全トヨタ労働組合(ATU)

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トンボの王様

2020年08月27日 21時50分47秒 | その他

鬼ヤンマ

羽を休めてる所を撮影しました。

youtube#video

 

https://youtu.be/VXlwxxRbtCc

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トヨタ社員裁判 不当判決

2020年08月05日 15時13分30秒 | トヨタ自動車
報告が遅くなりました。

司法の役割を果たしていない?
 2020年7月29日名古屋地裁で、大勢の支援者が駆けつける中、トヨタ社員労災認定裁判の判決があり、「請求棄却」という全く不当な判決が言い渡されました。
被災者 Kさんは、1990年4月入社 トヨタ本社、駆動・シャシー生産技術部ドライブライン計画室勤務。2009年10月頃、うつ病を発症。2010年1月21日、縊死により自死(享年40歳)されましした。
 国(労基署)への労災補償請求は不支給とされ、2015年7月10日 名古屋地裁に労災補償不支給処分撤回訴訟を提起してから足掛け5年の闘いでした。

何が認められなかったのか
 判決後の記者会見、報告集会で弁護団は次のように報告しました。「新型プリウス業務への精神的負担を上司の叱責を含め「中」、中国関連業務を上司の叱責を含め「中」と評価し、2020年ビジョン作成業務に至っては問題にすることなく出来事から外す荒業をして、無理やり請求棄却にしている。中央審査会段階の評価からすると、裁判の中で新型プリウス問題が加わり、証人尋問で中国業務の困難性の具体的な問題も明らかになったことで認める以外に結論はないと確信していた。判決の中に、明らかに事実誤認とか、評価がおかしいところも、けっこうある。
井上裁判長は「国の労災認定基準には裁判所は縛られない」としつつも、「労災認定基準合理性がある」として、「労災認定基準」の枠内で、「精神障害と業務の間に相当の因果関係を認めることはできない」などと結論づけている。何のために裁判までして明らかにしてきたのかを酌みせず、全く不当な判決だ」と。

業務との因果関係からみて
 2008年9月 リーマンショック発生 トヨタ大幅な赤字転落。 人員削減と残業禁止に ②2008年4月~2009年9月 三好工場の新型プリウスの「CVJ」自動組み立てライン制作を 責任者として担当、ところが不具合・トラブルが多発したため量産予定は半年延長され、2009年9月になった。③ 上司からのパワハラ。GM・室長からの連日の改善プランへの駄目だし。具体的な指導なしに大声での罵倒。④2009年9月末から中国での合弁会社「TFAP(ティファップ)」のライン改造を担当。上司、同僚からの指導・支援体制もなく一人で問題を抱え込み苦悩。パワハラも続いていた。 ⑤ 「2020ビジョン」作成のCVJチームのまとめ役、2009年5月頃から12月まで。「CVJ」 の3年後、5年後。10年後のビジョンを作成。これらの重層する精神的負荷と上司からのパワハラからして「精神障害と業務の関係性」は明らかであり、これは証人尋問でも明らかになったことです。

原告は「控訴」して闘うことにしています。まもなく「損害賠償裁判」も始まります。引き続きご支援をいただきますようにお願い申し上げます。
コメント (1)
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