全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

トヨタの労働組合破壊とたたかう労働者

2018年09月20日 22時37分41秒 | 組合創立10周年


フィリピントヨタ237名の解雇問題
―――フィリピン労働者とともにトヨタに抗議


 フィリピントヨタが労働組合を結成した労働者237名の首を切ってからすでに18年の月日が経ちます。日本―フィリピンの連帯した粘り強い闘いによって、ILO(国際労働機関)から3度にわたって争議解決に向けた勧告が出されています。この勧告を無視し続けるトヨタに対して、業を煮やしたフィリピン政府はトヨタ本社に対して争議解決のために話し合いに応じるよう雇用労働省長官(大臣)が直接手紙を出すという異例な対応さえとりました。しかしトヨタ本社は、一方では「フィリピンの問題はフィリピントヨタ社との話し合いで」と言いつつ、フィリピントヨタ社には話し合いを拒否させるという裏表のある対応をとっています。トヨタは、アメリカなどとは違ってフィリピンでの解雇問題はトヨタの圧力で押しつぶせると思っているようですが、問題はすでにそれを超えています。トヨタはもはや責任を逃れることは出来ません。トヨタ本社は237名の解雇問題の誠実な解決にのりだすべきです。
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トヨタ本社はフィリピントヨタ争議の解決に動くべきです

2018年09月18日 13時41分23秒 | 組合創立10周年
honnsilyamaekoudou


18年目に突入したトヨタ自動車の労働争議
 9月16・17日の二日間、愛知県に本社があるトヨタ自動車株式会社にむけて、フィリピントヨタ労組の二人を迎えて、争議の解決のために愛知行動を行いました。16日は名古屋駅前にあるトヨタ名古屋本社まえで約50名の参加で、街宣とビラ配布を行いました。街に出かけた市民の皆さんに約1000枚のビラを配布して反響を得ました。日本在住のフィリピン人にも声をかけられ激励を受けました。
 17日は本社のある豊田市に舞台を移して、早朝から3か所で約500枚のビラを配布することができました。6月の株主総会会場近くでも約800枚のビラを配布しています。ビラを配布することで多くの市民の皆さんにトヨタが何を行っているのか非情さを知っていただきました。
 233名のち4名の従業員を一束にして職場から追い出しました。トヨタの狙いは意に沿わない労働組合を排除することでした。民主主義に反する行為を平然と行いました。超優良企業と言われるトヨタですが、仮面をかぶった一面があるのです。鉄壁な人事管理で金太郎あめ的な社員を製造し、完璧なロボット化にしていると言われています。労働災害で苦しんでいる社員がいるのに誰も助けようとせず、私病扱いにしてしまう有様です。
 こうした企業体質ですから17年にわたって国際的争議になっているのに、トヨタ本社はいまだに解決のテーブルに着こうとしないのです。しかし世論ではフィリピン政府までもがトヨタ争議に関心を持ち、政府自らがトヨタ本社に対して、話し合いのテーブルに着くように呼び掛けているのです。にも関わらず応じない傲慢な態度をとっていることはいただけたものではありません。

トヨタ本社は話し合いのテーブルに着くべきです
 私たちはトヨタに話し合いのテーブルに着いていただき解決できるまで運動を広げて闘います。国際連帯!争議解決まで頑張ろう!
コメント (1)
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