全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

トヨタデンソーパワハラ裁判支援する会総会

2007年09月30日 23時34分14秒 | Weblog

1週間前になりました。トヨタ・デンソー過労うつ病裁判を支援する会の総会の案内です。すでにご存じだと思いますが、大企業トヨタを相手とした闘いです。

私たち全トヨタ労組も全力で支援しています。結成総会に、裁判の傍聴にぜひお越し下さい。あなたのご理解とご協力が必要です。


トヨタ・デンソー過労うつ病裁判を支援する会発足総会

デンソーの従業員であったKさんは、トヨタ自動車への出向の際の長時間過密労働と上司のいじめが原因でうつ病を発生し休職をしました。いったんは回復してデンソーに復職しましたが、デンソーとトヨタ自動車の共同プロジェクトの中で、うつ病を再発しました。
 Kさんは、現在も治療中ですが、刈谷労基署に労災申請をしましたが却下されました。Kさんはこの件にて、デンソーとトヨタ自動車の業務が原因だとして、損害賠償請求する裁判をおこなっています。

Kさんの裁判闘争を支援する会の結成総会が行われます。以下の日程ですから、多くの人の参加を呼びかけます。

2007年10月8日(月・祝) 午後2時~
刈谷市民会館3階302会議室にて(刈谷駅南口から徒歩10分)

今後の日程
10月9日(火)午後3時から
12月25日(火) 午後3時から
1月28日(月) 午後3時から
場所はいずれも名古屋地裁4階402号室です。
「弁論準備手続」として行いますから、法廷ではなく会議
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知製鋼での出来事 その2

2007年09月29日 10時54分27秒 | Weblog
その2
同じ働く仲間として支援を!



愛知製鋼関連非正規雇用労働者に、
安定した雇用と労働条件を!

トヨタグループ企業「愛知製鋼」(愛知県東海市)で働いてきた
下請企業の労働者は、
二次下請企業「三築」が
一次下請「アイチセラテック」との契約をうち切られることによって、
深刻な雇用不安と労働条件の悪化にさらされている。

問題解決のためには、
愛知製鋼が長年行ってきた偽装請負の解消や、
これまで中間搾取でぼろもうけをしてきながら、
ここに至って労働者に対する雇用責任を放棄して
「廃業」を宣言した「三築」経営者の責任追及が不可欠である。
闘いの先頭に立つ当該組合員を、
みんなで支えていこう。

■愛知製鋼の団交拒否に関し、
 愛知県労働委員会に不当労働行為救済の申立
愛知製鋼から「偽装請負」を根絶し、
下請け労働者の雇用の安定と労働条件の向上をかちとる闘いは、
愛知県労働局に対する行政指導申立て、
9月30日で請負契約を打ち切られることを理由に
「廃業」を宣言している二次下請企業「三築」
(その下に三次下請けとして十数社の協力会社が
 愛知製鋼に入っている)への責任追及と共に、
愛知製鋼との直接交渉が不可欠だ。

しかしながら、
愛知製鋼は下請け労働者との雇用関係がないことを理由に
団体交渉を拒否しつつ、
労働局からの指導を免れるための
職場再編を行っている現状である。
また、
労働局に対しては
偽装請負の対象となっていた労働者の雇用については
保障すると報告しているようだが、
誰によるどのような労働条件の雇用であるのか、は
まったく明らかにされていない。

私たちは
愛知製鋼が組合との交渉を拒否していることに対し、
8月2日、
愛知県労働委員会に対し
不当労働行為救済の申立を行った。
これに対し会社側から8月13日付で答弁書が出され、
9月21日午前10時から第1回調査が行われることが決定した。

私たちは、
三築およびその協力会社の従業員が愛知製鋼に派遣された期間は
労働派遣法の派遣可能期間を越えており、
会社は直接雇用する義務を負っていること、
労働者の雇用確保と会社で頻発している労災問題などを解決するには、
三築及びその協力会社の従業員を指揮命令し
実態として使用者の立場にある会社との間で
団体交渉を行う必要及び義務があること、を主張している。

