全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

ATUサポート市民の会 第4回総会 

2011年02月18日 15時02分48秒 | サポート市民の会
ATUサポート市民の会 第4回総会を開催
 ATUサポート市民の会は、2月12日、第4回総会を名古屋市内で開催しました。総会は50名を超える会員・賛同者が参加し、熱気に満ちた総会となりました。

 総会では、まず、市民の会共同代表の中谷弁護士が挨拶にたち、「裁判から見えてくる状況」と題して、三築不当解雇事件に見られる派遣会社による不当なピンハネやでたらめな労働者解雇、またATUが取り組んでいる休職期限切れ解雇撤回裁判にみられるトヨタ系大企業による労働者の使い捨てを例に挙げ、ATUの存在がますます重みを増していることが話されました。

 特別ゲストとして関西地区生コン支部の高副委員長が「ゼネスト139日の経験」について講演しました。生コン関連3支部が結束して業界団体とともに「生コンの適正価格での販売」を求めてゼネストに決起し、ゼネコンを追い詰めていった過程がリアルに報告されました。現在の日本の労働運動の現状の中でのこの突出した闘いは、多くの教訓に満ちていると思います。

 続いて多くの友誼団体から市民の会への期待と連帯を込めた発言がありました。そしてATUの若月委員長からは、現在のATUは市民の会の存在抜きにはあり得なかったということを確認しつつ、ともに前進していこうという力強い発言がありました。

 
 ATUサポート市民の会は、ATU(全トヨタ労働組合)を支え共にトヨタ組合と向き合う市民運動を目的に2008年に発足しました。労働組合に入れない幅広い人たちが参加しています。
 参加したい人は当労働組合までお電話またはメールで申し込んでください。ニュースをお送りします。

ATUサポート市民の会 第3回総会

2010年02月08日 19時18分33秒 | サポート市民の会
ATUサポート市民の会第3回総会

全トヨタ労働組合(ATU)は労働者の為の、労働組合として、人権侵害や差別の是正、職場の労働安全衛生の向上、労働条件、処遇の改善に取り組んでいます。

(マイニュースジャパンのHPにてファインシンターに勤務するATU組合員のKさん(仮名)の事が、隔離部屋のトヨタ系社員は語る 通勤車が事故寸前も実態調査せず、と題して紹介されていますので御覧くださいURLは下記です)http://www.mynewsjapan.com/reports/1193

2010年2月6日(土)13時半から名古屋市内の労働会館にてATUサポート市民の会第3回総会が開催されました。
トヨタについて大学研究者の方々からの講義も行われトヨタシステム・激変する経営・生産・労働とATUと題して現在のトヨタにおける労働者の現状について学ぶこともできました。
また、大手電機メーカー三菱電機名古屋製作所(東区)で派遣として働いていました名古屋北部青年ユニオンに所属するのMさんらが出席しMさんほか同じように派遣切りにあい名古屋地裁にて裁判で闘っている事が紹介されました。
他にはジェイテクトの不当解雇裁判で闘っている田中さん、春日井市内のニイミ産業で運転手をやっていましたが会社からの不当解雇に対して闘っている管理職ユニオン東海のTさん、株式会社ファインシンターでの組合活動や団交などついてもKさんからも現状が報告されました。
また当日はATUをはじめ各ユニオン、諸団体の発言もなされました。

参加された労働者や会員、各組合員のみなさん有難うございました。共にがんばりましょう!

主 催:ATUサポート市民の会(連絡先:名古屋市中村区名駅南2-11-43日商ビル2F
NPOステ-ション (℡ 052-581-8785)
協賛:NPO愛知働くもののいのちと健康を守るセンター
   女性ユニオン
   名古屋、愛知連帯ユニオン
   名古屋ふれあいユニオン
   笹島日雇労働組合
   ジャーナリスト会議東海
   管理職ユニオン東海
   東海労動弁護団
   フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会
   全トヨタ労働組合

第4回「トヨタ連続労働講座」開催

2009年10月25日 21時51分05秒 | サポート市民の会
ATUサポート市民の会
第4回「トヨタ連続労働講座」開催
大河トヨタの下流域を行く

本日(25日)13時半から名古屋市内にて第4回になる「トヨタ連続労働講座」を開催して、正規雇用を目指したグルーポ光(三重・光精工)のたたかいを学びました。

三重労働局、光精工の職業安定法違反を認定

 8月28日、三重労働局はトヨタ系一次下請けメーカー光精工に対して子会社からの「出向」を装って違法の「労働者供給」を受けていたとして職業安定法44条違反の是正指導を行いました。これは子会社からの「出向」を装って光精工で働き、今年4月に「雇い止め」にされたユニオン三重に集結する外国人労働者36名の申告を受けたものです。
 
