京都にも雪虫が飛んだ週末だった。暦の上では小雪。朝夕に冷え込みは強くなってきた。それでも日曜日は全国的に秋晴れになり、京都は紅葉を愛でる人たちであふれかえった。この時期にバスに乗ることは覚悟を決めなければならない。いつ到着するか分からないからだ。この秋晴れに家でじっとしているのも辛いので、家から歩ける近くの山を散歩した。落ち葉がはらはらと落ちてくる山道を歩いていると、星が落ちていた。いや、これはツチグリというきのこなのだ。
それほど珍しいきのこではないのだが、意外に人は知らない。きのこだと思わないのかも知れない。冬など山道を歩いていると、この星形のまま枯れて硬くなってしまったツチグリをみることがある。忍者の放った手裏剣が落ちているようにも見える。
常緑樹が多くなってしまった京都の東山だが、秋になると意外に広葉樹もいっぱいあることが分かる。赤い色だけが紅葉ではない。緑から深紅までのグラデーションも、嘆声がでるほど美しい。黄色の黄葉も秋の日差しを浴びて黄金色に輝いている。小春日和の一日を、美しい葉っぱを見ながら歩くことができた。今年の秋は雨が多い。雨の紅葉もそれなりに風情があるが、やはり日の光をいっぱい浴びた紅葉や黄葉にまさるものではない。今年はこの日で紅葉狩りは終わりかも知れない。
それほど珍しいきのこではないのだが、意外に人は知らない。きのこだと思わないのかも知れない。冬など山道を歩いていると、この星形のまま枯れて硬くなってしまったツチグリをみることがある。忍者の放った手裏剣が落ちているようにも見える。
常緑樹が多くなってしまった京都の東山だが、秋になると意外に広葉樹もいっぱいあることが分かる。赤い色だけが紅葉ではない。緑から深紅までのグラデーションも、嘆声がでるほど美しい。黄色の黄葉も秋の日差しを浴びて黄金色に輝いている。小春日和の一日を、美しい葉っぱを見ながら歩くことができた。今年の秋は雨が多い。雨の紅葉もそれなりに風情があるが、やはり日の光をいっぱい浴びた紅葉や黄葉にまさるものではない。今年はこの日で紅葉狩りは終わりかも知れない。