「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

UK S1-12「愛に死す」

2014-12-15 14:34:34 | ~UK S1
凄いタイトルだわ・・・と思いましたが。
ベースは、本家3-10「親切な領事」
UK原題は『Love and Loss』愛と喪失が、並列かと。

えっと・・・このエピ、大満足な方は、この先読まないでね。
・・・・もう言った(書いた)からね。
熱ありなので、表現が~だったらゴメンなさい(ペコリ)

惜しい!!というのが、視聴後真っ先の感想です。
実に、惜しい・・・・。
ラスト、ですね。惜しいのは。

それまでの展開は、私、面白いと思って見ていました。
空港で倒れたデビー・パウエル。
胃の中には、70個のヘロイン入りコンドーム。
その中の1つが破れてしまい・・・

酷いですよね。ホント。
家族が、余りにも普通で・・・まさか娘が、そんな死に方を。
って、夢にも思わないような死に様。

一緒に旅行した友人達は、デビーを置き去りに逃げてしまう。
捜査の上、浮上したのは、父親の友人で、家族ぐるみの付き合いの男。
この男、ジャック・ギルモアが、
デビーの愛人であり、ヘロイン密輸を指示したのだ。

この↑も、酷さに畳みかけているし。
更に、更にって感じでね。
警察の捜査から出てくる~って感じなんですが(いつも通り)
しかしちょっと立ち止まって考えると・・・酷いですネェ(シミジミ)

この警察パートでは、
ブルックスの娘と、デビーが同い年ってことが語られ
これまた、父親が画面に登場しなくても
父親心情が、ロニーを通して語られます。ここは巧いッ!

で、集中治療教習所は、お約束のお笑い・・・なんですかね?
マットが、笑い堪えていましたが。

検察トリオ
「密輸は分かった。
 だがなぜ重過失故殺で起訴しないんだ?」
「裁判における、両親の負担を避けるためです。
 刑期は、密輸も変わりません」
「最長刑期の場合ですが」
「親なら、誹謗中傷に耐えても、最大の罰を下したいはず」
「デビーの死と、ギルモアの接点がない」
「過去に同じ手口を使っていたら?」

「密輸をした過去があっても、今回の故殺と・・・
 ただし・・・注意義務がある」
「というと?」
「ギルモアは、デビーの雇用主で、しかも恋人で友人」
「責任重大ですね」
「中央刑事裁判所にも、“憲法は人民の幸福のために”と。
 デビーの幸福は、ギルモアに壊された」
「・・・分かりました。
 証拠と家族の了承があれば、2件で起訴を」
「よし、準備にかかれ」

ギルモアは、デビーの危険を予見できた。
ギルモアの店の元従業員ジェマ。
彼女も、デビーと同じ話を持ちかけられていた・・・
そして、タイとの橋渡し役のクレイグ。

クレイグを逮捕し、取調べる刑事コンビ。
起訴する。
しかし、ギルモアに対して証言するなら・・・
了承するクレイグ。

ギルモアの弁護士は、ジェイソン・ピーターズ。
元検察で働いていた。スティールと友人だ。
まさに変人・・・しかし「彼は負けなしだ」

用心、更に用心。準備万端だったはずが・・・
決め手のクレイグ証言。
しかし肝心要のクレイグが、証言は警察による強要だと言い出す。
脅された・・・・取調室?そんな所で、やるか?
言葉に詰まるスティール。
そして苛立ち・・・
マイペースなピーターズに、声を荒げる。
「まっすぐだから、やめろ!!」
(更衣室で、カツラを気にするピーターズに)
これ、吹き替え版でも、なかなかの怒鳴りっぷりですので
機会がありましたら、御観賞下さい(ペコリ・笑)

ギルモアも、負けてはいない。ピーターズの質問も的を得ている。
コンドームは、ギルモアの車にあったものと同じだ。
勝手にデビーが、持ち去ったのだ。
自分は、タイに行っていない。
もし犯罪なら、デビーは、自分で判断できるはずだ。

評決。密輸&故殺、どちらも無罪。

自分の力不足を痛感するスティール。
これで、済ます訳にはいかない。
でも、愚痴らずにはいられない・・・・それもロニーに(笑)
ちなみに、ロニーは左利きさんでしたね?違った??

ロニーの言葉からヒントを・・・(都合良すぎ?とは言わないで!)
アル・カポネ。もう説明要りませんね。有名です。
脱税で起訴、ですね。『アンタッチャブル』で御座います。

「奴を逃がしはしませんよ、ジョージ。
 薬物や故殺でなくても、構わない」
「ついに君も・・・エリオット・ネスだな」

で、エリオット・ネスも、説明要りませんね。(ですね?)
ついでに書いておきますが、栄光輝くネスも
晩年は、なかなか悲惨で・・・(ペコリ)

脱税の証拠を掴め!
「去年組んだ、ゴス好きの女性は?
 スナック好きの、税務局員だ」
「ウナね」

で、またまた変人登場のウナさん。
華麗に独自理論を展開中(笑)で、ママさんでしたね。

キャッスル、金曜は早々に職員を帰宅させ
広いスペースを確保。紙書類を広げて、ある意味人海戦術。
キャッスル
「ジャガー氏の召喚時と、同じくらい楽しい」

これは、ミック・ジャガーのことですね。

税金対策口座に妻名義が。
妻は、会社の取締役で、年収20万ポンド・・・妻はいないはずだが?
というか、死亡している・・・見つけた!
脱税裁判で、裁かれるギルモア。
今度は有罪。

スティール&デビー父
「たった2年か」
「正当では、ないかもしれません。
 だが、ギルモアは破滅も同然です」
「これも、正義かな・・・ありがとう・・・」


私は、脱税で責めるのは、悪くないと思っています。
また注意義務等々でって部分もね。
また変人さんズ登場も、なかなか変化があった。
まぁ、どちらも突き詰めてはいませんがね。
このピーターズは、ドウォーキンですかね?
潔癖症は異なりますが・・・苛立たせ役で(笑)

しかし・・・惜しい!のは・・・
脱税で有罪となり、ギルモアが破滅する・・・
この破滅度合いが見えてこない・・・だから、惜しいッ!なんです。

刑期が「たった2年」でも
2年後出所しても、もう人生終わった状態・・・
これの具体的なものが見えてこない。
これ、要ではないでしょうか?私は、そう思うのですが。

酷い死に方。そして、警察パートでは、それに拍車をかける。
検察パートでは、スティールの見立て通りには行かず、無罪に。
それも、証言の撤回・・・と、検察の惨敗って感じで。
これ、なかなかフラストレーション、溜まりません??

で脱税で有罪。しかし刑期は2年。
2年では、デビーの酷さには見合わない。
そこで!
ギルモアの人生が、もう終わったも同然ってことを
ギルモアが自覚し、ある意味恐怖するってシーンを
見せて欲しいナァって思いました。
裁判所ですれ違いざま、スティールが脅してもいいし、
ピーターズに吠えてもイイ。

「刑期2年だからって甘く見るなよ!
 出所しても、〇〇で、〇〇だ。そして〇〇になる。
 もう、お前の人生、御終いだな!デビーの無念を思い知れ!!」

って感じで・・・・
そこで、やっと、フゥ~ってなるんじゃないかな??

ウナとの書類精査場面、長過ぎ・・・
画面工夫して、見せていましたが、これは面白かったですよ。
しかし、これを短くして
先程希望したシーンを入れてくれたら・・・良かったのにナァって思う。

スティールの言葉から、そういう主旨は分かるんですよ。
しかし、それは、シッカリ見せて(聞かせて)欲しかった。
勿論、ギルモアの人生がぶっ壊れても、デビー父の無念は晴れない。
その部分は、我々が想像すれば良いので・・・・

これが、惜しいッ!と思う理由です。

その点以外は、良かったと思っています、私はね。
特に、ロニーに愚痴りから、心機一転頑張る部分は、よしよしって感じで(笑)

えっと~、あと1エピですかね?>S1は? 
で、未だに誰にも惚れていない・・・・
コレが、私的UKの、大きな問題点で御座います(笑)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ちょっとぉ・・・・(驚き) | トップ | お知らせです »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

~UK S1」カテゴリの最新記事