全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

トヨタ自動車に要請と抗議行動

2010年09月23日 07時28分06秒 | トヨタ自動車
トヨタは早期解決のテーブルに着け!
 2000年にフィリピントヨタ社において、233名の不当な首切りが起きました。会社の意にそぐわない労働組合であったために嫌って起こした事件です。
 10年目を迎えた9月19・20日にトヨタ本社に向けて、要請と抗議行動が行われました。
フィリピントヨタ労働組合からエド委員長とウイニー副委員長を迎えて、19日は関東地方の支援組織と名古屋ミットランド前で、トヨタに対して抗議行動と市民の皆さんに訴えのビラを配布しました。
 ウイニー副委員長から、自らも含めて8月に4名の組合員が新たに懲戒処分を受けたことが報告されました。夜は、豊田市内で支援集会を行いました。
 20日は早朝からトヨタ本社前で労働者の皆さんに支援ビラを配布してアピールしました。午前9時からは、トヨタ本館にて、トヨタ本社が、新たな4名の解雇を撤回することを含め早期に解決のテーブルに着くよう豊田章男社長に要請いたしました。
 21日には外務省を訪ねて、トヨタへの外務省の対応を伺いましたが、トヨタの頑なな態度に対して不快感をあらわにしていました。オープンでフェアーな企業活動を心がけているはずのトヨタですが、おおよそ開かれた国際企業とは程遠いものです。
反トヨタキャンペーンは世界へ広がりを見せるでしょう。
 
 
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トヨタグループのジェイテクトまたも訴えられる

2010年09月10日 10時04分13秒 | ジェイテクト
元派遣労働者4人、ジェイテクトを提訴
――津地裁:不当解雇を主張――
http://imadegawa.exblog.jp/14565427/

■ユニオンみえ「偽装請負だった」
偽装請負で働かせた労働者を
形式的に期間雇用し、
解雇したのは不当であるとして、
トヨタ自動車グループの部品メーカー・
ジェイテクトの元従業員4名が
9月9日に津地方裁判所に提訴した。
4人は
三重県の個人加盟制労働組合・
ユニオンみえ(「連合」構成産別・全国ユニオン加盟)に
加盟し、
ジェイテクトに復職を求めてきたが
拒絶され、
提訴に及んだという。
また原告の一人は、
就職時に会社に申告した
HIV感染の事実を
無関係の従業員に言いふらされたとして
慰謝料の支払いも求めている。

原告らによると
4人はいずれも2006年に、
自動車部品製造・検査などの
構内請負作業員を募集していた
「三重エデック」(代表取締役:中川佳映)を通じて
ジェイテクト亀山工場で就労。
しかし実態は、
ジェイテクトの従業員らが
三重エデックの「請負社員」に
直接指揮命令する
偽装請負の状態であったという。

訴状によると
原告4人は2007年に
ジェイテクトに
直接雇用された形式となったが、
実際には「直接雇用」後も
三重エデックが
給与明細の交付や有給休暇の届出などの
労務管理を行なっていた。
しかし三重エデックの中川社長は、
「ウチとジェイテクトは
 特別な契約をしているから、
 ウチの子はジェイテクトの社員に
 なれるんや」とか、
「歳なんか関係ない。
 社員になれる」などと
「直接雇用」された原告らに
盛んに言っていたというのである。
だが、
4人は2009年に
「期間満了」を口実に
ジェイテクトから雇用関係を
打ち切られた。

原告代表の福島照子さん(52)は、
「歳なんか関係ない、
 頑張ったら社員になれるという
 言葉を信じて頑張ってきたのに、
 一方的にクビにされた。
 労働組合との団体交渉にも
 なかなか応じず、
 応じても話し合いもつかず、
 三重県労働委員会でのあっせんも
 決裂して
 裁判になってしまった」とコメント。
「ジェイテクトでは今、
 求人が出ている。
 私たちはずっと
 ジェイテクトに復職を求めて来たのに。
 私たちはただ、
 ジェイテクトに戻りたいだけ。
 裁判を頑張って職場に戻りたい」と
訴えた。

ユニオンみえの広岡法浄書記長
「労働者をあまりにもいい加減に扱い、
 解雇してきたのは
 ジェイテクトだけではない。
 全国何十万の非正規雇用の労働者たちが
 同様の仕打ちを受けてきた。
 だが、
 そうした人たちのほとんどは
 泣き寝入りを強いられている。
 私たちは、
 そうした労働者に組合に入ってもらって
 交渉を重ねてきたが、
 会社は悪びれずに
 法違反はないと突っ張って、
 労働者の権利を回復しようとはしない。
 労働者の権利が一方的に奪われて、
 使い捨てられることがないように、
 4人は提訴に踏み切った。
 ユニオンみえは全力で
 応援してゆきたい」。

名古屋ふれあいユニオンニュースから転載
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アイシン機工と団交

2010年09月05日 20時20分39秒 | アイシン機工
なぜ復職を認めないのか? 
 トヨタ系アイシン精機子会社、アイシン機工の労働者が訴えていた復職について、第1回の団体交渉が休職期間満了日の1日前にあたる、9月3日(金)開催されました。

復職を要求
1.就業規則第16条復職1項にもとづいて復職を認めること。
事由 
①医師の出勤証明書(診断書)を提出していること。
②私傷ではなく業務上の災害が疑われていること。(労働審査会上申)
③8月25日にY従業員は午後2時半から産業医に面談した際、産業医が『軽作業ならおそらく出来るんじゃないかと思いますけど、担当の人に話をして何とか復帰できるようにやります。』と約束していただいている。(証人他2人あり)

2.復職を認めないとするならば、会社が判断したその根拠を明らかにすること。

3.復職を認めないとするならば、医学的根拠を明らかにすること。

4.復職の手続きとして、いつから、誰に、どのように意見を徴集し、どこの部署が判断されたのか明らかにすること。

5.過去に脳梗塞で倒れて半身不随になった従業員が職場復帰されている事実があると聞いています。また、2009年3月切傷災害で現場作業は出来ないのに出勤している事実も聞いています。なのに、なぜY組合員に復職を認めないのか明確にすること。

6.Y従業員の休職期間の延長も申し入れる。(復職を認めない場合)

7.現在の就業規則は2010年7月1日から適用になっています。Y組合員は2008年4月23日から適用(前規則)された就業規則を認識し休職期間に入っているものであり、法的にも現在の就業規則は適用されないので休職期間満了日を撤回すること。

8.就業規則第30条 「パワーハラスメントの禁止」に違反する行為
 Y従業員は、S課長等に人権侵害の言動と罵声をあびせられ、命を落とそうとする気持ちにまで追い込まれました。二度とこのようなことが起こらないように事実確認の調査をし、問題があれば謝罪をして再発防止策を示すこと。
などを求めました。交渉結果若干の進展がありました。次回の団体交渉を9月24日まで開催するように申し入れました。
Y組合員談
 全トヨタ労働組合に相談してよかった、会社は悪すぎる、良くするために同僚と力あわせて頑張りたいと抱負を語りました。

労使の圧力を跳ね返そう!断固闘います
 今後、労使が一体となって、Y組合員と同僚を切り崩そうと画策をしてくるに違いありません。もしも圧力を掛けてくるようなことがあれば、会社に渦巻く問題が、ますます明らかになるでしょう。

力を合わせよう! 
 トヨタグループで働く皆さん、会社の理不尽な行為を許さない行動が求められています。私達と一緒に、「いのち」と「雇用」をまもる取り組みに参加しませんか。黙っていては良くなることはありません。

情報を!相談は
 情報はメール atunion@mail.goo.ne.jp
    FAX 0566-82-5020
     電話 0566-82-0501
     手紙 知立市東栄3-25
        西三河地域労働組合総連合内
で伝えてください。情報提供者のプライバシーは厳密です。労働相談はいつでも受け付けています。気軽に早く相談してください。お待ちしています。 


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