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全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

TMPCWAのブログから 2/4付

2007年02月09日 10時45分11秒 | Weblog

TMPCWAを支援する会からお知らせをいただきました。皆さんにもぜひ知っていただきたいと思い、紹介します。

2007年2月4日付けフィリピントヨタ労組ブログの和訳です。

フィリピントヨタ労組を支援する会
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2007年2月4日(日曜日)付  TMPCWAブログ
http://wwwtmpcwa.blogspot.com/

皆さんへ

われわれはリト・アルガダの降格についてのビラの翻訳版(訳注:タガログ語の
ビラの英訳)を掲載します。

リト・アリガダの降格:経営陣の忠実な下僕への葬送歌

リト・アルガダに起こったことは明らかな降格であり、単なる職務の変更ではな
い。フィリピン・トヨタの人事部の筆頭副社長(部長)から、今や彼は生産部長に
なっている。

しかし、とりわけフィリピンで会社のイメージを傷つけてきたアリガダの経歴を
全体として考えれば、降格は彼にとって叱責を加えられたものに他ならない。こ
の会社幹部は解雇されるべきだった。フィリピン・トヨタの一般労働者およびそ
の組合TMPCWAに対する彼の恥知らずな対応は、直ちに彼を会社から追放する十分
以上の正当な理由である。

トヨタの労働者の大多数はこの展開について知らない。アリガダの降格が大して
重要ではないのか、それとも経営陣側が単にこの問題にだんまりを決め込んでい
るのかは明らかではない。しかし、インチキでありまたTMPCLOとトヨタの経営陣
側の間で多くの妥協がなされたCBAの締結署名の前にも、前のポストからの彼の
更迭がなされていたことを考えれば、アリガダの業績は満足いくものからは程遠
いものだったことが明らかになる。経営陣の上層部は彼等のこれまでお気に入り
であった操り人形に用心しているかのようだ。この操り人形はもはやその主人を
喜ばせられなくなったので、去らなくてはならなかったのだ。

遅かれ早かれ、降格に火がつくが、労働者にその兆候を見て取られないよう予防
するために、アリガダは今回限りで管理職の地位を与えられ、マルセリーノ氏と
その地位を共有している。ひとつのポストをめぐって二人が競わされているかっ
こうだが、そのどちらが生き残れるかは時間だけが知っている。

組合潰しの素人

TMPCWAの正統なる闘争に明確に理解を示しているトヨタの部品供給業者数社の一
部の人事課長さんたちの好意により、TMPCWAはその委員長、エド・クベロに対す
るアリガダの個人攻撃について知ることができた。これらの人事課長さんたちが
出席した会議から、マネージャー・組合員会議、調整会合、そしてトヨタの部品
供給業者との会合さえも、TMPCWAとその執行委員の信用を失わせるために自ら促
進したのはアリガダその人だったことがわかった。

アリガダの反労働者・反組合姿勢は驚くべきものがある。トヨタ内の組合のこと
に話題が及ぶときはいつも、アリガダは電池仕掛けのおもちゃの人形のように、
TMPCWAが問題をおこしているに決まっていると即座に返答する。ほかのあやつり
人形と同じように、彼が記憶している呪文にはいまでは意味がなくなった主張、
つまりTMPCWAは共産主義者の組織であり、その委員長は共産主義者であるという
ものである。しかしほかのそのようなおもちゃと違い、アリガダは彼の生命や身
体の安全に対する脅威があると主張している。

しかし、その操り人形が感じる生命についての恐怖は彼以外の多くのこの種の人
物からは聞かれない。その作り出されたヒステリーのせいで、トヨタの門がいま
や、正体不明の警備員や警察官によって厳重に防御され、各種の人々にともなわ
れている戦場のようになっているほどだ。ワイヤーの止め具の会社の人事課長に
よれば、この人はサンタロサの会社の周辺地域に入るところで何やら怖かったと
いう。この会社の幹部によれば、警備員は通常の警備員ではなく、警備員のよう
に見せている傭兵であったという。

いまだにアリガダを信じている人々にとっては、この不名誉な二流の組合潰し屋
であることが判明した事実をもって何時までも彼を信用し続けることを見直すと
きに来ている。TMPCWAの正統なる努力を破壊することへのアリガダの固執は、
フィリピンにいるトヨタの経営陣トップに正当な理由のない恐怖を生み出した。
労働組合主義はトヨタ、とりわけ日本のトヨタでは昔からあることなのであるか
ら、その恐怖には正当な理由が無いのである。

2006年2月のインチキ承認投票の間、TMPCWAの組合員に対するアリガダの間
的な扱いが、ほかならぬトヨタのトップレベルの代表者によって目撃された。ア
リガダのTMPCWAに対するほとんど狂信的な憎しみは、トヨタにおける労働争議を
長期化させる役割を果たした。

TMPCWAから見れば、降格は十分ではない。もしこの組合潰しの素人がトヨタから
完全に追放されるならば、トヨタの目的により良く寄与するだろう。この組合潰
しの素人のおかげで、トヨタはいまや世界的な組合潰し企業として知られてい
る。

TMPCWAはこれまで常に、フィリピンのトヨタ労働者が人間以下の状況に置かれて
いるなかでのアリガダの役割について正しく評価してきた。IMFが同席した2006
年2月のフィリピン・トヨタのトップとのTMPCWAの最後の交渉以来、TMPCWAの委
員長はトヨタがアリガダを争議のはじめに追放していたなら、問題は今のレベル
までには達しなかっただろうと率直に言っている。

アリガダを解雇せよ! これはトヨタ労働者の一致した叫びである。

人間関係(Human Relation)という言葉がまさに示すように、TMPCWAは新しい人事
(Human Relation)部長ティニ・アレヴァロ女史からのより人間的な扱いを望んで
いる。TMPCWAは、フィリピン・トヨタ内での労働争議を解決する本当の努力がよ
うやく軌道に乗りつつあると期待している。

アリガダを解雇せよ!

トヨタ経営陣は労働争議を解決せよ!

TMPCWA


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期間従業員の正規登用拡大

2007年02月09日 08時31分06秒 | Weblog

トヨタ自動車は2月8日、2007年度の採用計画の中で、従来は900人だった期間従業員の正社員への登用枠を、1200人にまで拡大する方針を固めたようです。
 その背景にはトヨタ自動車が2007年3月期決算での連結営業利益が、初めて2兆円を超える見通となり、多方面での格差社会の是正が課題になりつつあり、経営側姿勢を示す狙いと東海地域では人材不足への打開策のいみもあるようです。

まあ遅まきながらですが、少しは評価すべきでしょう。それ以上に企業の謝意的責任を果たす上でも、また技能の継承、リコールを出さないためにも、非正規雇用を削減して正規に置き換えていくプロセスをもっと明らかにしてほしいものですね。

詳細は以下のサイト参照  毎日新聞 07/02/09  

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070209k0000m020156000c.html
コメント (2)
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