あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

案外全身状態で分かるものです。

2012-10-31 10:59:33 | Weblog
あすなろニュースレターを発行しています。
分かりやすい東洋医学のお話の連載1です。
あすなろ経絡のドアポケットからご自由にお取りください。

{明日のために今日経絡指圧}


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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
引き続いて“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。

今、一つの臓器によらない病。
つまり二つ以上が絡むようなものや、その特徴。
時に治療法も含めて書いています。

今経絡の裏と表の関係は『卑と胃』です。
今“卑”の辨証についてやっています。

前回にも書きましたが
まあ西洋医学(現代医学)と東洋医学との間には
確かに基本的な考え方もですが
このような大きな文化の違いということからも
お互いに誤解もあるでしょうし
理解を深め合うことが大切なのではとも思います。

ところで東洋医学には『腹診』というものがあります。
施術者がお腹に触れて病の上体を診ようというものなんですが
中国や朝鮮などでは風習や文化の違いもありまして
実は、あまり研究はされていません。
日本漢方医学の独壇場といってもいいかもしれませんが。

お腹を大きく5等分しまして
それぞれの位置で五臓などを診るんですが
卑の場合はオヘソ辺りが位置になります。

ですから卑という臓器の具合が悪ければ
そこを抑えると痛んだりしますが
ですが痛む症状があるとは限りません。
またオヘソに触れると動気がしますが
これも、かなり悪い状態で感じるということです。

ところで胃ではなく、もっと深い卑という大事な部分が悪くなってきますと
お腹の症状以外にも+、いろんなのが出てきます。
特徴的ですので知っておくと便利かも知れません。
古典医学書から院長は、これを主に五つにまとめてみました。

1. 腹部の脹満。
2. 食物の消化不良。
3. 体の重さと各関節の痛み。
4. 怠墮で横になることを好む。
5. 四肢が収まらなくなるということが書かれています。
後アクビやゲップ、ふさぎこむ。なんてのもあります。

それと体の不具合で、これらと違っていれば
それは卑の病ではないと書かれています。
つまり肝の障害や、同じく肝が絡んだものにも
実は似たようなものが確かにありますから
それは違うので、よく判断しなさいよということなんでしょうね。


あすなろ経絡指圧療院
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

文化の素養がない人っていますが・・お気の毒ですな。

2012-10-30 13:07:47 | Weblog
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「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
引き続いて“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。

今、一つの臓器によらない病。
つまり二つ以上が絡むようなものや、その特徴。
時に治療法も含めて書いています。

今経絡の裏と表の関係は『卑と胃』です。
今“卑”の辨証についてやっています。
久しぶりにちょっと横道へ・・

ところで、この“卑”という呼び方がいかんと言った医者がいました。
幕末に活躍した、あの蘭方医の杉田玄白です。
彼は解体新書という有名な書物を著します。
解剖図ですね。

経絡なんてのは体を開けても気も含めてどこにもありませんし
どう見ても五臓六腑はそれぞれ形として
体の中に納まっている。
「それでいいではないかよ。
病気というのは、こいつらの中の異常なんだろうが?」
だから“心臓”であり“肝臓”であるとなるわけですね。

「卑」とはなんだよ・・
この文字は失礼じゃあないの・・」となります。

このあたりのことは浅川氏の資料にも書かれてあります。
これがしかし後々いろんな矛盾が生じたり
逆に東洋医学が西洋医学よりも劣るという
誤解における一つの要因としてもつながっていきます。

文字には深い意味があります。
“臓”という文字を省いているのも
それなりの意味があります。
ですが彼はそういうことにはあまり深い意味を
感じようとはできなかったようです。

だいたいが「卑」なあんてのは確かに聴こえもよくありませんけどねえ。
「あなたは卑系の人です。」
なるほどなるほど・・
だけど「卑系」の人には違いはない。


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いろんなやつがいるから世の中面白い。

2012-10-27 12:16:17 | Weblog
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   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。

今、一つの臓器によらない病。
つまり二つ以上が絡むようなものや、その特徴。
時に治療法も含めて書いています。

今経絡の裏と表の関係は『卑と胃』です。
“卑”の辨証についてやっています。

さて元来人は体質的に五つのグループに分けられているようです。
これは東洋医学の人間の見方です。
誰もがどこかのグループに入るということです。

その証拠に子どものころから人は
それなりにみんな一癖や二癖はありますよね。

怒りっぽいやつや考え込むようなクソまじめなやつ。
とにかくご陽気なやつ。
餓鬼の頃からおじいさんみたいな若年寄みたいなやつ。
あなたの子どもの頃から周りには
いろんなタイプのやつがいたと思います。

ところで”卑”のグループの人たちの
大きな特徴を書きますと-

1. 顔や皮膚の色が少し黄色っぽい人。
典型的な日本人と言われています。

2. アクビが多い人。
特に疲れを感じないのにアクビをする人です。

3. 思索をすることが好きな人。
小説家や芸術家に多いかも?
唄うのが好きな人も入ります。

3. 食べることに興味を持っています。
グルメと言われる人たちもそうですが
特に甘いものが好きです。

ということは、病になるとこれらの特徴が強く出てくるか
あるいは弱く出てくるかということになりますね。
つまり特徴ではなくなり
病として、症状という形へ変化してきます。


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風邪を引くと下痢しやすい人も気をつけてください。

2012-10-26 13:06:49 | Weblog
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しょうもないことを書いたので帰ったら
えらい叱られましてはい・・】



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今、一つの臓器によらない病。
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今経絡の裏と表の関係は『卑と胃』です。
本日からは“卑”の辨証について
もう少し違った立場から書いてみます。
卑は胃の親分であることは前回触れました。

ところで古典の医学書には
「土が万物を生ずる」と書かれています。

卑という臓器は五行では土に当てはまります。
実は、これ大事なんですよねえ。
何が大事かというお話は追々しますけど
土は万物を養うとも取れますね。

それと土はあらゆる自然界の物の中では
中心的なやくわりを果たしているということで
人の体の中でも中心的な存在であるということです。

人体では特に栄養や血液などに関することに関しては
重大な臓器だともいえます。

ところで、あすなろにも実は卑を病んでいる患者さんが何名か来られています。
ですが、これはなかなか治りにくい部分でもあります。
相当それこそ腹を決めていただかないといけません。

体質的なものもありますが
治療以外の生活習慣全体を改善しないといけません。

ただ、1年ほど2週間1度の割りで来られている方たちは
最近しだいによくなってきてますので
今少し、感覚を空けての治療を継続中です。

ところで卑が弱い人は
ときに肺もいためやすいというケースもあります。

虚弱体質の患者さんの場合、陽虚といって
どうしても体が冷えを感受しやすいという傾向があるからです。

それから肺は実は卑と同じ系列の
太陰という経絡だからです。

つまり卑は消化器系統以外に
風邪を引き込んでしまうという部分もあるわけです。

ということは?肺が弱い人は
逆にお腹を壊すことも??
そういうこともあるということですよね。
これは以前にもやっていると思います。


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どんな世界にも親分さんと子分さんはいるものです。

2012-10-25 12:21:27 | Weblog
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今、一つの臓器によらない病。
つまり二つ以上が絡むようなものや、その特徴。
時に治療法も含めて書いています。

今経絡の裏と表の関係は『卑と胃』です。
“胃”のお話からしました。
「しました」と書いているということは終わったということですが。

ところで今回の“卑と胃”。
六腑に当たるのが胃なんですが
五臓と六腑との関係は
五臓が弱ってくると、それぞれの
腑がおおよそ先に邪気(障害や病)を受けるということになります。

ということは、胃の具合が普段からよくないとお感じになっておられる皆さんは
すでに次の段階の『卑』にすでに問題が潜んでいるか
あるいは今後深くいためる可能性があるということになります。

やくざの世界でもそうですが親分を守るために子分がいるのと同じ。
五臓が親分で親分は常に裏にいます。
六腑はその親分を守るために常に表にいるわけですね。

経絡の世界で言うなら、五臓はだいたい手足の内側を。
六腑は逆に外側を通っています。
ですから胃の経絡が実になっているとき
私たちは裏側の卑経絡の虚の状態を診るわけです。
勿論これは、ごくごく基本的なものですけどねえ。
ということで次回から次の項目に入ります。


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