全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

非正規雇用にも光を! 製造業派遣「正規雇用逃れ」への指導を強化 厚生省

2008年09月30日 19時03分11秒 | Weblog

先日朝日新聞に興味深い内容の記事が出ておりました。

 まずは、下記のリンクをご確認ください

 http://www.asahi.com/job/news/TKY200809250342.html

当組合はご存知の方も多いかと思いますが非正規社員(期間従業員、派遣社員etc)の相談、加盟のできる組合です

以前上記の内容とかぶるものになりますが某派遣社員の方から相談いただいた内容として

派遣元から「今回クーリングオフになるため、B社に一時雇いになり半年後に派遣元に戻っていただく。」という話をでした

これを聞いたとき我々は耳を疑う出来事でした!!

人を!人材を!労働者を!物のようにクーリングオフという言葉で右から左に扱っていることに憤慨したものです

今回厚生省が指導を強化するということで派遣で働く人々にも良い風が吹くものと心から願うばかりです

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これもひどい話です

2008年09月27日 21時06分19秒 | Weblog
これもひどい話です。
名古屋ふれあいユニオン酒井徹さんの報告です。提訴は新聞報道されました。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080927ddm041040052000c.html


ベトナム人は家賃10倍!?
――またもトヨタの足下で――
http://imadegawa.exblog.jp/9185962/

■「新手の最賃逃れ」との指摘も
稲沢市の
トヨタ自動車二次下請メーカー・ツカモト(代表取締役:塚本寿男)が、
地域最低賃金である時給714円で働くベトナム人「実習生」から
日本人の約10倍の「家賃」を取り立てていた問題で、
名古屋ふれあいユニオン組合員の
ツァン=ボン=チュウさんが9月26日、
名古屋地裁に提訴した。

チュウさんらは2005年、
外国人「研修生」として来日。
ベトナムで結ばされた契約書には、
フルタイムで働いて毎月の給料が来日1年目は6万5千円、
2年目は7万円、
3年目は8万円、
さらに残業をした場合は、
3年間の全期間にわたって1時間あたり400円と、
明らかに最低賃金を下回る犯罪的な規定がなされていた。
(本来外国人「研修生」は、
 2年目以降は「技能実習生」に昇格し、
 日本の労働法規が適用される)。
しかしこの間 愛知県では、
トヨタ下請け・TMCで
ベトナム人「実習生」6人が
最低賃金以下で働かされた労働実態を告発、
名古屋地裁に提訴した。
外国人「研修生」・「実習生」問題は社会問題化し、
来日2年目以降の「実習生」には
法に従い最低賃金を支払う流れが出来つつある。

ツカモトでも、
ベトナムで結ばされた違法な契約は
日本においては無効であるので、
当然にも2年目以降、地域最低賃金が支払われた。
ところがかわって、
当初のベトナムでの契約書では
「受け入れ企業から、
 日本人にとって最も必要な生活用品が
 整備されている住まいを無料で提供される」
とされていたにも関わらず、
「家賃」が徴収されだした。
しかも、
田んぼの真ん中にある古い2Kのアパートに、
一部屋に4人ものベトナム人を押し込めておきながら、
一人毎月4万2652円を徴収する(一部屋約17万円!)という
法外なものだ。
さらに、
その残った給料の中から、
「ケイ・インターナショナルの山田浩二」なるブローカーが
毎月やって来て、
毎月3万4千円をベトナム人「実習生」たちから
巻き上げていくのである。
(3万4千円のうち、
 3万円は強制貯金だが、
 残る4千円については「管理費」、
 あるいは「ベトナムの税金」などと、
 会社側の説明は二転三転している)。

同社で働くベトナム人「実習生」らの話によると、
同じアパートには日系フィリピン人派遣労働者も
住んでいる。
彼らは『一部屋』毎月4万2652円だという。
ツカモトは、
最賃で働くベトナム人「実習生」から、
日系フィリピン人労働者の4倍の家賃を取り立てていた。
私たちはこの事実を知って、
非常に憤慨したものだ。

