全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

自主活動の見直しとは言うものの

2008年06月28日 21時32分57秒 | Weblog
 トヨタ自動車及び関連企業では様々な自主活動が行われておりますが、「自主活動とは」名ばかりで、強引に「自主」にして、労務管理をしているのが実態です。
 お金をかけずに(払わず)効率よく従わせる都合のよいインホーマル制度なのです。
 本来ならば労働基準法で、一日8時間・週40時間制と最低の労働時間が決められています。なのに、QCサークルをはじめとした自主活動(不払い業務)はこの基準を超えて実施しています。総労働時間にカウントされない自主活動(不払い業務)が多くあるのです。総労働時間短縮の意味からも、認めたQC活動は所定内時間に実施すべきなのです。
 創意工夫提案活動は賞金額4000円以下は「自主」で、6000円以上は「業務扱い」にすると職場では説明がありましたが、提案活動はQCで工夫されたことが提案となっており、明らかに業務に連動しているのです。なのに?
次回はトヨタにおける「自主活動」なるものにどんなものがあるのか見てみます。
皆さんの職場でどんなことがどのように行われているのか教えてください。
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第4回団体交渉開催(トヨタ自)

2008年06月25日 22時42分45秒 | Weblog
6月25日(水)午後7時過ぎからトヨタ自動車と第4回団交を開いた。

 5月22日の朝刊に「トヨタ、QCに全額残業代」の見出しで、6月から実施するとの報道がされたが、職場では確証が得られなかったので、確認をするために団交を申し入れていました。
 
 申し入れ内容は、「従来、自主活動としてきた項目について、全面的に見直しをしたのか、なにが、どのように見直しをされたのか説明を求める」。さらに具体的に8項目で回答を求めました。
 トヨタはいまだに、不払い残業代を原告に支払っていないそうです。なぜかといいますと、労働基準法上時効(2年)となっているからだというのです。
 この考えに対して、厚生労働委員会で小池晃参議院議員が質問しました。

 舛添大臣が答弁で、「ひとつの重い判決が出た、・・・働く人たちの権利をきちっと守る、そういうことをきちんとやっている企業がこれから社会的責任をきちんと果たしている企業として、国民に受け入れられると考える」といっていることを紹介して、支払うよう求めました。
 
 原告に対して、いまだに謝罪をしていないことにも言及し、エプソン過労死裁判(長野)の判決に対して、エプソン社の「厳粛に受け止める・・・」コメントとは大違いです。従業員一人が労災で亡くなったことにお詫びもしないなど、トヨタの傲慢を指摘し、委員長から「トヨタの従業員として恥ずかしい思いをしている」と発言がありました。

 まだまだ解決しなければならないことがあります。引き続き団交をつうじて、快適で働きやすい職場を目指して、労使協議をすすめます。
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機関紙7号アイシン高丘宣伝です!

2008年06月24日 21時56分39秒 | 機関紙
今日はアイシン高丘の皆さんに機関紙7号を届けてきました。年に数回の宣伝ですが、ほとんどがビラを受け取っていきます。50枚、100枚の束が見る間になくなっていきます。用意した枚数は全て配布できました。
『全トヨタ労働組合』の機関紙の内容、記事など関心のあることがあったのでしょうか。わざわざ近寄ってきたり、手を出して受け取っていく姿もあります。
今回の機関紙7号の宣伝行動は一応の成果、成功だったといえるでしょう。

さて駐車場の奥に第2東名高速道路がみえます。高速道路の向こう側には数ヶ月前に女子高校生が殺害された現場があります。一時期のマスコミ報道もなくなり犯人は捕まったのでしょうか。不信者の情報を寄せる看板も道路脇にあります。ここを通ると事件を思いだしますね。亡くなられた女子高生のご冥福を祈るとともに、一刻も早く事件が解決されることを望みます。
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内野さん支援する会第5回総会

2008年06月24日 21時02分45秒 | Weblog
トヨタの過労死を認めさせた妻の闘い 内野さんの労災認定を支援する会の第5回総会が行われました。

 すでに何回もお知らせしたように、トヨタ自動車堤工場で働いていた内野健一さんの過労死を巡る裁判は昨年末の裁判で業務による過労死だということで勝利判決が確定しました。2002年に内野さん亡くなられ、豊田労基署・愛知労働局への労災認定が認められずに2004年には行政訴訟という形で裁判闘争になるとともに、支援する会が作られました。支援する会は、内野さんの労災認定が実現し、遺族補償年金もほぼ判決内容にもとづいたものとして実現し、さらにQCなど一部自主活動として手当がつかなかったものも業務扱いとするなど新たな動きもトヨタ内部に生まれています。6月22日に行われた今回の総会は目的が実現したことから、解散総会となりました。二部の記念パーティには100名を超える支援者が集まり、婦人の労をねぎらい、喜びを語り合う交流となりました。
 支援する会では、このあとも精算業務として文集などの発行は引き継いで作業を行っていきます。11月29日(土)金山労働会館にて予定されている、報告集会が本当の意味で最後になります。
 皆さんご支援ありがとうございました。
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豊田労基署に申し入れ

2008年06月20日 12時57分45秒 | Weblog
職場に生かそう!内野裁判の判決を
 
 全トヨタ労働組合は、6月16日(月)豊田労働基準監督署にトヨタ及び関連企業において、自主活動の名のもとに行われている、サービス業務を改めるよう申し入れました。
 今回の申し入れは、昨年の秋闘と今年の春闘にかけて、各社(トヨタ・デンソー・アイシン・ジェイテクト・トヨタ車体)と団体交渉をしてきました。各社とも当労組の要求を見直す回答が見られませんでした。
 このままでは、労使協議では解決に至らないことから、監督署への働きかけとなりました。
豊田労働基準監督署へ要請する組合員
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今日は機関紙7号アイシン刈谷宣伝です!

2008年06月19日 22時42分28秒 | 機関紙
梅雨どきで雨が心配されましたが、何とか持ちこたえてくれて順調に機関紙7号のビラ配布ができました。
全トヨタ労働組合が各社春の団交で『QCサークル』など自主活動を業務とするよう要求したことが書かれています。
又刈谷労働基準監督署にも要請したことも記事となっています。最近トヨタが『QC活動の手当て拡大、見直し』などと新聞報道がされたこともあり、関心が高くわざわざ手を差し出して受け取っていきます。皆さんの切実な生の声もどしどし掲載しますので相談ください。
ところで『全トヨタ労働組合』の機関紙は会社敷地外でビラ配布をしていますが、組合結成時から『アイシン労働組合』と平等に会社敷地内でビラ配布ができるよう要求しています。
今のところ会社が許可していませんので会社敷地外でビラ配布をせざるをえませんが、複数の組合が存在するようになったわけですから平等に許可するよう要求しています。
いつかそのときが来るよう皆さんのささやかな応援もお願いします。
相変わらず守衛さんのマークもありますね。守衛さんの仕事は何事もなくて当たり前ですから何事かあれば仕事をするのは解らぬことではないのですが、その何事かが、正当な労働組合活動である『全トヨタ労働組合』の会社敷地外でのビラ宣伝とはいかがなものかという気もします。アイシン労働組合との際立った対応の違いは本心を一般の労働者に見透かされるだけでしょうね。

写真は刈谷工場正門からで後ろの建物は技術本館です。
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労働相談開きました

2008年06月18日 11時40分15秒 | Weblog
 全トヨタ労働組合は、6月14・15日の2日間組合事務所にて、西三南地域労連と共同で集中労働相談を開きました。西三河地域の産業といえば、自動車生産が活発な地域です。その自動車産業では、国際競争を御旗にコスト削減が極限を超えて末広がり、大企業栄えるものの中小零細企業と労働者には、厳しい労働環境となっています。このところ、海外依存が高まっていたものの、サプライムや原油高等によって、販売が落ち込んでいることもあって、いっそうのコスト削減が社内外で徹底されてきています。
 愛知で見る限り、連日のように期間従業員の募集広告があったのが、先月からピタット消えました。余剰人員の整理がはじまり、そのあおりを受けているのが派遣社員です。50%削減という話もあるほどです。
 今回の労働相談は、そうした背景が反映したものになりました。身分がはっきりしない事例や、雇用契約があいまいであったり、長期間働いてスキルを高めてきたのに急に打ち切りを口頭で言われるなど、不安定な雇用関係に関する問題と不安がるる述べられました。正規労働者でも出向に応じなければ、早期退職を迫られる事例もありました。今回の労働相談を通して見えてくるものは、トヨタをピラミットの頂点にして、裾野に行けばいくほど厳しい労働環境にあることが解ります。
 当労働組合は、正規と非正規労働者が融合し合って、待遇改善に迫る取り組みを引きつづき働き架けていきます。
 尚、通常労働相談日は、月・水・金の午前11時から午後13時まで0566-82-6684で実施していますので、御利用ください。
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倉田さんを支援する会第5回総会

2008年06月16日 13時20分09秒 | Weblog
倉田さんを支援する会第5回総会

 6月15日(日)の午後、刈谷市民会館において「刈谷市職員倉田さんの公務災害認定を求める会」の第5回総会が行われました。
 総会には、50人を超える人が参加し、その中には先のトヨタ自動車堤工場の過労死事件で過労死認定のみならずトヨタシステムに風穴を開ける結果をもたらした原告内野博子さんや、杉山薬品過労死裁判のご両親の原告の杉山夫妻や中電藤田過労死裁判の原告藤田さんや、世界のトヨタ・デンソーを相手のパワハラ裁判の原告Kさんも参加され、挨拶や報告をされました。
 刈谷市美術館職員であった故倉田康弘さんが亡くなられたのは1998年12月のことでした。今年で10年になります。この間公務災害の認定を求めて地方公務員基金支部から本部に向けて申請をおこなってきましたが、そろそろ訴訟も視野に入れた運動の必要性が語られるようになりました。今回の総会もそういった節目として位置づけられるようなものでした。
 総会の記念講演での福井弁護士のお話はそいうことや、裁判闘争の意義や裁判が始まればここまでにほとんど証拠は準備されているものですから速やかに進行してすぐに結審を迎えるということもありました。
 最後に、ご令嬢のご子息の作文の代読はみんな真剣に聞き入るすばらしいものでした。参加者として、これからも支援をし、拡大していく必要性を強く感じました。皆さんも、ぜひご支援を。

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本日より労働相談

2008年06月14日 10時04分27秒 | Weblog
本日より労働相談はじめました。

6月14日(土) 15日(日)

10時~17時

0566 82 6684
0566 82 5020

どんなことでもかまいません。
お気軽に、ご連絡ください。

全トヨタ労働組合(ATU)




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機関紙7号アイシン西尾工場宣伝やりました!

2008年06月13日 21時58分07秒 | 機関紙
梅雨の晴れ間でしょうか、今日は絶好の天気でしたね。アイシン西尾工場で機関紙7号の宣伝をしてきました。
いつもの枚数より今回はかなり多くビラが配布できました。正社員以外期間従業員、派遣、外国人労働者など様々な形態で働く労働者が出勤してきます。顔写真のないブルー系の社員証や黄色の社員証で入門する姿が見られます。
そうそう西尾地区にセキュリテイゲートが設置されるという話がありました。なるほど社員証をタッチして入場していきます。
労働組合と会社でセキュリテイー強化について話し合いを行ってきたとのこと。
3月24日より西尾地区をかわきりに全社敷地内への通用門に『ポールケート』『フラッパーゲート』(どちらもタッチ式)が設置されるとのこと。
ねらいはセキュリテイーを強化し、不正入場者の防止を図るとのこと。注意事項としてタイムレコーダーの打刻は従来通り行うこと。(アイシン労働組合アイシン精機支部広報部 わくわくネットNO.326 発行08年3月31日)
へえ~アイシン精機支部労働組合と会社で話し合いを行ってきたのですか。
今後全社敷地内への通用門に設置されるとのこと。早期の設置が望まれます。結構なことではないですか。
我が『全トヨタ労働組合』は結成時から、『無償残業』を根絶する施策として時間管理の徹底を会社に要求してきました。
会社にいつ出社して、いつ退社したかが明確になるために、入退場の時間管理が可能なカードリーダ装置の設置を全工場に要求してきたところです。既に技術開発研究所北門では設置ずみで、デンソー及び豊田自動織機の各工場でも順次設置されています。
このことが『安心して働ける職場環境の実現』になればよころばしいことですね。
ところで今回も相変わらず守衛さんの密着でした。最初は気がつかなかったのですが、
これも仕事ですか。我々の組合の場合は仕事なのにアイシン労働組合のビラ配布は仕事ではないのですかね。
アイシン労働組合も頑張って春闘では会社敷地内ですが、ビラを配布していますよね。
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