。



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農家レストランに行ってきた♪ (お料理編)

2009-02-03 | ● 食&酒
こちらのメニューは、蕎麦会席(2300円コース)のみ。

まず、出された蕎麦茶。

   


左から、たたきごぼう、キンカンの甘露煮、みがきにしん

   


わかめとみず菜の和えもの

   


ひじきの煮物    

   

白菜の漬物

   


ぶり大根      ぶりが美味しかった。

   


蕎麦善哉    今まで味わったことのない おもしろい食感。

   


蕎麦がき

   


茶碗蒸し

   


天ぷら・・   はぜ、えび、人参、しいたけ、ふきのとう
人参がとても甘くておいしかった。
甘さの秘訣は、切ってから1時間くらい空気にさらしておくのだそう。
ふきのとうは、春の香りが。

   


蕎麦    ご主人が朝に蕎麦を引いて、打ったもの。
十割のわりにボサボサ感は全くなくて、腰がありとても美味しかった。
若干緑かかった白っぽい色。
これは蕎麦の実の芯に近いところだけを使って作ったからだろうと、
蕎麦通の人が言っていた。
薬味はネギと紫色の大根。

   


蕎麦粉を使ったデザート。
ムースのようなもので、奥さんのオリジナル。
器が可愛かった。

   


どの器も年代物。
代々家に伝わってきた皿や小鉢、椀等々だそう。
器だけ見ていても、なにか癒される感じがした。   味があって、 優しくて。
これは天婦羅がのっていた八角形の皿。
店主曰く、とても縁起のいい皿だそう。
ケーキをのせてもいいような、今使ってもかわいくてお洒落。

   


ゆっくり、お腹いっぱいになる程いただいた。
海のもの以外は自家製の食材で、手間暇かけてこしらえた一品一品にみんなで満足しながらおいとました。

帰りに立ち寄った物産展で、ふきのとうを買ってきた。
一足早い春・・・  

天婦羅に。

   

ふきのとう味噌も作ってみた。
この辺では、ばっけ味噌ともいう。
食べたことはあっても、つくり方の詳細が分からなかったから、自己流で。
ふきのとうの香りとほろ苦さが 春らしい。 

   




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農家レストランに行ってきた♪ (建物編)

2009-02-02 | ● 食&酒
楽しみにしていた お食事会 
車で1時間くらいだったかな。  
雪景色の風景満喫しながらわいわいと 向かった。 

着いてみたら驚いた。
飲食店へ入るというより、誰かさんのお宅へお邪魔します! と、いった風。

前日の雪で、雪帽子をかぶった庭の植木たち。
広くて立派な庭だった。   

   

堂々とした玄関を入り・・

   

歴史を感じる日本の建物って感じ。
築104年とのこと。

   

内側から見た 玄関先

   

一枚木を彫って作ったそうな欄間(らんま)。
日本古来の木造建築住宅の室内装飾、欄間。  素晴らしかった。
こんなところにも、日本文化だなぁ、、 なんて感動したりして。 

    

こちらは床の間の掛け軸。
                          

そして、障子。
何気なくさり気なく ちょっとしたところに粋な計らいが・・ 
とってもおしゃれだと思った障子の桟。

   


とおされた部屋は、仏壇や神棚のある中座敷。
部屋の造りや広さ(12畳半)が、実家の座敷と似ていた。
104年経っても今尚健在、落ち着いた風格が素晴らしいと思った。
やはり手入れしながら大事に守っていけば、住む人は変わっても家は生き続けるんだなって。

実家のことが思われた。
築55年くらいになるのかな。(たぶん)
色々手を入れるところだらけだけど、修繕もなかなかままならないため不便を感じながらも そのままで使っている。
わたしがこどもの頃は、祖母が米ぬかを布袋に入れて床の間の床柱を磨いていたものだ。
「この戸は桜で、こっちは比婆を使ってる」 とか、「未完成のままだけど当時材料はいいものを使ったんだよ。」 とか、聞かされたことがあった。
今回、あのお宅にお邪魔して思った。
うちも手をかけられる財力があったら、古さをいい意味に引き立てながら、ずっと残していけるのだろうにと、
わたしにはどうしようもない残念さが心に浮かんだ。




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