あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

いったい人体の気の通り道は何本あるのか?

2013-01-25 11:18:37 | Weblog
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「鍼灸や指圧」の話ですが
経絡のお話に移っています。


   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
経絡の存在と、その力について書いています。

以前にもこのあたりのことは何度かやっていますが
少し復習してまとめておきます。

まず・各経脈ですが、すべて体内では臓腑に属します。
そして体表では肢節に絡します。
さて以前にも少しやりましたが経絡とは別に
『奇経八脈』というのが別にありました。
憶えておられる方もおられるかと思います。
これ経絡とは別の気の通り道なんですが
以前にもやっていますので詳しくは書きません。

再度確認しますと-
人体には、手足から出る『正経十二脈』という12本の筋と
前回やりました『十五絡脈』という筋。
そして今取り上げているのが『奇経八脈』という筋があることを
これまでのことも含めて、まず復習しておきます。

ところで、こんなことは一般の皆さんには
実はあまり関係のないお話ですが
古典医学書にはこういうことが結構ややこしく書かれているということなんですね。
どうしてまた古代のお医者さんたちはここまで
気の通り道にこだわったんでしょうね?
それは、つまり東洋医学は「気の医学」だからですね。

すべての病は気の過不足や偏重から起きるというのが
東洋医学の基本的な考えです。
だからこそ古代から長い経験を踏まえて
これほどまでにややこしい話になっているわけです。

そして東洋医学では、まだ研究されていないことも実は結構あります。
鍼灸の刺激の深さや頻度。
刺さない鍼といわれる『てい鍼』の使い方。
指圧やマッサージの刺激量などなど。

気の通り道である経絡に関しては、かなり研究が進んでいますが
『奇経八脈』に関しては
1部日本の先生が始められていますが
まだほとんどされていないのが実情です。
それほどに人の体は難しいということなんでしょう。

医学書を通じて古代からのメッセージも
いまだ研究テーマ~
問題提起として残されたままになっているわけですね。


あすなろ経絡指圧療院〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551
『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

こんな発想は現代医学にも、また科学にもないよなあ。

2013-01-24 12:12:19 | Weblog
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経絡のお話に移っています。


   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
経絡の存在と、その力について書いています。

ではこの『絡脈』なるものですが
人の体には、いったい何本あるのかということですよねえ。
経絡のうちの『経脈』は12本ありました。
』絡脈』は15本あります。
別の言い方としましては『十五大絡』もしくは『十五絡脈』お言っています。

どこから、つまりどういう具合ででているかと言いますと
手足から出る各正経十二脈から各1本の別絡が。
そして顔から胸、陰部を走行する任脈から1本が。
頭の頂点から首、背中尾骨に走行する督脈から1本。
および脾の大絡から各1本合わせて15本となっています。

ところで、この『脾の大絡』とは
いったいなんじゃいなということなんですが?
実は脇の下から少し下がった辺りに
「大包(だいほう)」と言う足の卑の経絡のツボがあります。
この経穴そのものを『脾の大絡』と呼びますが
主に陰陽の諸経を統括し、臓腑や四肢を滋養する働きがあります。

「胸脇の中に布き九肋の間及び季脇の端に出て
別れて諸陰を絡う者なり」と書かれているのは
『霊枢(れいすう)』という古い医学書の文中にあります。

この『卑の大絡』は全身に影響を及ぼしますが
イメージ的には体の、上半身全体に
大きく広がっている感じを想像してみてください。


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人体を包み込む気の通り道のネットワーク。

2013-01-23 13:09:22 | Weblog
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   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
経絡の存在と、その力について書いています。

おおよそ『経脈』についてはひとまずこれで終わっておきますね。
これが『経脈』と言われる筋の基本です。

では次に『絡脈』について少し詳しく説明していきます。
『絡脈』は何度も書いてますが
手足の指から出ている12本の『経脈』とは違うものであることは
すでに書きました。ではその『絡脈』について
今度はもう少し詳しく書いてみます。
別にどうってことがないと言えば
一般の皆さんにはどうでもいいようなことなんですが?
まあそう言えば東洋医学をやっているものとしましては
ちとつらいので書きましょ。

