「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

CI S7-20「自警団」

2016-11-08 15:59:58 | ~CI S7
いかにも、自警団が何かしたのか?って疑惑でしたし。
また、いきなりロスの旧友で、過去未解決事件趣味で追っている
元警察さん=大物俳優登場で(笑)「コ、コイツなの~」だし。
またまた、高ビー野心満々検事さん登場で、
執務室が、豪華絢爛(オーバーな)で「か、彼女もグルなのか?」だし。

だが↑、別に特に~でしたね。
まぁ、自警団が、カイルを追い詰めたってことは分かるし。
自警団メンバーのウィラン巡査部長が、カイルの車のヒューズに細工を(だったよね?)

自警団が、騒ぎ出さなければ
リッキー&ルーの2人組も、こんなことをしなかったかも・・・とも言える。

原題『Neighborhood Watch』= 自警団、ですね。邦題、そのまんまです。

ローガン ドライバー検事に
・・・・・・
「・・・正義が果たされただと?
 交際相手を間違えただけで、5年の服役。
 出所しても、一生、性犯罪者のレッテルが。
 そして嫌がらせを受け、追い詰められて殺されて、 
 首を切り落とされたんだぞ」

今回のエピを、サックリ言ってくれています、ローガン。
そして言葉以上に、
あんな残虐な殺され方をされる程の過ちを
カイルが犯したのだろうか、ということも言っている。

リッキー&ルーが、カイルを殺したってことで解決。
リッキーが主導。
好きな女の子にアピールする為・・・も動機のひとつ。
あれだけ、残虐な殺し方をすることは?
性犯罪者に罰を与えた、などという動機も薄く
単に、自分達を小バカにする奴らに、アピールするために。
実際、殺人に興味はあるが(私ではない・笑)
実際に殺してみても・・・楽しいものじゃないって、分かった。
むしろ面倒だと。

ここまで視聴すると
上記のローガンの言葉が、胸に響くワァ。
どんな理由で殺されたのかさえ、ハッキリできない殺意。

加えて、カイルにレイプされたというナンシーの言葉も・・・
カイルと交際、妊娠・・・
両親が怖くて言えないし・・・・まぁ、軽い気持ちで「そうかも?」などと言っていたら・・・
加えて強面&野心満々検事の強気に押されて・・・
カイルは性犯罪者になってしまい、服役刑に。

もう背景にある、カイルが性犯罪者だった、自体がもう気の毒で。

周囲にとって「どうでもいい=むしろ排除すべき」存在だったカイル。

いや・・・嫌な話だわ・・・
頑張るローガンも、どうしようもできない・・・って顔が、
またカイルの人生の哀れさを強調しているし。

ロス&ローガン 執務室で飲みながら
・・・・・・・
「殺人は、悲劇か愚行のどちらかだが、大抵は後者だ」
「愚行でも、犯人にはそれなりの・・・理由がある」
「では、この犯人の理由は、単なるスリルなのか?」
「・・・奴は、楽しみさえしなかったよ・・・」

アァ~、これが今回の事件、で御座います。
この命の軽さ・・・リアルだわ・・・現実にありそうな事件・・・そう思いました。

えっと・・・今回で、おぉこう来たか!と思ったのは・・・
ロスの言葉です。
リッキーの取調べを終えた刑事コンビを迎えて
ロスが発した言葉ですね。

ロス リッキーのことを
「低俗な悪魔だ」 日本語字幕ですね。

英語音声
「The banality of evil」

英語音声を訳しますと「悪の陳腐さ」となります。

これは、ハンナ・アーレントの世界的超有名著書
『イェルサレムのアイヒマン──悪の陳腐さについての報告』
(Eichmann in Jerusalem: A Report on the Banality of Evil)

↑これから来ているかと。

ナチ犯罪者で有名で有名な、アドルフ。・アイヒマン。
(書いておきますが、高官や実力者ではありません。
 どちらかと言うと・・・役人さん仕事ですね。事務職)
アーレントが、アイヒマン裁判を記録し、考察した著書です。
ナチ関連本マスト本(笑)
私は読んでいない・・・アーレントとは相性が合わない様で、3度挑戦3度挫折(笑)

この「悪の陳腐さ」とは、アイヒマンの犯罪のこと、
というより、アイヒマン(とナチスの犯罪者の面々・高官も無名者も)の思想、
というか・・・・確固たる思想や信条等々があるってことではなく、
(まぁ、消極的にはあったのかも、でしょうが)
「命令だから」「上官には逆らえない」「そういう時代だったから」等々
自分の考えや信条など無さそうな人々が、この人類未曾有を犯罪を犯したのでは?
という考察をしている・・・大分大分端折っていますが、こういう感じで御理解を(ペコリ)

ここでは、ロスはリッキーに対して、この言葉を発しています。
つまり、リッキーも、アイヒマンと同じだってことを言っているのだと。

今回のエピで、言いたかった事はコレかなって?思っています。

小難しい話は、もうやめて・・・(笑)

ウィーラー婚約者登場!!ですね。コリン、ですって。
このカップル・・・素でもカップル、御夫婦、ですってネェ。
ウィーラー = Julianne Nicholson
コリン = Jonathan Cake
はい、御夫婦ですね。実の夫を「婚約者で~す」と紹介するとは・・・笑

Jonathan Cake、有名ですね。
私は、デスパ、1回も見ていないので(笑)???なんですが・・・じゃない!!

このコリン、本家で出ていたよ!!!
ほら~コニーの元上司&恋人だった、悪徳弁護士役で!!!
本家20-9「消える証人」で・・・ほらほら!!
結構嫌な役で出ていたので、いまウィーラーの好感度婚約者と見ても・・・
「メ、メーガン!!その男は、ダメよ~!!」などと・・・(バカ・笑)

そしゃ、ローガン、誘っても生憎だったわ・・・
って、ロスと宴会(違う)って・・・・
あらあら、いつの間にか仲良しに・・・って、もう直ぐ退場だがね(笑)

おっと!ローガンの髪がカットされているわ~って気は付きましたわ(偉いッ自分・笑)

ではでは~


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« CI S7-19「過ぎたイタ... | トップ | CI S7-21「最後の告白」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

~CI S7」カテゴリの最新記事