 ところが光精工はこの指導に対して「今回指導になった方々は会社にはいらっしゃらない。再雇用するつもりはない」などと傲然と居直り、あくまでも再雇用を拒否し続けています。こんな居直りが許されてはなりません。
彼らユニオンみえに結集する労働者達はあくまでも期限の定めのない雇用を要求して闘っています。また彼らは津地方裁判所四日市支部に地位確認・賃金支払いの仮処分の訴えを起こし裁判闘争も闘っています。さらに彼らは、今月21日には名古屋地方裁判所に対して地位確認・賃金支払いを求めて本訴訟を提訴し、闘いを広げています。

 2008年、光精工は三重労働局の指導を受け、それ以前の偽装請負状態を解消するために外国人労働者全員を直接雇用しました。しかしそれは子会社HKR光への雇用でしかなく、しかも後に「派遣」にするためのつなぎでした。これに対して外国人労働者達はユニオンみえに結集してグルーポ光を結成し、期限のない雇用を求めて闘いを開始しました。彼らは昨年10月光精工の「派遣か解雇か」という攻撃をストライキではねのけ直接雇用の延長を勝ちとってきました。しかし、光精工は希望退職の攻撃をしかけ、残った36名の組合員全員を4月15日に解雇したのです。
 
 グルーポ光に結集する労働者達は現在失業保険で生活しながら団結を固めて闘いを継続しています。この中心になっているのが大成アレクサンドロさんです。皆さんも彼らの闘いを共有し、支援されることをお願いします。
また当日はATUをはじめ各ユニオン、諸団体の発言もなされました。

 グルーポ光のみなさん有難うございました。共にがんばりましょう!

主 催:ATUサポート市民の会(連絡先:名古屋市中村区名駅南2-11-43日商ビル2F
NPOステ-ション (℡ 052-581-8785)
協賛:NPO愛知働くもののいのちと健康を守るセンター
   女性ユニオン
   名古屋、愛知連帯ユニオン
   名古屋ふれあいユニオン
   笹島日雇労働組合
   ジャーナリスト会議東海
   管理職ユニオン東海
   東海労動弁護団
   フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会
   全トヨタ労働組合

第3回トヨタ連続労働講座のお知らせ

2009年06月10日 22時26分20秒 | サポート市民の会
公開講座です。
誰でも参加できます。


『愛知製鋼は久保さんを正規雇用せよ!』

と き:6月13日(土)14時~16時

ところ:労働会館(JR・名鉄・地下鉄金山駅下車)
    愛知県名古屋市熱田区沢下町9-7 
会費:300円(失業者無料)

*元気な愛知から失業者製造県へ……スイッチを入れたのはトヨタだ!

トヨタはため込んだ儲けをどこに隠したのでしょうか。車が売れなくなると
途端に非正規社員から無慈悲に解雇しています。
その影響は、まわりまわって消費者の将来不安となってトヨタに逆襲する。
波紋は急速に、正規社員の賃金引き下げ、リストラに続く。
“買い替えなどとてもとても”という意識が広がる。
今、進行中の経済崩壊の幕を開いたのは労働者の購買力を奪ったトヨタだ。

*愛知製鋼は見せしめ差別をやめろ!

派遣労働者久保さんは、トヨタのグループ企業である愛知製鋼の
鍛造職場で長年にわたって、社員と同様に働き続けてきました。
派遣法によれば1年以上(2004年4月からは3年)継続して
同一職場で働いてきた久保さんを愛知製鋼は社員採用する義務がある。
久保さんは、所属する「名古屋ふれあいユニオン」の仲間と愛知労働局を訪ねた。
労働局はこの明らかな法律違反に対して「直接雇用が望ましい」と指導を行った。
(朝日新聞2月26日付) 

ところが、愛知製鋼は局の指導を無視して、派遣元会社・(株)「セキ」に対して
久保さんを愛知製鋼への派遣から排除することを要求した。
「セキ」も愛知製鋼の意をくんで久保さんを自社内の廃棄物処理の仕事に
配置転換し、賃金を大幅に切り下げた。
(現在、賃金は回復されている)久保さんは「名古屋ふれあいユニオン」とともに
労働委員会でたたかいをはじめました。久保さんのような事例はかなり増えてきています。

*講座に参加していただき、久保さんの話を直接に聞いて、たたかいの応援おねがいします!

