全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

豊橋の中学校の先生、公務災害が認められる

2011年06月29日 23時52分47秒 | Weblog
 
 豊橋市の中学校で、公務中脳内出血で倒れて後遺障害を負うたのは、公務災害であり認めてほしいと、名古屋地裁で争っていた鳥居建仁(51)先生の判決が本日(6月29日)行われ、原告の主張をほぼ全面的に認める「原告勝訴」の判決が下されました。
 
 鳥居先生、訴えが認められておめでとうございます。そして、支援者のみなさんと弁護団のみなさんと、共に喜びたいと思います。7月12日までに控訴するなの運動を広げて本当の勝利を確認しましよう。必ずや、全国の教職員の命と労働条件を改善させる力になると確信します。誰かがやらなければならないことを、鳥居先生が身体に障害が有りながら、鞭をうって勝ち取った貴重な財産です。

控訴するなのFAXを全国から送ってください。
FAX番号 地方公務員災害補償基金
① 理事長 橋本 勇様 03-5210-1348
② 愛知県支部長 大村秀章様 052-961-6273

【見本】
鳥居裁判 公務災害認定 6/29名古屋地裁
名古屋地裁の判決を真摯に受け止め、控訴しないで下さい

2011年 月 日

住所
氏名 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AKK 吉田さん 第2回審尋開かれる

2011年06月29日 23時24分20秒 | Weblog
症状回復のために2ヶ月間(8月まで)の休職期間を延長して、リハビリをすることになりました。
 
 6月24日に次いで本日(29日)第2回の審尋が名古屋地裁でありました。裁判長が本人側と会社側を交互に部屋に呼び協議をしました。
 主治医は症状回復は可能、ただし現状では作業配慮が必要であることを言明しています。しかし会社は、あくまでも元職場が復職の条件と主張してきたが、新たに2つの職種を提案して来ましたが、現状の症状では、このまま当てはめることは難しい。
 会社は産業医の意見を求めて、提案して来ているのか、とても疑問に思わざるを得ません。とりあえず、会社は8月まで休職期間を延長して、リハビリをしながら、復職できるか否かの判断をして行くことになりました。
 会社側が人道的立場に立てば、現在の症状でも働ける職場は必ずあるはずです。症状回復のためにリハビリも兼ねて、ただちに復職を認めるべきです。
コメント (89)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AKK 吉田さん 裁判訴えを考える

2011年06月20日 12時09分16秒 | アイシン機工
 AKKの吉田さんが6月30日付けで休職期間満了で退職に追い込まれることの確実性を判断して、6月7日に名古屋地裁に「地位保全(従業員の身分)の仮処分申請をしたことをお伝えしました。
 吉田さんとATUが関わったのが’10年の8月ですから、この10ヶ月間で市民のみなさんから沢山ご意見をお寄せいただきました。ブログのコメントだけでもゆうに200件を超えています。それだけ反響が大きいとゆうことだと思います。
 全部を公開している訳ではありません。双方に対する誹謗中傷に当たるようなコメントは控えさせていただいています。
 直近のコメントで
『緊急株主総会が開かれ、一人の人物が子会社に飛ばされました。事実上の更迭。格下げです。理由は分かりませんけど、社内では新聞報道、インターネット記事、会社側の不手際が暴露された責任だと言われていますけど・・・・・・』有りました。問題解決の方向に進むと良いのですが?
 
第1回の審尋が6月24日(金)に決定。
 名古屋地裁は第1回の審尋日を決定し伝えてきました。AKKはこれまで会社の規則でしか判断しようとせず、社内に法律は通用しないとした手法でした。今日の企業は、社会的責任が格段に高まっています。そのために「CSR」や「企業憲章」などを策定し社会に開かれた企業としての責任を明らかにして来ました。
 しかし、現実は「絵に書いた・・・」で建前で物事が進んでいる感は否めません。こうした体質を改めて行くにも労働組合の役割は大きいと思います。
 私達は予てから、労使関係は対立関係にはあるけれど、敵対関係には無いことを表明し、労使で交渉を通じて解決を図って行くことを強調しています。しかし、残念ながらATUが団体交渉をしている各企業でみると、労働組合を敵対関係と見て対応しています。
 それだから、AKKのように揉め事になってしまうのです。とても残念なことです。私達は、社会に開かれた労働組合として、世論をバックに社会的地位向上のためにがんばる所存です。
コメント (44)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

労働情報から

2011年06月16日 11時49分17秒 | Weblog
労働情報
 いずれも深刻になっています。企業の「国際競争力勝利」が賃金破壊、雇用破壊、健康破壊へと進行し社会の崩壊が心配されます。労働組合は何をすべきか?を考えながら取り組んでいきたいと思います。

●精神障害などの労災請求、2年連続で過去最高/10年度労災補償状況
 厚生労働省が14日発表した2010年度の「脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況」によると、精神障がいなどに関する事案の労災補償の請求件数は前年度比45件増の1,181件となり、2年連続で過去最高となった。「過労死」など、脳・心臓疾患に関する事案の労災補償の請求件数は同35件増の802件となり4年ぶりに増加に転じた。
  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001f1k7.html

●自殺者数、13年連続で3万人台/自殺対策白書
 政府は10日の閣議で『2011年版自殺対策白書』を決定した。10年の自殺者数は3万1,690人となり、13年連続で3万人を超えた。職業別では「無職」が1万9,601人と自殺者数の61.9%を占めている。
  http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/whitepaper/index-w
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイシン機工は人道的立場に立つべきです

2011年06月13日 22時29分58秒 | アイシン機工
記者会見する吉田さん

 AKKの従業員である吉田さんが、今月7日に名古屋地裁に「従業員保全の仮処分」申請を起こしました。昨年の9月まで職場復帰に向けて、吉田さんは会社と何度も話し合いをして来たと言うのです。しかし、肝心の復帰話がなかなか進まず休職をいたずらに延ばされてきました。
 7月には9月4日で休職期間満了で会社を去らなければならない「通知書」が届けられていたのです。なぜ会社は、「復職願い届けと就労可能診断書」を尊重しなかったのか、会社には専門医師としての産業医がいたのに役割を果たしていないのか、疑問の膨らむ問題の多い会社です。
 これまで9回の団体交渉を実施して来ましたが、会社側の姿勢は真剣に復職職場を産業医を含めて探していません。労働安全衛生法上の産業医の役割も理解されているとは思えませんし、会社主導で1度も面談が実施されていませんでした。
 しかも、企業としての組織的対応がされているとは思えず、総務部の部長一人に権限が集中しているのと見識が不足しているため、問題をこじらせているように思わざるを得ません。
 AKKは雇用している以上、従業員のクビを切ることを考えるのでなく、いかに雇用を守るかを考え人道的立場に立つべきです。
 労使の話し合いで決めるべきことが、訴訟になってしまったAKKの責任は大きいと言わざるをえません。
コメント (39)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛労連 トヨタ土日稼働と浜岡原発で要請

2011年06月13日 21時59分40秒 | トヨタ自動車

 ATUが加盟する西三河労働組合総連合の上部労働団体である、愛知県労働組合総連合(愛知県名古屋市熱田区)がトヨタ土日稼働と浜岡原発で要請行動を行いました。


本日(13日)中電本社と中部経済産業局に緊急要請を行いました。
 要請の要点は浜岡原発の廃炉とトヨタの土日稼働問題ですが、緊急に行ったのはトヨタの土日稼働の影響が大きいからです。
両者に対しては市民生活への影響を最小限にするように努力を求めました。
具体的には中電に各企業からの計画を集約して詳細な需要計画を出すよう求めました。

 中電は今のところ前年を基準にして何%減という数字だけで、各企業の稼働計画から積み上げたものは出していません。ピーク時に電力不足が起こらないよう、余裕率を高めたいとはしていますが、トヨタ 対して特別に節電を求めてはいませんでした。
しかも、木金は需要が減っても月~水については需要はへらないわけですが、これについて他 社に休業を求めることはしていません。

 また経産局も「平日の1時~4時に不足とならないようこれまで以上の節電を呼びかけている」が 「中電管内で特別に企業に対し需要を控えるよう求めるようなことはしていない」と いうことでした。

 トヨタの土日稼働については「全国的に自工会で決めたもので、中部以外の管内でサプライヤーの都合があるのかもしれない」 という程度でした。 はっきりしたのは、トヨタに対して誰も土日操業を要請していないということです。(節電だけでなく原発問題も含めてだと思いますが)
 今回の事態について国と自治体、事業者でトップ、責任者、担当部局の三段階での情報調整会議をもって対応することになっているそうです。 その場に中電の需要計画を出させることは可能です。
しかし、これを公表してしまうとトヨタが土日に稼働する意味がないことがわかってしまいます。

 また、土日稼働によるトヨタの電気代がどれだけ安くなるかですが、これについては明言されませんでした。 トヨタは500キロを超す大規模需用者ですから割引があります。また、1000キ ロを超えているので 緊急時に電力をカットすることがある「指定事業者」で、そのため平時から割引がされています。 これが土日になるとどれだけ割引になるか。
 これについては経済産業局も「具体的な割引率はわからない」と応えました。下請企業や保育園などは割引どころか、追加費用がかかります。 休日出勤割り増しなどとてもできません。
トヨタの電気代節約にはなっても市民には負担ばかりです。
トヨタの電気代節約金額がわかったら、怒りが沸騰すると思います。
あらためて経産局には市民への負担を減らすよう対応を求めました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタ自動車グループ 相次ぐ労働争議

2011年06月12日 08時56分21秒 | ジェイテクト

 トヨタ自動車グループ・ジェイテクトの企業では労働者とのトラブル(争議)が相次いでいます。岡崎花園工場で田中さんの地位保全裁判、三重亀山工場では4人の雇い止め問題で津地裁で裁判をやっています。そして、光洋熱処理での違法派遣問題です。
 以下は:ふれあいユニオン『酒井徹の日々改善』から紹介です。


光洋熱処理事件の對馬さん、三労委で証言
――会社側工場責任者も尋問――
http://imadegawa.exblog.jp/16114898/

■ユニオンみえ、団体交渉求めるトヨタ自動車グループ・ジェイテクトの子会社・光洋熱処理が、「労働者派遣」を装って労働者の供給を受け入れ、職業安定法に違反したと三重労働局から認定され、違法に働かされた労働者らから直接雇用を求められている事件で、
三重県労働委員会で6月3日に調査が行なわれた。労働者らは三重県の個人加盟制労働組合・ユニオンみえ(「連合」産別・全国ユニオン加盟)に加入し、光洋熱処理との団体交渉の開催を求めたが、光洋熱処理側はこれを拒絶している。

6月3日の調査では、ユニオンみえ光洋熱処理ユニット代表の對馬純さんと、光洋熱処理亀山工場の責任者であるS部長に対する証人尋問が行なわれた。

■会社側証人の「カンニング」、地労委は認めず裁判や労働委員会などでの証人尋問では通常、後に証言する証言者が先に登場する証言者の証言内容を聞いて対策を練り、有利な立場に立つことを防ぐため、後発の証言者は先発の証言内容を傍聴しないようにするのが通常である。今回は労働者側の對馬さんが先に証言するため、通常、会社側の証言者はこれを傍聴することができない。

ところが会社側は、午後に証言するS部長や後日証言する井原順一管理部長が「来ているので(對馬さんの証言を)傍聴したい」などと主張した。

 これに対して先発証言者の對馬さんは、「こちらが求めた団体交渉は16回も拒否したのに、傍聴はしたいというのは厚かましい」などと強く反発。
労働者側の弁護士によると、労働委員会事務局との折衝の中で会社側は、「(部長らは)昼休み中(の休憩時間に会社側弁護士から對馬さんの証言内容を)聞くのだから、いいではないか」などと主張したという。
ユニオン側の支援者からは、「オレはどうせカンニングするんだから最初から答えを見せてくれてもいいじゃないかと言っているのと同じだ」との声が上がった。