しかし、
驚くのはまだ早かった。
同じアパートには日本人正社員の夫婦も入居していた。
彼らは、
一部屋毎月1万7千円だったのである。
最低賃金で働くベトナム人「実習生」からは
一部屋約17万円を毎月徴収しているのであるから、
ベトナム人からは
日本人の実に約10倍の「家賃」を取っていたことになる。

外国人「研修生・実習生」制度の指導・監督機関である
「国際研修協力機構」(JITCO)のガイドラインでは、
「賃金からの不正な控除の禁止」として、
「食費や宿舎費等を賃金から控除する場合には、
 ……控除する額が実費を超えてはならないこと。
 ……宿舎費については
 ……複数の技能実習生に貸与している場合の宿舎費の額は、
 人数分で割った額を越えないこと。
 ……宿舎費の額は、
 近隣の同等程度のアパート等の相場を
 越えてはならないこと」と
明確に規定されている。

ブローカーが毎月巻き上げていった3万4千円についても、
強制貯金分の3万円は返金されたが、
4千円分については当初「管理費」と主張していたのに、
その後「ベトナムの税金」と説明を変えて返さない。
チュウさんたちの第一次受入れ機関である
「加茂技術クリエイト協同組合」(代表理事:佐伯康一郎)は、
4千円について、
「ベトナム送り出し機関と研修生との約束で
 ベトナムにおける税を研修生が送り出し機関に
 支払うというもの」などと回答しているが、
ベトナムで結んだ契約書のどこを読んでも
そのような記述は一切なく、
ベトナムの送り出し機関に支払ったとする領収書すら
見せようとしない。

そもそもチュウさんたちは、
低賃金労働者ゆえ少額ではあるが、
日本で立派に所得税を支払っているのである。
どうしてさらに
ベトナムにまで税金を払わなければならないのか。

一見、
法に則り最低賃金
(もっとも、自動車産別最賃ではなく地域最賃に過ぎないが)を
支払っているかのような顔をしながら、
その実は日本人の10倍の「家賃」や
意味不明な「管理費」・「税金」を徴収し、
結局カネを巻き上げる……。
これではつまるところ、
やはり最低賃金を支払っていないのと同じである。

ツカモトは、
名古屋ふれあいユニオンとの
1度目の団体交渉の場において
特定の団体交渉メンバーについて難癖を付け、
2度目の団体交渉にいたっては
事前に何の連絡もなくドタキャンした。
団体交渉予定会場に着いてから、
会社の人間が誰もいないので
あっけにとられたものである。

トヨタ系ツカモトは、
ベトナム人「技能実習生」にカネを返せ! 
最賃逃れは許さないぞ!


以上
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名古屋ふれあいユニオン080923

2008年09月24日 09時11分48秒 | Weblog
<名古屋ふれあいユニオン酒井徹さんの報告です。>

トヨタ下請けで働く日系ブラジル人の実態
――デンソー系「アンデン」でのケースを中心に――
http://imadegawa.exblog.jp/9146118/

9月20日、
現代労働負担研究会が名古屋市金山の愛知労働会館で
「トヨタの働き方研究・交流集会」を開催し、
名古屋ふれあいユニオンの平良マルコス副委員長が
「トヨタ下請けで働く日系ブラジル人の実態」
と題する発表を行なった。

その要旨は以下の通りである。


《平良マルコス副委員長の報告》
■労働組合の力で解雇撤回・職場復帰!
名古屋ふれあいユニオン副委員長の
平良マルコスです。
今日はトヨタグループ企業・デンソーの
グループ会社である「アンデン」で働く
日系ブラジル人の労働者のことを中心に
お話ししたいと思います。

アンデンの中には今、
350人ぐらいのブラジル人が、
「トゥエンティファースト」などの業務請負会社を通じて
働いています。
きっかけはここで、
一人の日系ブラジル人女性が
解雇されたことでした。
彼女は名古屋ふれあいユニオンに入って、
解雇撤回を強く要求しました。
すると解雇は撤回され、
職場復帰することができたのです。

彼女は職場に戻り、
職場のみんなに名古屋ふれあいユニオンのことを
話しました。
それがきっかけで、
どんどん口コミで噂が広まり、
一人、また一人と労働組合に入ってきました。
彼らは、
労働組合にそのようなことができるとは
思っていませんでした。
だから、
解雇撤回・職場復帰と聞いて
本当に驚いたのです。
ブラジル人は日本の法律を知りませんから、
日本人とかブラジル人の管理者から、
「明日から来なくていい」と言われてしまったら、
すぐにあきらめてしまうのが
今まで普通だったんです。

その半年後、
また解雇事件がありましたが、
またユニオンに入って解雇撤回が実現しました。
そこからまた広がって……。
現状では、
そろそろアンデンの中だけで
組合員が60人ほどになりそうな勢いです。

■組合結成で有休が取れるように
以前は、
有給休暇を使うなんてことは
とてもできなかったことでした。
でも、労働組合ができて、
それができるようになりました。

有給休暇の申請の仕方についても
会社と交渉しているところです。
会社は
「有給休暇は月に1回だけ」とか、
「月・金は使ったらダメ」などと主張しています。
月曜日と金曜日は忙しいうえに、
欠勤者が多いからだというのです。
そういった人たちのせいで、
まじめに働いている労働者のほうが
有給が使えないというのはおかしいです。
自由に有給休暇が取れるように、
会社にプレッシャーをかけていきたいと思っています。

■「健康は別にいいです」ではダメ!
一方で、
そこで働くブラジル人の考え方にも
問題が多いのは事実です。
日本に来ても一般に、
ブラジル人は「ブラジル人の考え方」で
働いているのです。
私は、
労働者にとって何よりも大切なのは
健康だと思います。
ところが多くのブラジル人は、
「健康は別にいいです」と言うのです。
日本でたくさんお金を稼いで、
国にお金をたくさん持って帰ることだけを考えます。
体のことは考えません。
「あとで倒れたらどうするのですか」と聞くのですが、
そのことは考えないのです。
頭にあるのは「まずお金」。
でも、
お金のことばかりを考えて
健康のことを考えないのは間違いです。
体調管理も大事なことだと思います。
私は労働組合活動の中で、
ブラジル人の労働者たちに
「正しい働き方」を教えていきたいと思っています。

■職場にコミュニケーションを!
ブラジル人の働く職場で、一番問題なのは
コミュニケーションが不十分だということです。

上司や日本人は
通訳を使って労働者に話をします。
けれど、
この通訳が本当にちゃんと通訳をしているのか、
日本人の側も、ブラジル人の側も、
確認することができません。
会社に雇われている通訳の中には、
会社が言うことを労働者に伝えることだけが
自分の仕事だと思っている人がいます。
こういう通訳は、
労働者が悩んでいることを
会社に伝えようとはしないのです。
遅刻や欠勤があったときも、
労働者本人はきちんと会社に伝えたつもりなのに、
会社からは「無断欠勤」だと言われることがあります。
通訳を通さなければ会社と話ができないことで、
会社にうまく話が通らなかったりします。

こうしてコミュニケーションが不十分であるとき、
困るのはいつも労働者のほうです。
なぜなら会社は強い立場で、
労働者は弱い立場だからです。
うまくコミュニケーションをとることは
労働者にとってとても大切なことです。

製造業で働くブラジル人は、
危険な作業に従事することも多いです。
ブラジル人は通訳がいなければ、
日本人から日本語で指示されることもあります。
本当は、
日本人の言っていることがわからなければ、
「わかりません。もう一回説明してください」と
言わなければいけません。
でもブラジル人は、
そんなことを言って、
「こいつはできない労働者だ」と日本人に思われて、
クビになることを恐れています。
会社には、
「私はできる労働者です」というところを
いつも見せなければなりません。
だから、
あまり言っていることがわからなくても、
「ハイ、わかりました!」と言ってしまいます。
でも、
実はわかってないのです。
不十分なコミュニケーションのまま作業をして、
手を失ったり指を失ったりするのです。
わたしは、
指示の内容がわからないときは
「わかりません。もう一回説明してください」と、
キチンと言える職場、
コミュニケーションが十分に取れる職場を
作っていきたいと思っています。
それだけで、
ケガをしたり労災になったりする労働者は
とても少なくなると思うのです。

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TMPCWAを支援する会から080924

2008年09月24日 05時59分36秒 | Weblog
TMPCWAを支援する会からです。

とても重要なないようです。
トヨタがどう受け止めるか、重大な関心事です。

http://www.green.dti.ne.jp/protest_toyota/other/080917toyota.pdf

2008年9月17日

トヨタ自動車株式会社 社長 渡辺 捷昭 殿

申し入れ書

フィリピントヨタ労組(TMPCWA) 委員長 エド・クベロ
フィリピントヨタ労組を支援する会 共同代表 山際正道

私たちは今年の第3回反トヨタ世界キャンペーンにおいて貴社に対して一貫して下記の
要求を掲げてきました。しかし、トヨタ自動車は9月15日豊田市本社申し入れ行動時の
面談においてもこの私達の要求になんら誠実に答える態度を示しませんでした。あなた方
は現在もこれまでの態度をなんら変えていません。

1、
① フィリピン最高裁判決に従い、団体交渉を開始せよ!
② ILO 勧告に従って、233名の組合員の解雇を撤回せよ!
③ トヨタはフィリピントヨタ労組つぶしを一切やめろ!
2、
① サンタロサ工場内のラグナ工業団地警察支援グループ本部を退去させよ!
② サンタロサ工場への軍隊の出入りをやめさせよ!
③ アロヨ政権にフィリピントヨタ労組事務所通りの軍隊の撤去と軍隊による組合員への
嫌がらせの中止を求めよ!

 しかし、今世界は大きく動いています。かつてトヨタの負の側面を記事にするマスコミ
はほとんどありませんでした。しかし、2006年ごろから日本で非正規労働者の問題を
焦点にしたトヨタなどのグローバル企業、その子会社、下請企業の違法行為がマスコミに
よって次から次へと明らかにされました。グローバル企業の子会社、第一次下請、第二
次、三次と下へ行けば行くほど、グローバル企業の残酷なコストダウンによって企業の違
法行為と労働者の貧困、労災などが同居し、構造化していることが示されました。また、
全国で雇用者の自殺が一番多い警察管区が豊田警察署と報道されていますが、内野裁判は
グローバル企業本体の正規社員の過労死、自殺、精神障害などの根底に超過密長時間の
サービス労働があることを示しました。

 そしてこの日本のグローバル企業トヨタの真の姿がアメリカで「あなたの知らないトヨ
タ」というパンフレットで明らかにされました。今英語でトヨタの真の姿が世界中を飛び
交っています。グローバル企業トヨタは遠からず旧来のように労働者を無慈悲にこきつか
う、企業に従わない組合はつぶすというやり方ではやっていけなくなるはずです。トヨタ
は根本的な転換を図ることなしにこれまで以上の名声を得ることは決して出来ません。

 私達が知る限り、上記の要求の2の①で指摘してきた「ラグナ工業団地警察支援グルー
プ本部」は今年4月ごろからフィリピントヨタ内から撤退したようです。しかし、それに
代わって新たに最悪の事態が発生しました。先月の8月23日二人組の見知らぬ男がマニ
ラのエド委員長の自宅近辺をうろつきました。一人はナンバープレートのないバイクで待
機し、一人は朝から夕方にかけて三度にわたってエド委員長宅の周りを合計数時間うろつ
きました。彼は最後に自分が監視されていることに気づいた後急いでバイクのある場所に
戻り、バイクと共に立ち去りました。

 この二人組みの行動がエド委員長の暗殺を直接狙うものであったのか、それともエド委
員長の活動パターンを探るためのものであったかは定かではありません。だが、軍がエド
委員長を政治的暗殺のターゲットにしたことはほぼ確実です。この二人組の動きは過去の
組合活動家などに対する政治的暗殺の行動パターンと完全に同じです。最悪の場合、もし
エド委員長が自宅から外出するとか外出先から自宅に帰っていたならば本当に殺されてい
たかもしれません。

 トヨタもこのエド委員長の幸運を祝うべきです。もしもエド委員長が殺されるようなこ
とになっていたならば、それはトヨタの最大の汚点になっていたでしょう。私達はトヨタ
の張会長とアロヨフィリピン大統領がフィリピントヨタの20周年を同席して祝ったと聞
いています。これはフィリピントヨタ工場内への軍隊配備、組合事務所近くへの軍隊の駐
留を含めて、事実上のトヨタの政治的暗殺への加担を意味しています。トヨタはトヨタの
自動車がまだ血で赤く塗られなかった幸運を本当に自覚すべきです。そしてトヨタはすぐ
に次の行動に取り掛かるべきです。

①トヨタは直ちにアロヨ大統領にエド委員長の政治的暗殺を中止させるべきです。
トヨタはアロヨ政権に中止させる力を持っています。もしエド委員長に何かが起きたなら
ば、それはトヨタがアロヨ大統領と共に行動した事を意味します。
②トヨタは労働者の生活と労働者の生命を破壊し、使用者と対等の立場で交渉する労働組
合を破壊する現在の態度を大転換すべきです。

 この現在の態度こそが政治的暗殺という異常な行動にトヨタを導いているのです。そし
てこの大転換のための第一歩はまず私達と誠実に話し合うことです。トヨタはこの第一歩
をはじめるべきです。

以上

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雑誌「世界」10月号

2008年09月22日 11時08分16秒 | Weblog
岩波書店発行『世界』2008年10月号に、共同提言「若者が生きられる社会のために」が発表されました。若者の貧困化に対応した雇用・社会保障全般にわたる政策提言です。ご一読を。共同提言者は、遠藤公嗣 (明治大学)、河添 誠 (首都圏青年ユニオン)、木下武男 (昭和女子大学)、後藤道夫 (都留文科大学)、小谷野毅(ガテン系連帯)、田端博邦 (東京大学名誉教授)、布川日佐史 (静岡大学)、本田由紀 (東京大学)の各氏。 「世界」10月号 レーバーネットジャパンサイトより

雑誌世界はこちら


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デンソーKさんを支援する会総会

2008年09月19日 07時36分06秒 | Weblog
皆様へ

 トヨタ・デンソーを相手取って訴訟を起こしたkさんの事例はご存じのことと思います。

 裁判はすでに結審を7月に迎え、判決は10月30日に予定されています。
 
 判決は裁判の流れからある程度の期待はするものの、けっして楽観していいものではありません。
 
 こうした流れの中、支援する会の総会が以下の日程で行われます。直前のことですが、是非皆さんお誘いの上ご参加下さい。
 あわせて、支援する会にもご入会してください。

9月21日(日)午後2時~
刈谷市民会館(刈谷駅南口より徒歩10分)
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トヨタ東京本社前でのエド委員長発言

2008年09月18日 23時52分12秒 | Weblog
レーバーネットのサイトからです。

「我々を殺してもそれ以上の闘いが起る」エド委員長、トヨタ東京本社前で訴える

9月17日、首切り・倒産・差別などと闘う争議団が一斉に行動する「東京総行動」が行われ、最後のトヨタ本社前には総勢150名が結集した。挨拶に立ったフィリピントヨタ労組エド委員長は「不法に解雇された労働者の正義のために7年間闘ってきた。トヨタは労働者人民の血を吸って儲け、労働者のことは何も考えていない。

これまでの裁判の判決を無視し、労働雇用省や裁判所にまで圧力をかけ影響を及ぼしている。もはや世界の労働者と連帯して闘う以外に無い。トヨタは軍隊を投入して我々を殺してしまっても、それ以上の闘いが起ることを知るべきである。日本の力強い支援に支えられ更に闘いを続ける」と述べた。
詳細は以下のサイトへ
http://www.labornetjp.org/news/2008/fts17
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現代労働負担研究会の案内

2008年09月17日 22時13分49秒 | Weblog
現代労働負担研究会では今年度最後のイベントとして、トヨタの工場見学とトヨタの働き方研究集会を計画しました。詳細は下記を参照ください。

トヨタ見学会実施日時 2008年9月19日(金)13時~15時
見学会の参加人数(定員)20名・・・定員に達しましたので締め切りました。

アクセス 名古屋駅前から貸しきりバスにて工場まで直行します。
出発時間11時半 帰りも貸しきりバスで名古屋駅まで着ます。
費用 貸しきりバスの費用として一人4千円程度(参加人数によって異なります)
(参考:鉄道を使用した場合タクシー併用で往復3千円程度かかります)
集合場所と時間 JR 名古屋駅新幹線口駅前広場 午前11:15厳守
交流会 見学会終了後名古屋駅近辺で、見学交流会を行います(希望者のみ)

9月20日(土)は、「トヨタの働き方」をメインテーマにして研究・交流集会
を行います。

日 時 2008年9月20日(土)10:00~15:00
会 場 愛知労働会館(金山駅下車10分)

第一部 報 告
1、「トヨタ下請けで働く日系ブラジル人の実態」
マルコスさん・・ふれあいユニオン副委員長
2、「過労死のたたかいを振り返って」 内野博子さん・・過労死裁判原告
3、「ATU、今後の展望」 若月忠夫さん・・全トヨタ労働組合委員長
4、「フィリピントヨタ労働組合のたたかいと国際的な意義」
坂野さん・・TMPCWA支援する会代表
5、「トヨタの軌跡・・賃金を中心に」 杉山 直・・中京大学非常勤講師

第二部 フロア発言と討論 参加者は自由に発言できます
参加費はありません。 現地連絡先 NPO健康センター近森 052-883-696
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こんなことあっていいのか エド委員長暗殺計画

2008年09月17日 05時56分26秒 | Weblog
フィリピントヨタ労組(TMPCWA) 
フィリピントヨタ労組を支援する会
からの情報提供です。
広く皆さんに伝えてください。


2008年9月12日

フィリピントヨタ労組(TMPCWA) 
フィリピントヨタ労組を支援する会
                      
「NOユニオン!NOストライキ!」政策を進めるアロヨ政権

フィリピン現地ではトヨタなどの多国籍企業とアロヨ政権が一体化して「NOユニオン!
NOストライキ!」政策が強力に進められている。またフィリピン司法も、昨年10月フィ
リピン最高裁がフィリピントヨタ解雇問題で「ストライキは時代遅れだ!」と公然と憲法
の精神を批判するまでになっている。そして、最高裁はフィリピントヨタ労組のストにつ
いてすべて違法だと判定し、233名の解雇は有効との結論を下した。

組合つぶしに軍隊を導入

アロヨ政権は成立直後にトヨタに「トヨタに有利に争議を解決しないと資本を引き上げ
る」と脅されて以来多国籍企業に屈従した政策を取ってきた。また、アロヨ政権は選挙の
不正、汚職問題に示されるように腐敗を強め、政治的な危機を深めてきた。その中でアロ
ヨ政権は、マルコス政権以来反共路線で民主的な活動を行うジャーナリスト、議員、牧師
や政党や組合の活動家を政治的に暗殺してきた軍隊と一体化をはかり、軍隊を組合つぶし
にも使い始めている。

工場と組合事務所数件先に軍隊を配備

トヨタとアロヨ政権は昨年以来秘密裏にマニラ南のラグナ湖の西側サンタロサ市のフィ
リピントヨタ工場の中に軍隊を駐留させた。そして今年1月にこの工場近くのフィリピン
トヨタ労組事務所の同じ通り数軒先にこの軍隊のもうひとつの駐留所を作り、会社と工場
の中を行き来し、組合事務所を訪れて威喝し、近辺を聞きまわって監視していた。このよ
うな状況の中で、フィリピントヨタ労組のメンバーや家族が警戒を深める中、8月の23
日二人組みがマニラのエド委員長の自宅近辺をうろついた。一人はナンバープレートのな
いバイクで待機し、一人は朝から夕方にかけて三度にわたってエド委員長宅の周りを合計
数時間うろついた。彼は最後に自分が監視されていることに気づいた後急いでバイクのあ
る場所に戻り、バイクと共に立ち去った。
この二人組みの行動がエド委員長の暗殺を直接狙うものであったのか、それともエド委員
長の活動パターンを探るためのものであったかは定かではない。だが、軍がエド委員長を
政治的暗殺のターゲットにしたことはほぼ確実である。この二人組みの動きは過去の組合
活動家などに対する政治的暗殺の行動パターンと完全に同じである。最悪の場合、もしエ
ド委員長が自宅から外出するとか外出先から自宅に帰っていたならば本当に殺されていた
かもしれない。

政治的暗殺の片棒を担ぐトヨタ

ILO報告は「フィリピン政府はフィリピントヨタ労組執行委員の安全を守る義務があ
る」と述べている。しかし、このエド委員長への殺害に向けた行動の最高責任者は言うま
でもなくアロヨ大統領である。そして、トヨタ張会長はわれわれの公開質問状にもかかわ
らず、フィリピントヨタ工場内、組合事務所の数軒先の軍隊の駐留についてアロヨ政権に
抗議していない。張会長は8月23日のフィリピントヨタ20周年記念レセプションにわ
ざわざ日本から出かけ、アロヨ大統領と同席している。トヨタは完全に軍隊を使った組合
つぶし、政治的暗殺の片棒を担いでいる。

労働者の命と生活の軽視が政治的暗殺の加担に

日本では、トヨタグループ企業は長時間・超過密のサービス残業を強要して過労死や精
神障害を生み出している。そして、トヨタは下請けに対して過酷なコストダウンで労災や
年休・社会保険ナシなどの様々な違法行為、貧困、奴隷労働を押し付けている。このよう
なトヨタの日本での労働者抑圧とフィリピン労働者の貧困、環境の破壊、劣悪な労働条
件、そして組合つぶし、エド委員長の生命の危機は同根である。私達はトヨタ日本本社と
アロヨ政権に抗議しなければならない。

エド委員長を殺すな!
トヨタとアロヨは工場と組合事務所隣から軍隊を撤退させろ!
233名の解雇を撤回し、団体交渉に応じろ!


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9月15日、トヨタ自動車本社前の行動

2008年09月16日 22時14分17秒 | Weblog
9月15日は、早朝からトヨタ自動車本社前での宣伝行動を行いました。この日、TMPCWAを支援する会が宣伝行動・申し入れをすることは、事前に会社側も十分に知っており、各所に怪しげな人間を配置して、携帯電話で連絡を取り合ったり、いつものようにていねいにもゴミ箱を用意していたようであった。
15日午前9時から、トヨタ自動車本社前での「交渉団送り出し・本社前集会」が始まり、愛知の会、支援する会(神奈川)各代表、TMPCWAのエド、ウェニー両氏、若月全トヨタ労組委員長らがトヨタへの抗議、労働者連帯の挨拶を行なった。全造船関東地協・早川事務局長を含む7人の交渉団が本社の担当者と会談した。この間、私たちの申し入れをどのように検討したか。エド委員長からは、トヨタのアロヨ政権癒着、陸軍部隊による“身の危険”が訴えられ、他の参加者からも、トヨタは責任ある立場だ、万が一にも事が起これば、トヨタその責任を負わねばならない。このことを上司にしっかり伝えよ、その確認のルールを決めたい、などを申し入れた。しかし、トヨタ側は「伝える。現地のことは現地で解決」と全く誠意のない態度に終始した。

レーバーネットジャパンサイトを参考に
http://www.labornetjp.org/
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