今後労働委員会の場で会社の使用者性を明らかにし、
会社に組合との団体交渉を受け入れさせ、
労働者の要求に基づいた職場再編を実現するよう、
頑張っていきたい。

■一方的に「廃業」を宣言する「三築」は
 経営者の責任を果たせ
愛知製鋼内の再編の一方で、
9月30日付の請負契約がうち切られることを理由に、
長年雇用してきた労働者に対し一片の解雇通知で済ませ、
一切の雇用責任をとろうとしない
三築・大久保社長に対しては、
経営者としての最大限の責任を求めていく必要がある。

8月31日に行った団体交渉では、
請負契約の一切の責任が会社にあることを確認し、
会社の財務状況の開示、
退職条件の提示(退職金、有給休暇未消化分の買い上げ等)を要求し、
一週間後の回答を約束させた。

一方で、
三築との請負契約をうち切った
愛知製鋼一次下請の「アイチセラテック」が、
三築の労働者を「期間工」として雇う提案を行っている。
その内容は
不安定雇用と労働条件の著しい低下をもたらすものだ。
したがって今後は
アイチセラテックとの交渉も大切になってくるだろう。

二重三重にからんだ労使関係のため、
交渉する相手も多く、
できるところから一歩一歩進めていくしかない。
様々な手段を駆使して、
ねばり強く闘いを進めていこう。

■愛知製鋼闘争の勝利に向け、カンパを訴えます!
愛知製鋼に対して交渉を求め、
偽装請負のない安定した労使関係を築く闘いは、
多くの下請労働者の雇用と生活を守るために不可欠な闘いです。
そのための愛知県労働委員会に対する救済申立は、
名古屋共同法律事務所所属の全弁護士で弁護団を結成していただき、
組合ともども全力で取り組んでいます。
ついては、闘争の勝利に向け、
カンパを要請します。
いくらからでも結構ですので、
組合の郵便振替口座への振込、
または事務所への持参等で、
ご協力をお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛知製鋼での出来事 その1

2007年09月29日 10時51分50秒 | Weblog
この間の愛知製鋼での出来事については皆さんにすでにお知らせしました。同じトヨタ系に働く仲間としてとんでもないことだと思い、皆さんにも紹介します。

以下名古屋ふれあいユニオンの酒井さんのブログからです。


愛知製鋼:二次「下請」を解雇不当で提訴

――勝利和解・復職の2名も再び解雇――

■財務状況の開示なく、一方的に「廃業」宣言
トヨタグループの特殊鋼メーカー・愛知製鋼(旧豊田製鋼)の
構内「下請」労働者たちでつくる労働組合、
名古屋ふれあいユニオン知多分会の闘いが
いよいよ正念場を迎えている。

知多分会の労働者たちが所属してきた二次「下請」の三築が、
愛知製鋼の子会社・アイチセラテックからの契約打ち切りにともない、
9月30日をもって「廃業」を宣言しているからである。

6月27日に解雇無効裁判に勝利和解し、
1ヶ月あまりにわたる愛知製鋼の入門拒否を跳ね除けて
ようやく職場復帰を果たした ばかりの
安達勝浩さんと迫川良二さんの二人も、
この日をもって再び解雇されることとなっている。

これに対し、
二人を含む知多分会の組合員ら5人が26日、
三築に対し、
解雇を不当として地位保全と給与の支払いとを求める訴えを
名古屋地裁に起した(中日新聞9月27日)。

そもそも三築では、
以前から不明朗な会計処理や
莫大な中間搾取・蓄財が指摘されており、
「純資産が一億八千万円以上ある」と見られているにもかかわらず、
「廃業」に ともない職を失う労働者らに
財務状況を一切明らかにしようとしていない〔注1〕。
それでいながら、
4年間働き続けた社員に対して退職金3万円、
3年以下の社員には びた一文払わないという退職条件を
一方的に押し付けようというのである。

