全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

TMPCWA 委員長 エド・クベロから外務省へ

2008年03月27日 08時01分03秒 | Weblog
TMPCWAから外務省経済局 OECD室への要請です。
支援する会からの情報です。


外務省経済局 OECD 室 堤 尚広室長殿

2008-3-17

TMPCWA 委員長 エド・クベロ
フィリピントヨタ労働者に対するトヨタの労働組合敵視政策にかんし、我々が日本のOECD
コンタクトポイントに訴えを提起して以来3 年以上経過している間に、我々はOECD NCP の
職員と既に5 回以上の会合を持ってきましたが、トヨタの傲慢な振舞いを是正あるいは予
防し、かつ、トヨタが、企業の社会的責任やコンプライアンスを標榜しながら、その実そ
の労働者に対し、とりわけフィリピンにおいて、正反対のことを行なってすべての人々を
愚弄しているのを止めさせるために、OECD NCP がどのような措置を講ずるのかについて、
依然として貴事務所からはなんら明確な回答がありません。
貴事務所が、昨2007 年9 月、わが組合の代表者および日本の支援する会と行なった会合に
おいて、我々は、日本のOECD NCP はフィリピンにおける裁判事件が終結するまでは一切い
かなる措置も講じないという、したがって結局のところ全く何もしないことになる、その
ような悪質な態度をけっして変えようとしていないことを知りました。OECD NCP の職員は
もうこれ以上仕事を続ける信用がありません。なぜならば、真の社会的責任を推し進める
ようにガイドラインを実施し、労働者と多国籍企業との間の重大な問題の解決策を見出す
のではなく、本当の出来事を公衆にひた隠すために企業の手先に成り下がっているからで
す。
我々はまた、去る2008 年2 月25 日に、OECD が、日本で開催されることになっているG8 サ
ミットへの準備として、東南アジアにおけるガイドラインの役割を高めるためのシンポジ
ウムを日本の東京で開催したことを知りました。それについて、我々は、日本が組合敵視
の振舞いを犯している点で最悪の悪名高い実績を残していることを見ましたが、それだけ
でなく、我々はトヨタが一番の組合潰し屋であることを知っています。TMPCWA の指導者た
ちが軍隊のいやがらせを味わわされてきているこの重大な時にトヨタは労働者の権利を抑
圧するためにフィリピンの大統領さえも指図することが出来るのですから、我々は、トヨ
タの思いあがった振舞いに対してOECD の職員が何もなすすべがないからといって、驚きは
しません。第202 歩兵旅団の軍分遣隊がTMPCWA の組合事務所の直ぐ近くに配備され、我々
は不当にも数回にわたり監視を受けてきました。第202 歩兵旅団の制服軍人が、我々の事
務所にやって来て、指導者たちの所在を訊きました(2008 年1 月24 日および2 月28 日)。
去る2008 年3 月4 日には、4 名の軍人が我が組合事務所を、あらゆる角度から写真撮りし
ました。我々は今、生命の危険を大変恐れています。それはこの地域のすべての労働運動
指導者たちに対する脅威が常にあるからであり、その脅威とはまさしく去る月曜日(2008
年3 月10 日)に、カビテでEMI-矢崎の元組合委員長に起きた事件のような脅威にほかなり
ません。(このことについて、添付の糾弾声明を見て頂きたい。)
さて、今回予定されている我々の支援する会のOECD 職員との会合について申し上げます。
我々は、これまでと同じように、なんら新しい情報を期待してはおりませんが、TMPCWA は、
日本のOECD、とりわけ常にトヨタの味方をしている堤 尚広氏の無能性を引き続き暴露し
ていくことを、日本のOECD の職員に喚起しておきたいと考えます。貴殿は、ガイドライン
の実施にかんする貴殿の職務をまっとうに真性に行うことが出来たときに、はじめて尊敬
を得ることが出来るでしょう。
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最近のメールから見た繁忙貧困

2008年03月23日 22時45分08秒 | Weblog
 世界一のトヨタを支える実情を紹介します。
その1.トヨタグループで働く派遣労働者から悲痛な叫び声が寄せられる。


初めまして。
車の部品を製造する工場で、2年半以上働く、派遣社員です。
現場では、配置以来継続して、ある部品の組み付け作業に従事しております。
昨年から現場での労働時間が過酷になり、今では拘束時間12時間が当たり前、休日である土日も、土曜日はほぼ毎週、断るなら怪訝な顔と嫌味を言われ、更にはクビをほのめかされ、精神的にも肉体的にも苦痛を感じております。
所属している派遣会社も、労働組合を結成している訳でも無く、以前1度有給休暇について問い合わせたところ、「誰からそんなこと聞いた!うちは有給なんて無い!」と言われました。
派遣社員は、もうどこからも良いように利用されて、使い捨てされるだけの存在なのでしょうか。
全トユニオン様の存在は知っていたのですが、実際派遣会社、派遣先と同じように、加入したところで組合費を搾取され、ただ話を聞いて頂き、諭されるだけなのかもと、あらゆるものに対して不信感を抱いております。
仕事全般について、派遣期間中風邪、インフルエンザにより休んだことはありますが、不良品を出すことや通勤中の事故、勤務中の怪我などで労災が適用されるなど、迷惑をかけるような行為に至ったことはありません。
増して派遣として同一企業の同一部署にこれだけ配属されていますので、企業はわたくしを社員として雇用する義務さえある状況かと思います。わたくし以外にも、該当する方が沢山いらっしゃいます。
散文、乱文になってしまいましたが、今日も昨日の17時から働き、先ほど自宅に着いたところで、文章を校正したり読み返したりする気力がありません。今週も週末、出勤を依頼されました。
メールをすることで、少しでも改善する方向に動くことができるのでしょうか。
プライベートを捨ててこれだけ働いても、年収は300万に届くか届かないか。
つかれました。

当労働組合は、
 各社とも多くの非正規労働者を採用して働かせ、年々増やしているのが実態です。明らかに法を逸脱した雇用関係が目立ちます。デンソー関連における派遣会社の違法派遣の告発と行政指導をさせるなど、違法な派遣の有り方を無くすよう各社に申し入れています。車の部品の如く、ジャストインタイムに無権利で働かせる、労働のあり方をトヨタから一掃するために力を合わせましょう。執行部
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'08春闘第2回団交開かれる

2008年03月20日 11時48分42秒 | Weblog
 3月19日(水)午後6時30分から8時まで、全トヨタ労働組合はトヨタ自動車との第2回団体交渉を開催しました。'08春闘賃金引上げを中心に職場から出された諸要求をかかげて行われています。トヨタ自動車労組とは4回の労使協議会を(団交に当たらない)設けて議論しているのに、当労働組合とは、やっと2回目の団体交渉開催です。2月13日に第1回申し入れ団交でしたから、実に37日目の団体交渉となります。全く不誠実な団交であります。回答指定日も通告していないのに、労使双方の真摯な議論をすることすら拒み、議論が深まったとは言えない状態で、行き成り第2回で回答をしてきました。
 労組法にもとづく団体交渉をないがしろにする会社の態度に憤りさえ感じます。
円高・世界同時株安と言う不安定な状況を打開するには、当労組が主張するように、国内の景気回復を真剣に考え、足元をしっかりすることが必要不可欠です。
 そのためにも、国民総生産の6割を占める個人消費の懐を大きくすることが求められているのです。一握りの大企業の身勝手な行動は許されません。執行部

2008年2月13日
トヨタ自動車株式会社                    
代表取締役 社長 渡辺捷昭 殿
                       全トヨタ労働組合
                       執行委員長 若 月 忠 夫
2008年度春闘申入れ書
全トヨタ労働組合は昨年の春闘では、外需に依存する不安定な日本経済を内需拡大景気へと誘導するため、ベアを中心に大幅賃金引上げを要求して闘いました。
 結果は、好調な企業業績が国民の所得に反映されず消費拡大に結びついていないのが日本経済の大きな問題となっています。
日本経済は原油高、アメリカ住宅ローン等の問題はあるものの、大手企業を中心に昨年に続き、好調に維持しているのが特徴です。
 トヨタ自動車は'07年3月期連結決算で売上高、利益ともまたしても過去最高を更新しました。株主配当(トヨタ)にいたっては3年連続大幅(21.3%から23.4%)増配をしています。トヨタグループ各社もトヨタ自動車の好調に連動して増収増益です。
今春闘では、トヨタグループ各社は日本経済の活性化のために、中小企業・零細企業にも利益を還元するなど、部品取引単価の引き上げと労働者の頑張りにしっかり応えて、企業間の労働条件格差是正に取組むことを強く求めます。
政府の経済見通しは、’08年度の成長率を実質2.0%と定めていますが、従来の輸出頼みの構造を改めない限り、達成することは困難だとさえ言われています。
 そのためには、国民総生産の六割をしめる個人消費支出をいかに伸ばすかが焦点となってきます。現実には個人消費は低迷しており、内需拡大のために大幅賃金引上げを実現させて、家計部門に還元していくことが大手企業の社会的責任です。 
労働者を取り巻く環境は、政府による相次ぐ増税(定率減税が全廃)と社会保障負担が重くのしかかり、可処分所得が伸び悩んでいます。加えて、昨年来食料品、生活用品、燃料等の値上げが相次ぎ厳しい生活環境になっているのが現実です。どうしても、大幅賃金引上げ実現で生活改善をしていかなければなりません。
 今春闘は、誰でもどこでも最低1万円以上の賃金引上げを目標に、具体的には個別賃金引上げ方式で要求します。一時金の要求は業績を反映して昨年獲得月数を上まわる要求とします。
あわせて、生活と労働の調和のために、労働時間短縮、各諸手当ての引き上げ、非正規労働者の待遇改善等を要求します。
また、トヨタ自動車の社員であった内野健一さんの労働災害認定裁判の結果を重く受け止め、改めるべきものは改め、従業員の健康管理に特段の配慮を求めます。
トヨタ・グループで働く労働者の基準賃金は低く抑えられ、「残業」や「諸手当」に頼らなければまともな生活が出来ない程です。生活苦と長時間労働は働く人の心身の健康障害を引き起こし、家族との団欒が奪われて家庭とは言えない状態です。生活と労働実態に見合った大幅賃金引上げと待遇改善は、働く人の真の豊かさと労働意欲を高めることであり、かつ企業活動の活性化に結びつくものと確信します。よって、以下申し入れます。以上
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まにら新聞3月6日号から

2008年03月15日 09時58分12秒 | Weblog

まにら新聞3月6日
-----------------------------------------------
労組抗議活動
トヨタ、日産、ネスレなど大手企業や在比各国大使館前で労組
が抗議運動


 左派系労働組合連合「五月一日運動」(KMU)は五日、日
本、韓国、台湾、スイスの在比大使館・連絡事務所や外国資本
企業の前で抗議運動を行い、「労働者にとり最悪の人権侵害者
」としてトヨタ、日産、食品大手ネスレ(本社スイス)の外資
系企業三社を名指しすると同時に、現政権が「外国の資本主義
の操り人形になっている」と非難した。

 抗議運動に参加したのはルソン地方カビテ、ラグナ、ケソン
各州からの農民や労働者約八百人。参加者たちはこの日午前九
時、首都圏パサイ市のトヨタ販売代理店トヨタマニラベイから
抗議運動を開始し、その後、在比日本大使館、比経済区庁(P
EZA)へと抗議を続けた。

 抗議運動はさらに、首都圏マカティ市の韓国、スイス両国大
使館、台湾経済・文化事務所、日産の比国内運営を代行する台
湾系ユーロンモーターズ、ネスレ各社などに対しても行われた


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Tmpcwaを支援する会から080314

2008年03月14日 23時15分25秒 | Weblog
3月10日のフィリピン現地時間午前8時頃、EMIヤザキTORRES労組元委員長
ジェリークリストバル氏が待ち伏せされて殺されたとのことです。彼は、日本キリスト教
協議会(プロテスタント教会協議会)真野元幹事がまとめたフィリピン独立教会ラメント
主教暗殺の件でも記していますが、2006年に一度狙われ、その時は未遂に終わりまし
たが、2回目は助からなかったということになります。(注:矢崎とは日系企業の矢崎総
業です。)