では『絡脈』を二つの部分に分けて説明しますと-
まず 『絡脈』ですが、経脈から分かれて
斜行する分枝のことを言います。
この項目の、経絡の最初のあたりで書いています。

 そのうちの大きなものを『別絡』と言います。

細小の分枝を『孫絡』と言います。
一面に皮膚などを張り巡らせている部分ですね。

そして、これら『絡脈(別絡)』ですが
主要なものが十五本あると言われます。

さて形のないものだけに、ちと信じがたいと思いますよね。
私たち現代人は目に見えるもの。
実態のあるもののみを信じる傾向があります。
ましてや医学の世界です。
それなのにそれなのに?
でも2000年以上昔から、これで病を治してきたという事実。
それ以降も大きな変化もなく私たちの先輩たちによって
この経絡という考え方が現代に受け継がれてきた。
と言うことは、2000年前にすでにこの形がほぼ出来上がっていたと言う事実。
これも考えたらすごい話だよなって思います。
もう少し『絡脈』のお話を続けます。


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三つの見方。

2013-01-22 11:14:59 | Weblog
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【完全にあすなろ院長の生活は本来の陰の生活に戻りました。
人生には陰と陽の両面があるからこそ楽しいんですな。
動くサイクルと動かないサイクルとでも言いましょうか?
皆さん案外偏りすぎるってねえ、思いませんかいな?】



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   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
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経絡の存在と、その力について書いています。

ところで実際の経絡の使い方、見方として重要なものが
専門的に見て主に三つあると考えられます。

一つは経絡の生理です。
健康な人、中国医学では平人(へいじん)と言いますが
当たり前の経絡としての働きですね。

二つ目は病理です。
実際には特定の経絡における状態の異常感覚です。
これは自覚的症状もあれば多角的症状や状態もあります。

三つ目は治療面から見た経絡の使い方です。
今の患者さんの苦痛が、比較的古い症状か?
それとも新しい症状なのか?
もしくは同じ症状が何度か繰り返し起きているのか?
これまでにはほとんどなかったものなのかなどを聴きながら診察をします。
このあたりで予後を予測したり
その結果使用すべき中心になる経絡や経穴(ツボ)と
補助的に使う経絡や経穴を割り出します。

このように経絡は単なる治療だけに使うと言うものではなく
問診から引き出されたところの各診察項目から
診断、治療として使うものでもあります。

それは経穴(ツボ)も例外ではなく
経絡上の異常感覚部位を意識します。
それが教科書に載っているものであったり
そうではない場所であったりします。
経穴(ツボ)であろうがなかろうが「そんなの関係ねえ?」と言うことですな。


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病の伝わり方はどうなってんの?

2013-01-21 13:12:51 | Weblog
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今席もすばらしい落語会になりました。
このあたりのお話はぜひ
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   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
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経絡の存在と、その力について書いています。

では実際に病が体の外から
どのように人体内に入っていくのか?
ちょっとイメージしてみてください。
東洋医学では以下のように考えています。

前回のブログで「百病の始めて生じるや、必ず皮毛に先す。」
という古典の有名な文を紹介しました。

その次の段階として-
「邪これに中るとき則ち理開く。」
ここは怖いですよね。
体が弱ってくると外から邪気(病理産物になるもの)が触れますと
その部分が開いてしまうと言っています。それから-

「開くときは則ち入りて絡脈に客す。」
以前に少しだけ出てきた絡脈ですが
まずここへ入ると言っています。
『経絡』のうちの『絡』です。

次に-
「留して去らずんば伝えて経に入る。」。
要するに邪気が去らなければそのまま経に入るぞと言っているわけですね。
経脈は手足から出ている12本の大きな筋です。

その段階を過ぎますと次の-
「留して去らずんば伝えて腑に入る」。
五臓六腑のうちの六腑のどれかに邪気が入るぞと言っています。

まとめますと-
皮部~絡~経~腑~臓の順番に
病が入っていくんだよと言っているわけです。
ここはまあ、こんなところで終わっておきます。


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