原題『Defence』=防衛・・・スミスが、ですか?
一体誰が・・・じゃないわ、コレ。
法律用語では、抗弁、という意味だそうです。
ウンウン、多分「抗弁」が適してるかと。納得(ウム)
ベースは、本家S6-21「妄想と現実の狭間で」で御座います。
統合失調症感情障害で、双極性障害、偏執性妄想、
そして幻覚症状と診断されているジョン・スミスが起こした事件。
まぁ、スミスの落差、がある意味見もののエピなんですが・・・
見かけの落差が、あまり無かったので、ンン?って思ったのは事実ですわ。
しかし、表情、というか瞳で演じ分けている様な気がしました。
スミス、結構瞳が大きい、というか大きく見開いているのかも?ですが。
(超有名俳優さんらしいが、私は、分からんので・スマンです)
過去に起こした事件で、
検察が、保護観察12か月&罰金200ポンドで、終わった、という点は、
一応物語的には、検察ピ~ンチ!要素もありましたが
あんまり重きでは無かったような・・・
で、その分、スミス&スティールが、対立とまではいかないが
って、裁判だから対立かぁ~ですよね(笑)
ライバルというか、負けられんというか・・・・ってそれ程強くはないのですが
スティールの「お前の甘えは許さん」的心情が見えた気がしました。
今回のスティールは、良いぞ~と思っています。
こう裁判等での激したシーンよりも
もっと抑制というか、まぁ感情が激していないシーンが。
もっと正直に書きますと、偉そうでゴメンなさい、なんですが
「あら、スティールって、こういう奴って掴めましたか?」って思いました。
って・・・まぁ演じている方にですがね(苦笑)
私、UK見て初めて
「そうそう、スティールって、こういう人だよね」って思いました。
・・・・・・いつも通り、勝手にですがね(ゴメンと言っておく・笑)
激するシーンは、当然目立ちますが
全体的に、引いている印象を持ちました。
その分、スミスが目立って・・・は、良いのですよ。
・・・・・と、思っているのですがね。
スティール&スミス
・・・・
「・・・私は、司法取引に来たんだ」
「そうだったな。
・・・実は、心神喪失の主張で、裁判がすぐ終わるのは残念だと思っているんだ。
きっと、楽しめただろうに。知識を、存分に発揮できただろうしね」
「(呆れ風なスティール)
・・・・3人が亡くなり、若い女性が重傷を負ったんだ。君は何も感じないのか?」
「事件のことは、残念だと思うが、あんな怪物は私じゃない。
私は、あんな男の行動に責任を取るつもりはないよ」
「本当に、自分が無罪だと?」
「あぁ、他人の罪を償うつもりはないし、
犯行時の記憶がないから、更生のしようもない。
もちろん刑務所を、更生施設と定義した上での話だが」
「訴因の変更を提案しに来たんだ。限定責任能力での故殺を、受け入れろ」
「冗談か?」
「応じれば、5~10年間の入院治療ができる。
謀殺で有罪だと、刑務所に25年だぞ」
「そうは、ならないよ。10人以上の専門家が、証言してくれる。
私が、犯行当時、心神喪失だったとね」
「3人を殺して、無罪評決が出ると思っているのか?
再犯を防ぐため、収監される確率も高いぞ」
「自由の為なら、リスクも仕方ないだろう」
「自由を得て、どうするつもりだ、ジョン。
限定責任能力での故殺で、有罪を認めれば、治療が受けられるんだ」
「精神科病院に入るのは、どんな人間だと思っているんだ?
私は、彼らとは違う。断じて違う」
「君は、病気なんだよ、ジョン」
「薬を飲めば、私は君と変わらないよ、Mr.スティール。
・・・・私のようになるのが、恐ろしいのかい・・・
・・・もしかして、君は、私の気持ちが、分かるのでは?
結果を気にせず、衝動のまま生きることが」
「結果は、必ず伴うものだ」
「本当に?私だって、優秀な弁護士になれたはずなんだ。
それを、証明するよ」
ここで、スミスが、スティールを意識している&負けんぞ的発言をしているかと。
まぁ、冷たい言い方をすれば
スミスが、勝手にスティールをライバル視している風な。
俺だって、あんたに負けない位優秀なんだって言いたいんだろうネェ。
このスミスの感情が、ラストに繋がるのですが・・・
このUKエピ、決して絵的には、派手ではないんですよ。
まぁ、冒頭の殺人現場や、殺され方は、惨いですし
なぜか、オネェな店員ポールの印象が残って・・・(笑)
凶器の銃剣、重傷のジョアンの気の毒な姿、等々はありますが
検察になると、なかなか正当=つまり華が無い(笑)
スミスの挑発(?)に
スティールは、乗っていないように見えましたが・・・いかが?
今回、スティールがなかなか良いぞ、と思ったのは
ウ~ン、こういう言葉は誤解を招く、とは危惧しますが・・・
イイ意味で「目立たない」んですよね。
・・・・・誤解しないでね。ってどんな誤解だよ(笑)
検察=スティールが、正当で一本道筋を決めているので
見る側が、スミスがどう出るかってことに重きを置けるように思えました。
とは言っても、スミスもそれほど派手じゃない。
というのは、もう姉の証言後、もう崩れてきますよね。
スティールの反対尋問で、もうそれが窺える。
そして、故殺で有罪を認めた後の量刑の場面でも。
しかし、字幕&吹き替え、どちらも
「スミスは、薬を服用していない」とは言っていないんですよね。
って・・・・言っていました?
私は、言っていないという認識なんですが。
もし、言っているよ、ならご一報を(ペコリ)
スミスに対する描写も、不親切だと思います。
まぁ、本家視聴の方は、全て流れを御存知でしょうがね(笑)
でも、これ、何も予備知識なかったら・・・難しいと思う。
スミスは、犯行時、心神喪失であった。
それに、過去、警察&検察が、適切とはいえない対応を。
と、悪条件下ながら、スティールは
「犯行時は、心神喪失だったとしても、凶器を盗んだ時は?
薬をやめた時も、然りです。彼の判断が、犯行につながった・・・」
薬の副作用で、自分が自分ではない精神状態になる。
身体的にも作用が・・・
意図的に飲まなかった。
そして、薬を服用しなかったら、自分がどうなるのか知っていた。
これが、スミスの姉の証言、スミス自身の言葉(反対尋問)で
まぁ、明らかになる・・・って図式なんですが
それ程親切丁寧に、視聴者に教えてくれている訳ではない。
視聴された方が、どう御思いか分かりませんが
私は、結構高度に仕上がっているエピに思えました。
こちらに、察しろ察しろ、といわれている気がしました。
スミスが派手じゃない分、それが求められているように思えました。
スミスが病気の為、人生に絶望していたことが分かります。
そして、スミスの最終弁論を読んだスティールの言葉が、
小さな優しさを残してくれます。
やっと、最後でスティールは、スミスの気持ちを察した、
というのではなく
多分、それを表(言葉)にすることができた、と思います。
と思うのは
スミスとスティールの会話で、スミスが
「私のようになるのが、怖いのかい・・・」と言っていることからの波状で。
このセリフを聞いた時
なぜ、スティールが、そう思うと?とンン?でしたが
あぁ、ラストでこう来るから・・・そうなんだぁって思いました。当然勝手に。
今回のスティールは、格好良かったよ。で、終了させていただきます(ペコリ)
一体誰が・・・じゃないわ、コレ。
法律用語では、抗弁、という意味だそうです。
ウンウン、多分「抗弁」が適してるかと。納得(ウム)
ベースは、本家S6-21「妄想と現実の狭間で」で御座います。
統合失調症感情障害で、双極性障害、偏執性妄想、
そして幻覚症状と診断されているジョン・スミスが起こした事件。
まぁ、スミスの落差、がある意味見もののエピなんですが・・・
見かけの落差が、あまり無かったので、ンン?って思ったのは事実ですわ。
しかし、表情、というか瞳で演じ分けている様な気がしました。
スミス、結構瞳が大きい、というか大きく見開いているのかも?ですが。
(超有名俳優さんらしいが、私は、分からんので・スマンです)
過去に起こした事件で、
検察が、保護観察12か月&罰金200ポンドで、終わった、という点は、
一応物語的には、検察ピ~ンチ!要素もありましたが
あんまり重きでは無かったような・・・
で、その分、スミス&スティールが、対立とまではいかないが
って、裁判だから対立かぁ~ですよね(笑)
ライバルというか、負けられんというか・・・・ってそれ程強くはないのですが
スティールの「お前の甘えは許さん」的心情が見えた気がしました。
今回のスティールは、良いぞ~と思っています。
こう裁判等での激したシーンよりも
もっと抑制というか、まぁ感情が激していないシーンが。
もっと正直に書きますと、偉そうでゴメンなさい、なんですが
「あら、スティールって、こういう奴って掴めましたか?」って思いました。
って・・・まぁ演じている方にですがね(苦笑)
私、UK見て初めて
「そうそう、スティールって、こういう人だよね」って思いました。
・・・・・・いつも通り、勝手にですがね(ゴメンと言っておく・笑)
激するシーンは、当然目立ちますが
全体的に、引いている印象を持ちました。
その分、スミスが目立って・・・は、良いのですよ。
・・・・・と、思っているのですがね。
スティール&スミス
・・・・
「・・・私は、司法取引に来たんだ」
「そうだったな。
・・・実は、心神喪失の主張で、裁判がすぐ終わるのは残念だと思っているんだ。
きっと、楽しめただろうに。知識を、存分に発揮できただろうしね」
「(呆れ風なスティール)
・・・・3人が亡くなり、若い女性が重傷を負ったんだ。君は何も感じないのか?」
「事件のことは、残念だと思うが、あんな怪物は私じゃない。
私は、あんな男の行動に責任を取るつもりはないよ」
「本当に、自分が無罪だと?」
「あぁ、他人の罪を償うつもりはないし、
犯行時の記憶がないから、更生のしようもない。
もちろん刑務所を、更生施設と定義した上での話だが」
「訴因の変更を提案しに来たんだ。限定責任能力での故殺を、受け入れろ」
「冗談か?」
「応じれば、5~10年間の入院治療ができる。
謀殺で有罪だと、刑務所に25年だぞ」
「そうは、ならないよ。10人以上の専門家が、証言してくれる。
私が、犯行当時、心神喪失だったとね」
「3人を殺して、無罪評決が出ると思っているのか?
再犯を防ぐため、収監される確率も高いぞ」
「自由の為なら、リスクも仕方ないだろう」
「自由を得て、どうするつもりだ、ジョン。
限定責任能力での故殺で、有罪を認めれば、治療が受けられるんだ」
「精神科病院に入るのは、どんな人間だと思っているんだ?
私は、彼らとは違う。断じて違う」
「君は、病気なんだよ、ジョン」
「薬を飲めば、私は君と変わらないよ、Mr.スティール。
・・・・私のようになるのが、恐ろしいのかい・・・
・・・もしかして、君は、私の気持ちが、分かるのでは?
結果を気にせず、衝動のまま生きることが」
「結果は、必ず伴うものだ」
「本当に?私だって、優秀な弁護士になれたはずなんだ。
それを、証明するよ」
ここで、スミスが、スティールを意識している&負けんぞ的発言をしているかと。
まぁ、冷たい言い方をすれば
スミスが、勝手にスティールをライバル視している風な。
俺だって、あんたに負けない位優秀なんだって言いたいんだろうネェ。
このスミスの感情が、ラストに繋がるのですが・・・
このUKエピ、決して絵的には、派手ではないんですよ。
まぁ、冒頭の殺人現場や、殺され方は、惨いですし
なぜか、オネェな店員ポールの印象が残って・・・(笑)
凶器の銃剣、重傷のジョアンの気の毒な姿、等々はありますが
検察になると、なかなか正当=つまり華が無い(笑)
スミスの挑発(?)に
スティールは、乗っていないように見えましたが・・・いかが?
今回、スティールがなかなか良いぞ、と思ったのは
ウ~ン、こういう言葉は誤解を招く、とは危惧しますが・・・
イイ意味で「目立たない」んですよね。
・・・・・誤解しないでね。ってどんな誤解だよ(笑)
検察=スティールが、正当で一本道筋を決めているので
見る側が、スミスがどう出るかってことに重きを置けるように思えました。
とは言っても、スミスもそれほど派手じゃない。
というのは、もう姉の証言後、もう崩れてきますよね。
スティールの反対尋問で、もうそれが窺える。
そして、故殺で有罪を認めた後の量刑の場面でも。
しかし、字幕&吹き替え、どちらも
「スミスは、薬を服用していない」とは言っていないんですよね。
って・・・・言っていました?
私は、言っていないという認識なんですが。
もし、言っているよ、ならご一報を(ペコリ)
スミスに対する描写も、不親切だと思います。
まぁ、本家視聴の方は、全て流れを御存知でしょうがね(笑)
でも、これ、何も予備知識なかったら・・・難しいと思う。
スミスは、犯行時、心神喪失であった。
それに、過去、警察&検察が、適切とはいえない対応を。
と、悪条件下ながら、スティールは
「犯行時は、心神喪失だったとしても、凶器を盗んだ時は?
薬をやめた時も、然りです。彼の判断が、犯行につながった・・・」
薬の副作用で、自分が自分ではない精神状態になる。
身体的にも作用が・・・
意図的に飲まなかった。
そして、薬を服用しなかったら、自分がどうなるのか知っていた。
これが、スミスの姉の証言、スミス自身の言葉(反対尋問)で
まぁ、明らかになる・・・って図式なんですが
それ程親切丁寧に、視聴者に教えてくれている訳ではない。
視聴された方が、どう御思いか分かりませんが
私は、結構高度に仕上がっているエピに思えました。
こちらに、察しろ察しろ、といわれている気がしました。
スミスが派手じゃない分、それが求められているように思えました。
スミスが病気の為、人生に絶望していたことが分かります。
そして、スミスの最終弁論を読んだスティールの言葉が、
小さな優しさを残してくれます。
やっと、最後でスティールは、スミスの気持ちを察した、
というのではなく
多分、それを表(言葉)にすることができた、と思います。
と思うのは
スミスとスティールの会話で、スミスが
「私のようになるのが、怖いのかい・・・」と言っていることからの波状で。
このセリフを聞いた時
なぜ、スティールが、そう思うと?とンン?でしたが
あぁ、ラストでこう来るから・・・そうなんだぁって思いました。当然勝手に。
今回のスティールは、格好良かったよ。で、終了させていただきます(ペコリ)