主 催:ATUサポート市民の会(連絡先:名古屋市中村区名駅南2-11-43日商ビル2F

NPOステ-ション (℡ 052-581-8785)

協賛:NPO愛知働くもののいのちと健康を守るセンター、女性ユニオン名古屋
愛知連帯ユニオン、名古屋ふれあいユニオン、笹島日雇労働組合
全トヨタ労働組合、ジャーナリスト会議東海、管理職ユニオン東海、東海労動弁護団
フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会 (5月5日現在 順不動)            

愛知製鋼とは……国産自動車を開発していた豊田喜一郎が1934年
豊田自動織機製作所(現、豊田自動織機)内に「製鋼部」を設けたことが
愛知製鋼の始まり。国産にこだわった喜一郎の技術者魂は自動車向けの
特殊鋼を巨費を投じて自ら作るなど徹底していた。
現在、同社が進める生産工程の革新はトヨタ生産方式の基礎となる
無駄をなくす思想と重なる。 (朝日新聞4月12日から)

連続講座の案内

2008年09月03日 20時22分14秒 | サポート市民の会
いよいよ今週末です。

ATUサポート市民の会が、連続労働講座開催へ
 2006年2月に結成された全トヨタ労働組合(ATU)の組織的発展に市民サイドから
協力すると共に、「トヨタ生産システム、トヨタウェイ」の実態を明らかにして、“トヨタの陰”の部分を社会的に取り上げていく。そんな目的で2008年1月20日、「ATUをサポートする市民の会」が結成されました。
 その「市民の会」が、“トヨタの実像・虚像”を明らかにするとして、第一回の「連続労働
講座」を開催します。多く人の参加を訴えます。
第1回「トヨタ」労働講座
◆日 時:2008年9月6日(土)午後6時30分~
◆会 場:名古屋女性会館・視聴覚室
◆資料代:300円 <特別出演:えぐれ笹島>
◆パネリスト: N ・ T さん(派遣労働者)
       中谷 雄二さん(弁護士)
       若月 忠夫さん(ATU委員長)
◆主 催:ATUをサポートする市民の会
◆連絡先:名古屋市中村区名駅南2-11-43 日商ビル2F  TEL&FAX:052-581-8785
賛同団体:
ジャーナリスト会議東海、女性ユニオン名古屋、愛知連帯ユニオン、均等待遇東海、名古屋ふれあいユニオン、笹島日雇労働組合、全トヨタ労働組合(ATU)、東海労働弁護団、NPO健康センター、TMPCWA愛知の会、APWSL愛知、管理職ユニオン東海、金融労連銀産労東海、東海民衆センター、ATTAC東海

全トヨタ労働組合(ATU)をサポートする市民の会

2008年01月18日 10時53分54秒 | サポート市民の会
いよいよ総会が目前に迫ってきました。
どうかよろしくお願いします。

― 結成総会のご案内 ―
◆ 日時:2008年1月20日(日)午後2時~
◆ 会場:愛知労働会館(名古屋市熱田区沢下町)
   ※金山駅から名鉄線に沿って岡崎方面へ徒歩10分。
◆ 内容:第1部
①結成にいたる経過の報告/呼びかけ人の紹介
②ATUサポート市民の会の提案/会則、役員、活動方針、事務局体制、他。
  ※年会費:一口1000円(2口以上を希望)/事務所維持会員募集:1000円/月以上
③ATUからのあいさつ、メッセージ紹介、代表あいさつ
④結成宣言採択

 第2部
  記念講演 猿田正機さん(中京大学教授・トヨタ研究者)
  テーマ=トヨタ生産方式・トヨタウェイとATUの役割・責任
  懇親会
  終了後、同場所で懇親会 <午後5時~ 参加費1500円>

記者会見

2008年01月15日 22時01分44秒 | サポート市民の会
15日の今日、愛知県庁記者クラブ室にて、1月20日に発足予定の「全トヨタ労働組合(ATU)サポートする市民の会」紹介の記者会見が行われました。

 午前11時から始まった記者会見は、事務方の司会で始まり、事務局長の近森から経過説明が行われた。つぎに、市民の会代表の中谷弁護士から結成の意義について説明があり、全トヨタ労働組合結成後2年間の活動を見てきて、少数ながらも存在価値を発揮していることは、頼もしいかぎりである、しかしもっと大きく、たたかいを広げるために、サポートするものが必要である。単に組合をサポートするに留まらないで、広く市民のみなさんと運動を考えていく組織にしていきたい。
 サポートされる側からは、若月執行委員長が挨拶をされ、心強い組織が出来て、大変有り難いことです。とはいっても、組合と市民の会は別組織ですから、お互いに独自性を持って、活動をしていきたい。トヨタグループをピラミットで言えば、トヨタを頂点に裾野の部分に行けばいくほど、厳しい労働環境で働かされていることが明らかになった、労働運動は国つくりと言ってきた視点で、力を合わせて、弱者に光をあてる運動をしていきたい。と締めくくりました。

全トヨタ労働組合をサポートする市民の会結成総会は
1月20日(日)午後2時から第1部 結成総会、第2部記念講演会を開催します。
会場は名古屋市熱田区沢下町 労働会館本館2階会議室

会の連絡先は
名古屋市中村区名駅南2-11-43 日商ビル2F
NPOステーション 
ATUサポートする市民の会
電話・FAXは現在手続き中
当面 0566-82-6684(組合事務所)までお願い致します。

レイバーネットジャパンから

2008年01月11日 08時46分22秒 | サポート市民の会
レイバーネットJapanのサイトで、ATUを支援する市民の会の紹介がされています。

以下
http://www.labornetjp.org/news/2008/ATUsuporter/view
トヨタのたたかう組合を応援しよう~1/20に結成総会
トヨタの新しい闘う組合「全トヨタ労組」(ATU)をサポートする市民の会が、1月20日に結成される。トヨタには、会社とユニオンショップを結んでいる「トヨタ自動車労組」があるが、会社側と労使協調路線を確立し、これまでトヨタの過酷な労働実態を放置しつづけてきた。ATUは「これ以上我慢できない」「トヨタを変えよう」と06年1月に結成された。人間性を収奪する「トヨタシステム」は、いまや日本のあらゆる職場に浸透している。たたかう組合を支え、市民が一緒になってトヨタを変えることの意味は大きい。

― 結成総会のご案内 ―
◆ 日時:2008年1月20日(日)午後2時~
◆ 会場:愛知労働会館(名古屋市熱田区沢下町)
   ※金山駅から名鉄線に沿って岡崎方面へ徒歩10分。
◆ 内容:第一部
①結成にいたる経過の報告/呼びかけ人の紹介
②ATUサポート市民の会の提案/会則、役員、活動方針、事務局体制、他。
  ※年会費:一口1000円(2口以上を希望)/事務所維持会員募集:1000円/月以上
③ATUからのあいさつ、メッセージ紹介、代表あいさつ
④結成宣言採択

 第二部
  記念講演 猿田正機さん(中京大学教授・トヨタ研究者)
  テーマ=トヨタ生産方式・トヨタウェイとATUの役割・責任
  懇親会
  終了後、同場所で懇親会 <午後5時~ 参加費1500円>


ATUのサポート組織

2007年10月04日 00時00分09秒 | サポート市民の会
私たち全トヨタ労組(ATU)には、結成当初から私たちを支えていこうとするサポート組織みたいなものがあります。それが、2006年12月におこなわれた佐高信さんの講演会の大成功と結びついてしまう。
 その支援者の人が、私たちATUを支える組織を正式にスタートさせたいと動いています。年が明けて、1月20日に名古屋市内でATUサポート組織が正式に発足することになりました。ありがたいことです。

全トヨタ労働組合サポートクラブ発足に向けて

2007年01月17日 07時54分53秒 | サポート市民の会
1月16日の夜、全トヨタ労働組合サポートクラブ発足に向けた懇談会をおこないました。母体は12月10日におこなわれた佐高信講演会の実行委員会のメンバーです。
 おりしも全トヨタ労働組合が1月14日に第2回定期大会がおこなわれ、新年度がスタートしました。サポートのあり方として何ができるのか、何をしなければならないのかということをことを他の労働組合の事例も紹介されながら、まず論議しました。
 たとえばチラシ配りえの支援や財政カンパ、あるいは機関誌づくりなどなどです。目的や性格も含めてさらに論議を深めながら、次回へということで会議を終えました。
 また皆さんの意見を聞きたいと思います。
それでも、簡単な会則、会計原則、事務局、会報ぐらいのことは必要でしょう。
ゆるやかで幅の広い人を対象としたものにしたいですね。



全トユニオン 広報IT担当   仲間健