正確な財務状況の開示もない中、
このような退職条件を妥当なものと判断するのは困難だ。

以下は、
名古屋ふれあいユニオン機関紙・『NFUふれあい通信93号』に
掲載された記事である。
〔注1〕三築は財務状況を労働者側に一切開示していないが、
今年3月時点で1億7千万円を超える剰余金が存在したことが
現時点で確認されている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミリーフレンドリー企業

2007年09月28日 22時19分58秒 | Weblog
9月28日付けのトヨタ自動車の広報リリースです。
「トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、厚生労働省及び各都道府県労働局が主催する、「平成19年度均等・両立推進企業表彰」における均等推進企業部門で、愛知県労働局長優良賞を受賞したと発表した」
全文は
http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Sep/nt07_0912.html

これで我らのトヨタ自動車も晴れて「ファミリーフレンドリー企業」の一員として認知されました。マツダよりもかなり遅れてです。「均等・両立」支援の施策が評価されたとのことです。確かに、「女性が働きやすい」職場を意識して、さかんに宣伝はしています。ただ女性の中のどういう層なのかということが見えてきません。

広告塔だけの施策なのか、「本物」なのかはこれからですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域労連定期大会に参加

2007年09月27日 08時24分33秒 | Weblog
9月26日、安城市民会館において、全トヨタ労組(ATU)が参加する上部団体の西三河南地域労働組合(西三南労連)の第18回定期大会に参加しました。
 大会はこの地域組織に結集する15組合の代議員、来賓らが参加し、熱心な討論がおこなわれました。
 ATUもトヨタデンソーパワハラ裁判の原告のK氏、書記長がこの間の協力・支援に感謝の意とこれからも一緒に頑張っていこうという訴えをしました。
 この地域は、私たちも痛感しているのですが、産業労働者の比率が多いのに、まともな労働組合や運動が限られています。ということもあって、サービス残業、労災隠し、偽装請負などなど働くルールが確立していません。
 だからこそ、私たちの出番があるということです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続報 トヨタ・デンソー過労うつ病裁判を支援する会

2007年09月26日 14時59分38秒 | Weblog

大企業トヨタを相手とした闘いです。
私たち全トヨタ労組も全力で支援しています。
結成総会に、裁判の傍聴にぜひお越し下さい。


トヨタ・デンソー過労うつ病裁判を支援する会

デンソーの従業員であったKさんは、トヨタ自動車への出向の際の長時間過密労働と上司のいじめが原因でうつ病を発生し休職をしました。いったんは回復してデンソーに復職しましたが、デンソーとトヨタ自動車の共同プロジェクトの中で、うつ病を再発しました。
 Kさんは、現在も治療中ですが、刈谷労基署に労災申請をしましたが却下されました。Kさんはこの件にて、デンソーとトヨタ自動車の業務が原因だとして、損害賠償請求する裁判をおこなっています。

Kさんの裁判闘争を支援する会の結成総会が行われます。以下の日程ですから、多くの人の参加を呼びかけます。

2007年10月8日(月・祝) 午後2時~
刈谷市民会館3階302会議室にて(刈谷駅南口から徒歩10分)

今後の日程
10月9日(火)午後3時から
12月25日(火) 午後3時から
1月28日(月) 午後3時から
場所はいずれも名古屋地裁4階402号室です。
「弁論準備手続」として行いますから、法廷ではなく会議
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GM、9年ぶりスト 

2007年09月25日 19時06分53秒 | Weblog
タイムマシンに乗った思いです。巨大企業GMが、9年ぶりにストをしたとの報道がありました。このストライキで全米で82工場が操業停止になったそうです。
 今回のストの担い手は全米自動車労働組合(UAW)です。9月24日に労働協約の改定をめぐる労使交渉が決裂して、GMの各工場でストライキに突入しました。GMでのストライキは、1998年以来9年ぶりになります。
 さらに、全米規模での自動車めーかーのストライキは1976年にフォード・モーターでおこなわれていますが、31年ぶりになります。
 UAWの闘いは狭い職人の利益を守るのみだという非難を聞いたことがありますが、私たちは現在の膠着した労使関係を突破する可能性もあるという風に見ています。がんばれUAW!

