あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

これは結構難しい病に効きます。

2012-01-30 14:17:26 | Weblog
 あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
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   8. 違った視点で病気を診る
東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
経絡治療とは少し違う“奇経八脈弁証”というところです。


“陽維脈(よういみゃく)”をやっています。

“あもん”という名のツボをご紹介します。
ちょっと表記が出にくいのでこれでご勘弁を。

これですが背骨を通っている督脈のツボでもあるんですが。
一口に言いまして精神科系のツボでもあります。
「言語を発し得ざる病の、邪気の出入りするところの意」とあります。
具体的には脳性麻痺から、頭痛、耳が聞こえにくい、癲癇などに使用できます。
場所は首の上第一・二頸椎棘突起の間で
後髪際の正中線から1cm程度入ったところとしておきましょ。
【次回へと続けます】

異常があればツボも分かる。

2012-01-27 14:49:55 | Weblog
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さてツボのお話ですが本日は
“正営(しょうえい)”という名のツボです。
正は整える、正しいの意味で、営は
営み、こしらえるなどの意味ということになります。
眼の病を正しく整えるといういみだと関連の書物にはありますね。
目窓穴の上おおよそ4cm程度と思ってください。

確かに患者さんの眼がいけないときは
ツボは存在感を表しますので
熟練者でしたらパッとそこに手が行くものです。
このツボですがほかに、めまいや頭痛にも効き目があります。

ツボの存在感?」
あるんですなあこれ。
極端なお話をするならば実は経絡とか奇経脈などといった
専門的な勉強をしなくても
分かれば勝手に治療ができることになりますし
経絡は明らかに線状に。ツボは点状に察知できるはずです。
当然虚実も分かりますよね。
しかしそんな天才のやつはめったにおりませんのではい。
おったら逆にちょっと怖いかも?
だからこそ私たちは研究しなければいけないんですが?

そのような手がかりになるような事柄は
要するに古典医学書には、ふんだんにありますが
これがまた、実に難解な代物でして。

ですが熟練している先生方は
もうご自身の診察法が出来上がっておられますので
実に手早くお見事な感じでスピーディーにされますな。

はあ?わしかいな??
さてと、おやつでも食おうっかな?
【次回へと続けます】


どんな物にも必ず表と裏があるものですな。

2012-01-25 15:15:05 | Weblog
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経脈は主に人体の上下に走行している線状の物です。
そして絡脈という斜めに走行している線と交わるので
経絡といいますが
奇経脈はこれら経絡とどこかで交わったりしています。
経絡で治療がはかばかしくなければこれを使います。
ですからいつまでも経絡にのみに
専門家であるのならテメエラ、眼を向けている場合じゃあねえぞということになります。
やること、研究することがあまりにも多いということです。

ところで先日これまったあ、ある先生から
「虚実が分からない。」というお話をお聞きしました。
そこで本日は虚と実について
その手触り感覚を書いてみたいと思います。
ですが、これ結構主観的な感覚でありますので
さて?お分かりいただけるか??
まずは客観的なところから
経絡指圧の創始者でもある今は亡き増永静人先生の解説を
少し引用します。

一言で言うなら、虚は正常から欠けている状態であり
実は正常よりも過剰になった状態ということです。
まことにお見事な解説ですね。

もう少し分かりやすく言うなら、正常を円球とすれば
その球面から欠け凹んだところが虚で
球面よりはみ出したところが実ということです。

以上簡単にご高説を引用しましたが
その虚実の差がひどいほど病の症状も増すということです。
ですが実際に臨床現場では実の部分を真っ先に探さなければいけません。
実が分かればその経絡に関係した経絡の虚も
おのずと類推できるからです。
ただし類推する方法に実は技術が必要なんですが?

経絡上に凝りとか堅い部分が実です。
虚の部分は隠れていますので見つけにくいんですね。
これはもうプロの技術でないと分かりにくいものです。

さて手触り的感覚となりますと-
実の部分は上にも書いたように堅い部分。
張りとか凝りなどのところです。
アホでも分かると言ったらアカンかな?
抑えると痛いです。

一方虚は押さえると気持ちがいいところです。
手触り感覚は~すっごくいいいです(笑い)。
滑らかな感じで指や刺さない鍼(てい鍼)を患者さんの
その部分に当てていますと治療家の肘から
体全体になんともいえない心地が伝わってきます。
それがしばらくしますと、その感覚が薄れてきます。
体がほんわか温かくなってきたという感覚が患者さんに分かります。
面白いのは術者もそういう感覚を得ることです。
これで虚の部分の治療はいったん終わりとなります。

見るからに虚証の人であれば治療方針は
おのずと虚を意識した頭でやらないといけません。

要するに増永先生のお言葉をお借りするなら
「凸凹の凹を正す」ということです。

虚を補うには実は時間がかかります。
古典の医学書には面白い比ゆ評言が書かれてましてね。
「虚を補うというのは夕暮れまで
待ち遠しく好きな人を待つようなものだ」というようなことが書かれています。
時間をかけて調整するものです。
いわゆる本治法ともいえます。
このような患者さんを治療できれば本物ということになります。
【次回へ続けます】

まあどんな仕事でも死ぬまで研究でしょうね。

2012-01-23 14:41:26 | Weblog
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前回のブログにコメントをいただきました。
ありがとうございます。

本日も息抜き的余談コーナーです・・

私はよく「ツボの話はあまりしないですね。」
というお話を読者の皆さんからお聞きします。
はい、あまりしませんね。
何度か書いてますがツボそのものには興味がないからです。
むしろ経絡に興味があるんですね。
経絡治療をされている先生方でしたら
おそらく皆さんそうではないのかなと思っています。

そして最近の私のテーマが少し変わりつつあります。
従来経絡の虚実そのものにウエートを置いて研究や治療を行なってきました。
これは間違ってはいませんが今特に重視しているのが
これまで研究してきた中国古典医学の生理と病理です。
このほうが正直申し上げて手ごたえがあります。
ですからとにかく現在の主訴を重視していることになります。
古い患者さんたちも今の主訴を聞きながら治療をしています。

もともとお持ちの体質で本治を行って(根本治療)
現在つらいところの表治(対症療法)も同時並行でします。
東洋医学では表本同治(ひょうほんどうち)というんですが
このスタイルです。

ツボは勿論ターゲットにしている経絡上に出ていますが
それらのどれかを使うか使わないかは私が決めます。
治療的に価値がないと思えば使いません。

それよりもその病んでいる経絡に関連している経絡のツボの反応があれば
そちらを重点に使うことだってありますね。
これらは融通無碍ということになります。

人体は正直です。
悪いところは必ずといっていいほど自己主張しているものです。
それが分かるか分からないかは治療家の経験やセンスということですね。

【次回へ続けます】


名工は道具を選んで仕事をしますが。

2012-01-19 11:25:46 | Weblog
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本日もツボのお話ですが
“本神(ほんしん)”という名のツボです。
中国医学によく出てくる文字に前回にもあった、井という文字のほかに
本日出てきた、この『神』というのがあります。
この文字はツボの名前には特に多く出てきますが
それには重要な意味があります。

どういう意味かといいますと
主に精神系の病に効かせるツボの名と思ってください。
ですから古典医学書には
「このツボは癲癇(てんかん)に用いて妙なり。」と書かれています。

位置ですが、眼の外眼角(目じり)の直上で
髪際から5分入ったところとありますので
ほぼ生え際の付近となります。

ところでプロの方でしたら最低限今までに出てきたいくつかのツボの名は
ほかの経絡のツボの名としてもお分かりだろうと思います。
もしも分かっていないとしたらモグリですな。

この陽維脈もですがほかの奇経脈もほかの経絡と
どこかで絡んでいることが多いですね。
このようなツボは全身状態にもかなり効果があることが理解できます。
人体にはこういうのが結構あちこちにあります。

どのツボを、どのように選んで使うか?
まさにツボは効く物ではなく
治療家が効かせる物ということなんですね。
【次回へ続けます】