全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

マフラーの三五もブラック企業か

2014年06月27日 21時44分48秒 | Weblog
集団で窃盗を働く
 6月26日(木)早朝、自動車部品マフラーを造る企業として世界的に有名な、株式会社三五(愛知県三好市)福田工場周辺で当組合の機関誌を配布していたところ、人事関係者と組合役員が会社内から出てきて、機関紙を受け取った労働者から機関紙を回収し始めました。
 これは明らかに、人のものを奪う窃盗です。こんなことを平気で指示する会社関係者の品性を疑います。抗議をすると同時に、同日付けで三五の会社に抗議書を郵送しました。

やっていることが犯罪だと認識しない企業体質が怖い
 労働組合を敵視する企業の労務対応は、組合結成が認められている法律に反する行為であり犯罪です。犯罪を平気で犯すような企業は地域にも信頼されません。良心的な労働者を傷つけることにもなります。機関紙の内容に間違っていることでも書いているのであれば申し出てください。
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AKK吉田裁判(地位保全等)行われました

2014年06月25日 11時55分26秒 | Weblog
労働災害にあって、働けないことはどんなに苦しいことかわかってほしい! 
 
6月24日(火)午前10時から、名古屋地方裁判所にて、地位保全等の裁判が開かれました。
 裁判長は双方から、準備書面が出させれていることを確認して、論点整理が行われ、一つに仕事と怪我との因果関係を明らかにすること、二つ目には会社は危険を認識していて、安全配慮があったのかなかったのかを明らかにしていくことを明らかにしました。
 そのうえで、上肢の労災認定基準との関係、蓄積したであろう疲労を半年と言わず、もっと前からの労働実態を調べる必要性と同種作業者での疾病災害の調査、スタットボルトの仮締め作業の労働負荷の実証を試みる必要性を提起されました。これらについて、進行協議式で8月1日に開くことが決まりました。次回の裁判は8月5日(火)午後3時からです。
 
 本日(25日)、アイシン機工吉良工場にて、従業員の皆さんに機関紙24号を配布させていただきました。「吉田裁判は他人ごとではなく、全労働者の問題であり、労災認定を確定させて、皆さんの力で吉田祐二さんを職場に戻してください」よろしくお願いいたします。と呼びかけました。夜勤務を終えた労働者が駐車場までの長い坂道を、疲れた足を引きずって登ってきます。エスカレーターがほしいぐらいです。と話す人もいました。今回ご本人は参加できませんでしたが、いつも温かい眼差しをありがとうございます。雰囲気を本人に早速伝えました。励みになります。ありがとう!
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AKK吉田裁判(地位保全等)近づく

2014年06月13日 21時52分44秒 | Weblog
地位保全等の裁判が6月24日(火)開かれます。午前10時
 アイシン機工(AKK)の従業員としての地位を確保するための裁判が、労働災害認定裁判との兼ね合いを理由に、AKKは引き伸ばしを図ってきました。しかし、3月18日に名古屋地裁は、不支給取り消し判決を出し、労災が確定しました。が第三者であるAKKが控訴に参加するという前代未聞の暴挙を行い、国を訴えたことにより、現在名古屋高裁にて、受け入れるかどうかの審議が行われており、まだ結論は出ていません。
 でも一定の結論は労災として出ていますので、地位保全等の審議も前に進むことになります。ここにも全力を挙げて勝利できるよう支援をしていきたいと思います。 

アイシン機工は、吉田氏を差別的に扱うことをやめ、ただちに職場に戻すべきです。そして一日でも早く労災確定を!
 
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皆さんどう思いますか

2014年06月01日 21時17分49秒 | Weblog
トヨタ企業の恥です!
 アイシン機工(株)従業員の吉田さんの労災認定裁判で、勝訴の判決が出たにもかかわらず、機工側が不服として、補助参加を申し出てきたことを既にお伝えしました。2か月の経過が立ったのにもかかわらず、今だ名古屋高裁の判断が示されていません。
 ところで、アイシン機工は、補助参加の理由に「労災として認められると、次々年度以降の保険料が増額される可能性があるから、会社として損害の影響があり、損害を阻止するために補助参加は必要である」と述べています。
 なるほど、私の勤務していたT社でも、入院しなければならないほどのけがだったのに、毎日送り迎えをして出勤させていたことを思い出しました。休業災害になると保険料が増額されるから、それを防ぐためだったのか。
 これじゃ、労災隠しではないですか。犯罪です。こんなことをどこの企業でも考えているとしたら、労災隠しが日常的に行われていることになります。当労組への相談でも、現場で起きた災害なのに、通勤災害にしてくれと頼まれた話がありました。派遣先の会社からおとがめがあるのでそれを防ぐためだそうです。誰だって、怪我をしたくって仕事している労働者はいないのです。
 しかし、仕事している以上巻き込まれることは避けられません。万が一怪我をした労働者を救済しないで、何のために労災保険制度があるのでしょうか。こんな企業のエゴを許すような司法であってほしくないです。
 
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