参照資料
http://www.asahi.com/car/news/TKY200709240201.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタ特集

2007年09月24日 10時56分14秒 | Weblog
紹介
よいしょ記事だと思うか、あるいは真相に迫っているかは読む人の判断によります。最近の傾向としては、ガードが堅くなったのがもっぱらのひょうばんですが、経済雑誌からみたトヨタをとらえるとということで
週刊東洋経済9月21号を紹介します。先週号ですが、西三河の主要な本屋さんにはまだ積んでいます。

以下表題を紹介します。

「これが10年戦略のすべてだ!
トヨタ 知られざる変身 」

SUMMARY
世界最大の自動車メーカーになるトヨタ。その次なるターゲットは「1000万台超」。前人未踏の領域を前に、“巨人”は今、何をどう変えようとしているのか。
40
│課題01│生産革新
これが「トヨタ革新工場」の正体だ!!
│課題02│人づくり
“トヨタ士官学校”が挑む、1000万台時代の人づくり
  伊奈功一/トヨタ自動車専務
「日本と海外とではカイゼンに開きがある」
グループ挙げての総力戦、逼迫するトヨタの内部事情
│課題03│BRICs戦略
軸足は欧米から新興国市場へ 秘密兵器「70万円カー」の全容
│課題04│エレクトロニクス化
ヒトも技術もわが手に トヨタが電機をのみ込む日
瀧本正民/トヨタ自動車副社長
「トヨタにない技術は外部からも取り込みたい」
■COLUMN
知られざる覆面開発部隊、「ゲストエンジニア」の実態
「プリウス」を陰で支える 最強の電子下請け工場
■This week's data
トヨタ1社で電機業界を丸ごと買える?
─株式時価総額─
23.8兆円

以上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタ・デンソー過労うつ病裁判を支援する会

2007年09月23日 07時24分00秒 | Weblog
デンソーの従業員であったKさんは、トヨタ自動車への出向の際の長時間過密労働と上司のいじめが原因でうつ病を発生し休職をしました。いったんは回復してデンソーに復職しましたが、デンソーとトヨタ自動車の共同プロジェクトの中で、うつ病を再発しました。
 Kさんは、現在も治療中ですが、刈谷労基署に労災申請をしましたが却下されました。Kさんはこの件にて、デンソーとトヨタ自動車の業務が原因だとして、損害賠償請求する裁判をおこなっています。

Kさんの裁判闘争を支援する会の結成総会が行われます。以下の日程ですから、多くの人の参加を呼びかけます。

2007年10月8日(月・祝) 午後2時~
刈谷市民会館3階302会議室にて(刈谷駅南口から徒歩10分)

今後の日程
10月9日(火)午後3時から
12月25日(火) 午後3時から
1月28日(月) 午後3時から
場所はいずれも名古屋地裁4階402号室です。
「弁論準備手続」として行いますから、法廷ではなく会議室でおこないます。
以上

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベトナム人裁判 本人尋問のお知らせ

2007年09月22日 08時13分14秒 | Weblog
全トヨタ労働組合(ATU)も支援しています。



「TMCのベトナム人実習生6人の裁判闘争を支える会」会員各位

10月3日(水) 名古屋地方裁判所にて
ベトナム人実習生裁判原告の本人尋問が行われます。

お時間がある方は、是非傍聴いただき、彼女を励ましてくださいますよう
お願い申し上げます。

日時 10月3日(水) 11:00~
場所 名古屋地方裁判所 11階1103号法廷

当日は通訳を介しての尋問のため、終了は16:00~17:00に
なるかと思われます。


***********************************
名古屋労災職業病研究会事務局内
 「TMCのベトナム人実習生6人の裁判闘争を支える会」
〒466-0815
名古屋市昭和区山手通5-33-1
杉浦医院4F
Tel/Fax : 052-837-7420
E-mail : roushokuken@oregano.ocn.ne.jp
***********************************
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする