「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

UK S2-4「勇気ある証言」<3>

2015-03-09 13:31:24 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです。


さて、揺れ動くマットを他所に・・・
一本調子で頑張ってくれました=スティールさん!!

強気&皮肉&ドヤ顔・・・・ウ~ン、見せてくれましたね。
マットがフラフラしている分、こちらはビシビシとッ!(笑)

(多分)裁判所の一室
ニュージェントの弁護士(名前?) 検察コンビ
「故殺だと?ガーヴィーは自殺だろ。
 バカげた起訴内容で、面白いよ」
「君の依頼人からひどい虐待を受けたせいで、25年後に命を絶ったんだ。
 それが、面白いか?」
「ガーヴィーの霊と交信しない限り、真相は不明だよ」
「私は、特技が多いんだよ」(笑)

「法律を変えたいのなら、議員にでもなれ」
と言い残し、弁護士さん退室・・・

「(アリーシャ、顔をスティールに近づけ、内緒話風に)
 新たなジェームズ・スティール・ファンの出現ですね。
 (笑いながら)なぜ、人を怒らせるんですか?」
「知っての通り、私の性分なんだよ」

キャッスル スティール
・・・・・枢機卿の代理人がぁ、で混乱中のキャッスルに(笑)
「私は、穏やかに質問しただけですよ。多分枢機卿の誤解でしょう」
「威張り屋が、使いそうな言い訳だな。それとなく脅し、非難するってわけだ」
「私は、違いますよ」
「いや、君にはよくあることだと思うがね」

検事局の一室(多分) ニュージェント&その弁護士 検察コンビ
教会が提出した、被害者リスト&証言の資料を見て・・・
「・・・なぜ彼らの名を?」
「証拠は提示したぞ。法廷で会おう」
「こんな方法は間違っている」
「陪審は、捜査の手段など気にしないさ。
 重大な性犯罪の訴因が、44件ある」
「44件だなんて。そんなバカな」
「神に釈明する前に、被害者と向き合うんだな。
 彼らは、勇敢に証言したんだぞ、Mr.ニュージェント」
「私には、家族がいるんだぞ」
「あなたの投獄が、家族への何よりの贈り物だな。
 何を言われても、同情の余地はないね」 

弁護士に耳打ちされ、ニュージェント退室。アリーシャも同時に。
残るは、弁護士&スティール・・・怖い顔の方々(笑)
「・・・ここにいると、頭が痛くなる・・・」
「多分、君の良心の痛みだろ」
「やめてくれよ・・・
 ガーヴィーを含めた10件の有罪を認めた場合は?」
「不十分だな」
「では何件なら十分なんだ。30件か?」
「取引はしないし、条件も出すつもりはない。
 被害者たちは、法廷で証言したがっているぞ」

結構上から目線ですね>スティールさん。
しかし、御育ちがイイので(どういう設定だったっけ?知らんがね)
上品さが漂う嫌味で・・・一応褒めております(笑)

で、「どうもスティール、S1と変わった?」
と御思いのファンの方々、いますかね?
UKしか視聴していないし・・・の方に、いるかもですが~。
S2に入ってから、マッコイ・エピをベースにしておりますので
偉そう、意味なく偉そう(笑)が、設定に入っておりますので。
御了承下さい・・・
いや、マッコイより、ズ~ッと上品ですよ。間違いなく!
・・・・って、私が太鼓判押してもネェ(笑~)

で、「人を怒らす」っていうのは・・・
マッコイじゃなくて、ローガンではって気が・・・(?)

でで、今回、私を大笑いさせてくれたのは・・・ジョージ!!

「私は味方だから、分かりやすく説明してくれ、ジェームズ。
 一体どの部分が、カトリック教会の怒りを買わずに済むんだ?」

って・・・・なんだよ、それって(笑)
教会が怖いのね・・・これも、些細で意味無い様な言葉ですが
世間の教会に対する認識=畏れ、をシッカリ伝えております。
だから、隠蔽できた・・・親も信じなかった=信じようとしなかった
そういうことが、チョイと連想できるかと。
まぁ、素直にワッハッハ~と笑えば、イイんですけどね。

で、こんな調子でいかがでしょうか?(ペコリ)
私は、面白いと思っています、このエピ。
比べる方々もいるでしょうが・・・
比べるよりも、楽しんじゃえ!が、私の道で御座います(ペコリ)

ぬぁんと言っても!!
検事長がいないんだから・・・冷静に見れますからネェ(ここは自慢げに・笑)
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UK S2-4「勇気ある証言」<2>

2015-03-09 13:31:08 | ~UK S2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


ニュージェントの弁護士 反対尋問
「あなたは、友達の話を信じましたか?」
「当然です」
「では、大人に知らせなかった理由は?」
「口止めされたからです」
「2人の少年が、ポルノの印刷物を見て、性に目覚めた。
 それは、虐待の証拠ではない」
「論点が違います。 
 ニュージェント神父は、何週間もピートを、性的に虐待していたんだ」
「それは、伝聞証拠ですよね。
 あなた自身は、被害に遭ったのですか?
 デブリン刑事・・・私の依頼人は、あなたに触りましたか?」

「別の方法だ」
「別とは?」
「神父は、常に私の傍にいた。
 手をつないだら離さず、いつも私を見ていた。
 シャワーや着替えの時にね。皆、知っていた」
「全員知っていたと?皆で、神父の話をしたのですか?」
「はい」
「冗談や噂話を?」
「ええ、時には」
「では、作り話をした可能性もあるわけですね」

マット、激し、ニュージェントを指差し
「あの男のせいで、親友は自殺したんだ!」
「それは、あなたの考えですよね。
 あなたは、親友の苦しみに気付かなかったのでしょ?
 だから、自殺を防げなかった事実を受け入れるより
 依頼人のせいにする方が、気が楽だと思ったのでは」

「・・・・申し訳ないが、もう一度質問を」
「あなたは、依頼人の評判を落とし・・・」
「小児性愛者の評判だと?」
「ウソをしんじたいのでしょう。
 親友を救えなかったことに、罪悪感を持たずに済むから」

マット、再びニュージェントを指差し
「俺は、あの変態野郎が投獄されれば、満足だよ!」

これね、まぁ弁護士さんの追及は、「何言ってるんだよ(怒)」と思う方
大勢いると思うのですが・・・
私は、もう一つの面を、見せているように思えました。
この弁護士の指摘も、ある意味真実では?

教会の中 デブリン ブルックス
「・・・告解室には、20年近く入っていません」
「そりゃ、聞く方は大変だな」
「・・・ピートは親友だった・・・いつも助けてくれた・・・僕はなにもしていない・・・」
「できなくて当然だよ。
 彼は、過去を無駄にしまいと、風俗課に勤務したんだ。
 でも警察の問題は、いつも手遅れなんだよ」
「(泣きながら)
 ニュージェントは、僕に触れていないと断言しました。
 でも時々、自分の記憶に確信が持てなくなるんです・・・」

「そうか・・・私なんか、丸10年を安酒でムダにした・・・
 幸い80年代だったがね」

ロニーの慰めジョークに、泣き笑いのマット・・・
「今の話は、胸にしまっておけ。お前は、悪くないんだからな。
 じゃ、俺は外で待っているよ・・・・」

先程、マットは怖がっている、と言いました。
何に、怖がっているのか?
それは、当然、自分も被害に遭っているのでは、ということ。
しかし、未だある・・・・
ラストで言っているように、
もしかしたら被害に遭っていて、それを忘れ去っているのかも?
嫌なことを、記憶から削除しているのかも。
だから、「君には触れていない」というニュージェントの言葉に縋りたい&信じたい。
その反面、あの変態野郎(byマット)の言うことなど、信用できない。
つまり、被害に遭っているかもしれない。

ピートやハリーの前で、同じように被害に遭った者として
悩みや屈辱感等々を共有できない=しなくない。
しかし・・・と思うと、もう葬り去りたい。
だから、幼馴染達に強気発言になってしまう。
「もう過去を忘れろ。もう昔のことだ」等々・・・

そして、ピートを強いと思い、
それに反して、自分は弱いと思っているかと。
ピートが風俗課勤務が、それを物語っていますしね。
自分の過去を受け入れる&糧にする、ってことじゃなくて
そういうことが自分に起こったと認めるってことかと。

ピートは、それができていた。
それって簡単じゃないの?と御思いの方々・・・
簡単じゃありませんよ・・・経験者は分かるってネェ(意味深)
マットは、それができなかった、ということで。

ピートと話し合い、慰め合うことができなかった。
もし、自分が「恐ろしいんだ」と言っていたら・・・
ピートの心境も、違ったものになっていたかも。
勿論、マット自身も、何か変化が・・・

マットの後悔は、こういう部分もあったように思いましたね。

これ、まぁ小さいことなんでしょうが
被害者として描くのではなく=被害に遭っていない者として描くのではなく
まぁ、ある意味中途半端なんですが・・・
その存在の中途半端さが、マットの揺れる心情と
聖職者の子供への性的虐待という、信頼を裏切る行為の卑劣さを、
ドラマ全体に、漂わせているように思えました。

分かりにくいんですけどね。
それに、本家では、ドラマが主役&1話完結、と言っても
出演している主要キャラには、それぞれ歴史(というか背景&経験)がある訳で・・・

UKは、それがなくて~ってことになるので。
描き方に変化があっても、それはそれってことで。
私は、ある意味別ドラマとして視聴していますよ。

だって~!
検事長出ない=別ドラマ・・・違うか?(笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます
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UK S2-4「勇気ある証言」<1>

2015-03-09 13:30:50 | ~UK S2
ちょいと、遅くなりました(ペコリ)

原題『Confession』=告白、自白・・・カトリックでは告解
ラストにマットが、告解しようとしているのを見ると
私は、広義で告解が良いかと。

でも、邦題の「勇気ある証言」って、どの部分?
マット?被害者たち?ウ~ン。分からんわァ。

ベースは、本家S5-20「聖者の裏切り」
ローガン退場御祝儀エピ、ですね。

勿論ベースを踏襲しています。
が、聖職者の子供への性的虐待は、アメリカだけでは、ないですよね。
イギリスでも、同じようなことが問題視され・・・って大問題だわッ!
このエピは、初放映は2010年9月30日、となっています。
で、Wikiで調べましたら・・・
イギリスで、2010年9月16日から4日間、当時の教皇が公式訪問されています。
(別の教皇の非公式訪問は、あったらしいが・・・)
で、ここで「なぜ公式訪問が、そんなに珍しいのか?」
と御思いも方々・・・または
「公式訪問が、2010年って・・・何よ?」な方も、いますかね?

ヘンリー8世=エリザベス1世の父親ですが・・・
映画「ブーリン家の姉妹」、御覧になった方はお分かりかと。
ヘンリー8世が、当時の妻と離婚して、
エリザベス1世の母であるアン・ブーリンと結婚しようとしたのですわ。
まぁ、アンが、愛人ではなく妻の座を望んだって、言われていますがね。
で、当時のバチカンに「離婚を認めてくれ」と訴えたのですが
王妃キャサリン・オブ・アラゴも、バチカンに訴えるし・・・

で、バチカンは離婚を認めず=ヘンリー怒る=カトリック教会から離脱
で、英国国教が~で御座います。

つまり、英国がバチカンと袂を割って~以来の御訪問って訳ね(正式には)

で、この正式訪問以前から
カトリック聖職者の子供への性的虐待が、問題となっていて
この訪問時に、デモの計画があった、そうです。

で、このエピの放映日を見ると・・・
まだまだ、世間は熱が冷めていない時期ですよね。

本家をベースに、ですが
選ぶエピ&放映日には、UK事情、バンバンありそうですね。
って、他は知りませんがね~(スマンです)

さて、ドラマですが・・・
マット・デブリンの心情を察するのが、なかなか、ですね。
もう、お分かりでしょうが
本家では、ローガンの心情を、クレイゲンが受け止めています。
ここでは、クレイゲンは、利害関係無しの友人ってことで。

まぁ、ローガンの独り言のような話に、付き合うって感じですが。
しかし、これは視聴者にも聞こえますので。
で、マットには、この受け止め役がいない。
ということで、視聴者、勝手に察しろ、ですかね?(笑)
法廷で証言した時の、スティール&弁護士
そして、まぁ総括のブルックス、がその辺りかと。

ハリー マット
「ニュージェントのやったことは、忘れられない」
「ピートは、克服していたんだ」
「克服だって?」
「ピートには、妻も子供もいたんだ・・・」
「何言ってるんだ?マット」
「もう被害者じゃないんだ、ハリー」

「ピートは、ずっと抱えて生きてきたんだぞ。当然だ。
 だがマット、お前には言えなかった。
 どうせ、そんな反応だろうと、分かっていたんだ。
 お前は、何でも、うまくやれるから・・・」

マット
「妻と子供を残して、自殺なんて、できないだろ。
 ピートは臆病者だ」

前半、結構ピートに厳しい言葉がありますし、
同じく幼馴染で、被害に遭ったハリーにも、優しいとは言えない。
とはいえ、最後には、いきなり証人として法廷へ。

ここで、やっと、マットの心情が見えてくる。
ニュージェントが「君には触れなかった」と言っていたことが
どういう意味なのか、少し見えてくる。
そして、ラストのロニーとの会話で、
なぜマットが、幼馴染達にも、強気と受け止められていたのかが、見えてくる。

どうでしょ?
まぁ、マットの心情は、受け止める人、それぞれが、思えばいいことだと。
私はこう思う、で良いかと思います。
だから、ある意味千差万別ってことで。

私は、マットは怖かった&怖がっていた、と思っています。
何が怖かったのか?

法廷 デブリン、証言
「9歳の時、2週間、水ぼうそうにかかって・・・
 母が留守の時、ピートが訪ねてきました。
 ある日、彼が聖具室で、ポルノ雑誌を見つけたと言いました。
 私達は、ニュージェント神父の雑誌のことは、知っていました。
 神父は、ピートに、1冊渡したんです。
 ・・・・・・・・・
 ニュージェントは、ピートに自慰の方法を教えていたんです。
 ピートが彼としたことを、私に見せようとしたので、
 私は、彼を突き飛ばし、間違っていると言いました。
 ピートは混乱し、私に腹を立ててました。
 ニュージェントのように、声を荒げ怒っていると言って、泣き出してしまいました。
 
 その日、ニュージェントは、数週間罪を犯したと、 
 ピートを怒鳴っていたんです。
 ピートを礼拝堂に引きずり、祭壇の前にひざまずかせ、
 誰にも言わないと、誓わせて、言えば地獄に堕ちると脅したんです・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます
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