 労働者側の加藤寛崇弁護士(三重合同法律事務所)は、「会社側の主張はあまりにも程度が低い」と述べ、後発証言者の傍聴の却下を主張。労働委員会もこれを認め、S部長や井原順一管理部長は調査会場の外で待機することになった。

■三重労働局、労働者の雇用安定を指導ユニオンみえ光洋熱処理ユニット代表の對馬純さんは現在40歳。製造業への労働者派遣が禁止されていた2000年3月から、「派遣労働者」(実態は偽装請負)として光洋熱処理の親会社・光洋精工(現在のジェイテクト)で働いていた。
 2004年の3月に一旦ジェイテクトでの仕事を辞めた後、2005年4月から、ジェイテクト亀山工場で再び働き、2006年3月に退社後、2008年1月からジェイテクト亀山工場の敷地内にある子会社・光洋熱処理の亀山工場で再び就労を開始した。

 對馬さんはこの際、光洋熱処理の亀山工場責任者であり、労働者らから「工場長」と呼ばれていたS部長の事前面接を受けて働き始めたと証言。三重労働局も、光洋熱処理は派遣会社の三重支店責任者が個人的な人脈で募集した労働者に事前面接を行ない、面接の結果 自ら採用した労働者をわざわざ「派遣労働者」として自社に派遣させたと認定している。
 この派遣会社の三重支店は当時、労働者派遣法に基づく許可・届出などを行なっておらず、労働者の一部については光洋熱処理と派遣会社との間で労働者派遣契約さえ締結されていなかったという。

 この派遣会社から光洋熱処理へは、最大14名が「派遣」されていたが、2009年2月に解雇。そのうち現在5人がユニオンみえに加盟し、光洋熱処理への直接雇用を求めている。

 三重労働局は光洋熱処理に対し、直ちに労働者の雇用の安定を図るための措置を講じたうえで、労働者供給の受け入れを即刻中止するよう文書指導した。だが、對馬さんらクビを切られた労働者の雇用問題について、光洋熱処理側は話し合いの開催も拒絶している。

■對馬さん、「契約外の仕事も」對馬さんは証人尋問の中で、「派遣」という実態が名ばかりであった様子を詳細に証言。光洋熱処理のS部長や課長から直接、「對馬くん、急で申し訳ないけどここの現場 入ってくれ」などと言われては、何度も契約にない仕事をさせられたと主張した。

 光洋熱処理側は、對馬さんが担当したと主張している出荷検査の仕事について、「その仕事は熟練正社員にしかさせていない」と主張しているというが、對馬さんは、「自分の他にも派遣社員のMさんが担当していたことがある。会社側は別の仕事と混同しているのでは」と指摘した。

 また對馬さんは、改善活動や4S活動を学ぶため、会社側に命じられて光洋熱処理の本社に研修に行ったこともあると証言した。これももちろん、「派遣社員」としての契約書にない仕事である(会社側の工場責任者は、これが「研修」であったとの認識は否定したが、對馬さんを社用車で連れて本社工場に「やり方を勉強しに」行ってもらったことは認めた)。

■「工場長」、「記憶にありません」連発続いて登場した光洋熱処理の亀山工場責任者・S部長はまず、自分が労働者らから「工場長」と呼ばれていたことを認めた上で、正式な役職名は生産部長であると主張した。事件当時は親会社・ジェイテクトからの出向社員だったが、現在はジェイテクトを定年退職し、光洋熱処理の従業員だという。

 S部長は就業前の對馬さんと工場内の商談室で「会った」ことは認めたが、事前面接であったことは否定。その後も労働者側の弁護士の問いかけに「記憶にない」・「覚えがない」との回答を連発した。

「言うたか言うてないか言うたら……記憶がないので……」などと言いながら、労働局から是正指導があったのでないかとの追及には、「細かいことは管理部の井原が管轄しているので……」との証言を繰り返した。

しかし、労働局の是正指導は光洋熱処理亀山工場の現場で行なわれていた違法状態についての指導だったはずである。「現場第一主義」を掲げるトヨタグループ直系の会社が、行政機関からの是正指導を受けたというのに、その内容や対応策について現場の責任者が十分に把握していないというのが事実であるなら、これは逆に大問題ではないのか。

 労働者側の弁護士は様々な形でS部長に問いかけたが、S部長はやはり、「把握していない。管理部の井原に聞いてみないと……」との回答を繰り返した。

 またS部長は、会社側の弁護士からの質問に対し、自分が直接派遣社員を指名解雇したことはないと証言した。これに対してユニオンみえ光洋熱処理ユニット代表の對馬さんが、かつての直属の上司であったS部長に対して自ら質問に立つ。手にしているのはユニオンみえが入手した、S部長(工場長)からの人員削減指示について書かれた派遣会社の担当者による報告書である。そこにはずばり、「20年12月3日(水)17:00~17:20 S工場長/減産に伴う人員削減2名(A氏、B氏、12月末迄)の通告あり」と明記されている。

 對馬さんはこの経過報告書を突きつけて、これをどう考えるのかとS部長に迫った。だが、S部長は「全く違う」と回答し、これを認めようとしなかった。

 証人尋問を終えた對馬さんは、「2年振りに会ったS部長は、僕には目を向けようとしなかった。でも、経過報告書を手に質問したときパッと目を見ると、明らかにびっくりした様子だった。この2年間苦労したのだろうか、自分が覚えているSさんより、年を取ったなという印象を受けた」と「直接対決」を振り返った。

 ユニオンみえの代理人を務めた村田浩治弁護士も、「光洋精工時代からの職場の実態を詳細に証言した對馬さんに対し、会社側のS部長は全然準備をしてきていないという感じだった。肝腎なところで『記憶にない』とか『覚えていない』と言っていたが、あれでは審査する労働委員会の委員の心にも響かない。配置の決定や有給休暇の許可権限なども、実質的には光洋熱処理が握っていた実態が明らかになった。これで労働組合との話し合いに応じないのはおかしい」と感想を述べた。

 筆者が運営委員を務める愛知県の個人加盟制労働組合・名古屋ふれあいユニオンは6月8日に、光洋熱処理に対して「6月3日三重県労働委員会調査を受けての要請書」を送り6月11日午後6時までに文書またはFAXで回答するよう求めたが、光洋熱処理からの回答はなかった。

次回の調査は7月7日(木)13:30から、S部長から「細かいことは管理部の井原が管轄している」と繰り返し引きあいに出された光洋熱処理の井原順一管理部長と、派遣会社の社会保険労務士に対する証人尋問が行なわれる。
對馬さんは、次回の井原部長に対する尋問が焦点となることは必至だ。ぜひ多くの傍聴で支援してほしい」と呼びかけている。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AKK吉田さん 仮処分の訴え

2011年06月08日 16時24分35秒 | アイシン機工
(名古屋地方裁判所前にて支援者と共に)

 6月7日(火)アイシン機工労働者の吉田祐二さんが、名古屋地方裁判所に7月以降も従業員としての雇用関係を継続するよう(地位保全)仮処分の訴えをしました。
 20年余も働いてきたベテラン労働者が、手首を酷使する作業をしていて腱鞘炎等で疾病災害になり、長期の休職をせざるを得なかったのです。
 2010年8月以降アイシン機工労働組合から全トヨタ労働組合に籍を移して、会社と9回の団体交渉を開催し労使で解決することを重視して来ました。
 しかし、会社は6月30日で退職を迫る通知を出してきました。本人は復職の意思を伝え続けてきたにもかかわらず、会社は復職願いと復職可能の診断書を尊重せず復職を拒み続けてきました。
 常識的には産業医の指導の下、作業の配慮をして復職をさせて症状の回復を図って行くのが有るべき姿です。AKKのような被災した従業員の健康や雇用さえもまもろうとしない反社会的な行為には断固としてたたかわざるを得ません。
 当日、午後3時30分から名古屋地裁司法記者クラブで記者会見を開いた席上、吉田祐二さんは、安心して働ける職場を目指してがんばる決意を語りました。
 みなさんの応援支援よろしくお願い致します。
コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする