ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

春は一気にやってきた

2008-03-22 | 花と自然

自宅から最も近い産直の農産物販売所まで、買い物ついでにうらうらと春を歩いた。一時間ほどかかるが、その間いろんな花を見ることが出来た。一週間前には花はほとんど見られなかったから、春の訪れは一気に来る。歩いていると汗ばむほどの暖かさだった。梅はもう終わりに近いが、ソメイヨシノ以外の桜がいくつか咲いている。ハクモクレンはもう満開。サンシュユも咲いている。道ばたの草花は、青紫のオオイヌノフグリ、赤紫のホトケノザやヒメオドリコソウ、黄色のセイヨウタンポポ、白色のナズナやハコベがもう一面を花の絨毯のように咲き誇っている。ただし、これらの野生の草花は自然度が少ない道ばたなので、種類はどうしても少なくなる。上に書いたのでほとんどすべて。どこに行っても同じ顔ぶれだ。

 買い物をしての帰り近くの沼のほとりを歩いた。マガモやコガモ、カルガモなどがのんびりと泳いでいる。驚いたことに沼のほとりの柳の木はもうすっかり緑の芽を開いてしまっている。写真のようにもう花を咲かせてもいる。一週間前にはまだ芽を吹いては居なかったことを考えるとその速さにはびっくりだ。

 このあたりは農家が多かったので自然林はほとんど残っていない。一時間歩いても道ばたの野草以外に自然の草花が見られないのは本当に残念だ。もう少し雑木林を残して欲しい。これからでもいいから自然林のある風景をつくって欲しいものだ。沼のほとりに車を止めて中で本を読んだり昼寝をしている人が多い。そのどれも中年の男性だ。家にいる場所がないのだろうか。それとも水辺の景色を求めて車を走らせてきたのだろうか。この沼の周囲ももっと自然を回復できないものか。人が憩え心が癒せる場所にしたいものだ。

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