次の暗殺ターゲットはTMPCWAのエド委員長であることが懸念されます。

 今朝(3月13日)のエド委員長からメールでは
「第202歩兵旅団の軍分遣隊がTMPCWAの組合事務所の直ぐ近くに配備され、我々
は不当にも数回にわたり監視を受けてきました。第202歩兵旅団の制服軍人が、我々の
事務所にやって来て、指導者たちの所在を訊きました(2008年1月24日および2月
28日)。去る2008年3月4日には、4名の軍人が我が組合事務所を、あらゆる角度
から写真撮りしました。我々は今、生命の危険を大変恐れています。それはこの地域のす
べての労働運動指導者たちに対する脅威が常にあるからであり、その脅威とはまさしく去
る月曜日(2008年3月10日)に、 カビテでEMI-矢崎の元組合委員長に起きた
事件のような脅威にほかなりません。」 と言って来ています。

【参考】過去の経過は以下のURLをご覧下さい
http://ncc-j.org/diarypro/archives/175.html


フィリピントヨタ労組を支援する会 小嶋 武志

---------------------<以下はPAMANTIK-KMUの抗議声明です。>-------------------

2008.3.10 PAMANTIK-KMU(南タガログ労働者連合・5月1日運動/KMU)


ジェリー・クリストバル氏、南タガログ地域における
戦闘的労働運動指導者に対する政治的殺人の8人目の犠牲者となる

 ヘラルド・「ジェリー」・クリストバルは、三度目に、ついに彼の命を狙う犯人らから
逃れることが出来なかった。彼はEMI矢崎労組(サマハン)の元組合委員長であった。
2008年3月10日月曜日午前8時ころ、ジェリーは、カビテ州イムス市アギナルド・ハイ
ウェーアナブ1番地のディスカウントショップ「マクロ」の前で待ち伏せに遭い、死亡し
た。パジェロに乗った何者か未確認の犯人に、家から付けられてのことであった。凶器と
して使われた高性能火器から発射された7発の銃弾を浴びた。

 はっきりと記憶に残っているが、ジェリー・クリストバルは、2006年4月28日に、未遂
に終ったが、待ち伏せの被害者になっていた。カビテ州イムス市のアナブ・コースタル・
マーケットでのことであったが、バイクに乗って目出し帽を被った未確認の犯人らの仕業
だったが、そのうちの一人は、なんと被害者が担ぎこまれたのと同じカビテ州イムス市ピ
ラーの病院に送り込まれた。この狙撃者は、フィリピン国家警察のカビテ州イムス市情報
部のSPO1(注:警察の階級)ロメオ・ララで、警察の協力者であると確認された。ジェ
リーは、45口径の銃から発射された9発の弾丸を浴びていた。

 その後、2006年12月11日午前5時20分ごろにも、EMI矢崎の工場の前で、4人の執行委員
とオルガナイザーが撃たれた。元執行委員であったブース・セルビダが殺され、ジョエル
・サールは重傷を負った。ほかの2名は幸い銃弾をかいくぐることが出来た。ジェリーも
この銃撃の標的の一人にされていたはずであると考えられているが、幸運にも彼は自宅に
取り残されていた。そのため事件に遭遇せずに済んだ。

 パマンティックKMUは、地域における労働運動指導者に対する殺人を強く糾弾する。組
合の結成は、労働者の賃金諸手当の要求を押し進め、正規の職を守るための死活問題であ
る。ジェリーは、EMI矢崎の労働者の利益の追求に活発に参画していたために会社から解
雇されたが、その後もなお最後に息を引き取るまで精力的に身をささげていた。

 この殺人は、カビテ経済区域に吹き荒れている最悪の抑圧的な「ノーユニオン、ノース
トライキ」政策の一環だ。労働者の組合の結成・加入とストライキ実施の権利に対する抑
圧は、殺人を犯すことにまで行くのだ。南タガログ地域全体において、オプラン・バンタ
イ・ラヤ1および2という形をとった反乱抑止計画が、経済区域の中でも外でも、進めら
れている。現在、ラグーナ州カブヤオ市のネスレ工場の中に、ラグナ工業団地警察支援グ
ループ(LIPPAG)が常駐し、またラグーナ州サンタロサ市のフィリピントヨタ自動車にお
いても、そうなっている。さらに、ラグーナ州サンタロサ市サンタクルス区プロング地区
ポブラシオン1番地とラグナ州カブヤオ市のサウスビル住宅分譲地には、フィリピン陸軍
の第202歩兵旅団の配備までされている。

 カビテ州は知事職(OPG)の直轄のもとにあるのに、カビテ産業平和行動グループ
(CIPAG)とカラバルソン警察は、カビテ輸出加工区域(CEPZ)での労働争議のあらゆる
問題に介入し、労働者にたいするいやがらせを行なっている。2007年6月に一番新しく起
きた出来事として、このCEPZ区域の中にあるフィルスジョインの2名の女性組合指導者
が、高性能の長銃身の火器で武装し目出し帽を被った男たちに強制的に拉致された。二人
の女性は米袋の中に詰められて、カビテ州ロサリオ市バカオ地区の畑の中に投げ捨てられ
た。犯人らがそのままにしていったことで、彼女たちは命拾いをした。

 今回の事件は、南タガログ地域のいたるところで横行している政治的殺人の被害者の
ケースにきわめて類似している。ジェリーが犠牲になる前に、合計162人に達していた政
治的殺人の被害者のうち7人が、労働者の指導者であったが、このなかには、2005年9月22
日に殺された、パマンティクKMU代表とUFE-DFS-KMUネスレ労働組合委員長であった、ディ
オスダド・「ディング」・フォルトゥナが含まれている。

 この種の政策は、労働者の権利に対する明白な侵害であり、外国資本家たちを利するた
めのものだ。彼等は、低賃金で労働者を奴隷のように扱い、長時間労働と工場内の非人道
的な作業条件により労働者を搾取している。貧困と圧迫さらには強い抑圧を労働者が身を
もってうけているように、アロヨ体制のもとではフィリピン労働者に希望はない。民衆に
対するいやがらせと、このようなおぞましい殺人は、グロリア・マカパガル・アロヨが大
統領として現在の職にとどまるかぎり、決して止むことはないであろう。だからこそ、
我々は今彼女を追放する必要があるのだ!


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トヨタの採用計画

2008年03月11日 20時41分03秒 | Weblog
トヨタ自動車は、期間従業員から正社員への登用数を08年度は900人とする計画を発表しました。07年度の採用実績は1250人でした。期間従業員数が減少していることから、07年度実績にくらべ登用数は減少することになります。。
 08年度の技能職採用は1950人(07年度は2134人)を計画しています。このうち1050人が新卒採用で、900人が期間従業員からの登用となります。07年の期間従業員の数は平均で9500人です。正社員への登用が進んだことから、ピーク時の05年(1万0800人)に比べ減少していることになります。
 しかし現場での実感は、まだまだ非正規に頼っています。

トヨタのグローバルサイトを参照してください。
http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Mar/nt08_0306.html

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フレッシュアイ トヨタのニュースから

2008年03月07日 20時44分52秒 | Weblog
本日届いたフレッシュアイのトヨタのニュースは豊富な内容です。
以下皆さんに紹介します。

フレッシュアイ 新着ニュースメール          2008年03月07日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 労働 トヨタ  の新着ニュース
……………………………………………………………………………………………

・トヨタ春闘第3回交渉 議論は平行線たどる[名古屋テレビ]
http://news.fresheye.com/mart/KtH/r-758tv2-KtH-02/

・トヨタ過労死/QC活動も労働時間/遺族補償年金に算定/勝訴確定で 労基署が…
[しんぶん赤旗]
http://news.fresheye.com/mart/KtH/r-akahat-KtH-0D/

・トヨタQC活動 労基署、一転「業務」と認める[中日新聞]
http://news.fresheye.com/mart/KtH/r-chunic-KtH-14/

・春闘 「満額確保へ一丸」確認 全トヨタ労連代表者集会
[Fuji Sankei Business i.]
http://news.fresheye.com/mart/KtH/r-biz-i-KtH-0S/
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慣例を改めさせた信念

2008年03月07日 10時46分10秒 | Weblog
 時間外労働時間算定、原告の主張ほぼ認められる

 トヨタ自動車で働き仕事中に倒れて死亡した内野健一さんの遺族が訴えていた、労働災害認定裁判で、2007年11月に名古屋地裁にて、労働災害として認定され、国の控訴断念で確定していましたが、遺族補償年金支給の計算方式に裁判で認められた、時間外労働時間106時間45時間を元に計算しなければならないのに、豊田労基署は、労災不支給決定をした時の52時間50分を元に計算する決まりを押付けようとしてました。
 原告と弁護団は、「司法判断を無視した、豊田労基署の判断はおかしい」として、受け取りを拒否し、再計算するよう国側に求めていました。
 判決から3ヶ月経った昨日の6日(木)豊田労基署からの通告で判明しました。
亡くなる前3ヶ月の時間外労働時間'01年11月98時間、12月63時間50分、’021月93時間05分と認め、3ヶ月平均で計算して、遺族補償年金支給を決定することになりました。
 
労働局の考えは「おかしい」と感じ始める
 これまでだと国側は、慣例にしたがって、司法の判断を無視して決定してきた節があります。原告は当たり前で、普通のことを主張してきたのに、わかってもらえないことに行き道理さえ感じていたようです。
 全トヨタ労働組合の問いかけに、原告は「労働基準監督署に再計算させたのは画期的」と語りました。

今年の流行語大賞は「画期的」?
 寄らば大樹のかげではないですが、「しかたがないか」で済まされることが多いこの世の中で、勝利判決は原告の物事を決め付けない姿勢にあったように思う。勝利判決も画期的でしたし、慣例を改めさせたことも画期的です。一地方裁判所の判決が、全国的にいや世界的に反響を呼んだのも画期的で、なによりも、巨大企業トヨタ自動車に認めさせたことは画期的です。
 
トヨタは反省の弁を国民と労働者にしめすべき! 
「世界一のトヨタなら、働く人も世界一大事にする企業であってほしい」と訴える原告の言葉に胸が詰まります。CSRを遵守する企業なら、ただちに原告に対して、謝罪をすべきです。
 全トヨタ労働組合は、今春闘で経営者の姿勢を正すよう要求しています。何かが変わり始めてる、そんな実感をもてるたたかいを力合わせてやり抜きましょう。執行部
 
コメント (2)
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TPPCWA支援する会から

2008年03月06日 05時48分34秒 | Weblog
TMPCWA支援する会からのニュースです。

日頃のフィリピントヨタ労組へのご支援、大変ありがとうございます。
 昨年12月26日東京高裁がトヨタ不当労働行為行政訴訟控訴棄却の
不当判決を下したことに対して、私たちは最高裁へ上告しました。
 フィリピントヨタ労組を支援する会のホームページに下記の上告理由書と
上告受理申し立て理由書を掲載しましたので、ぜひご覧下さい。

<最高裁>上告理由書
http://www.green.dti.ne.jp/protest_toyota/other/080227saikosai.pdf

<最高裁>上告受理申し立て理由書
http://www.green.dti.ne.jp/protest_toyota/other/080227saikosai_mositate.pdf

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
フィリピントヨタ労組を支援する会
〒237-0063 
神奈川県横須賀市追浜東町3-63-901
TEL / FAX: 046-866-4930
ホームページ: http://www.green.dti.ne.jp/protest_toyota/
e-mail : protest-toyota@list.jca.apc.org 
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

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中日新聞に内野博子さん登場

2008年03月02日 17時59分29秒 | Weblog
中日新聞3月1日付け夕刊に内野博子さんのことが大きく扱われています。なお、東京新聞2月29日付け夕刊でも同じ記事が掲載されています。
 内野博子さんは、このブログの訪問者はご存じのトヨタ自動車堤工場で働いていて過労死された健一さんの妻であり、この間の訴訟の原告でもあるひとです。
 この記事を読みながら、ごく普通のトヨタマンの妻であった博子さんが、会社や労働基準監督署、さらにはトヨタ自動車労働組合とかかわりながら、人として大きく変化してきた様子がうかがえます。
 世界一のトヨタという企業の実像と虚像を自分の目で見てきた人の、素直な気持ちがこの記事のインタビューを通して伺えます。
 この記事は、どちらかというとトヨタのよいしょ記事が多かった地元最大のマスコミの中日新聞の記事の中では、異色のものでジャーナリズムの良心が伺えます。
メディアの勇気ある記事に敬意を表します。
  

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