あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

ばっちり治ったら名人なんだけど?

2011-11-30 14:41:50 | Weblog

 あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52

JR阪和線鳳駅下車東出口を東方向へ道沿いに歩いていただくと
四つ角の右側にアーケードがあります。
鳳本通り商店街を入って真ん中辺りです。
{明日のために今日経絡指圧}

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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“弁証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る
東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“三焦弁証”と“経絡弁証”についてお話しました。
経絡の走行と自ら病むということを知っていると
実は同じ肩こりの治療でもまったく発想からして違ってきます。
そして三焦という概念を知っていると
その病の程度~深さがある程度理解できます。
勿論脈診ができることが条件ですが。

実は日本漢方には万病一毒説というのがありましてね。
吉益東洞(よしまつとうどう)という
江戸時代中期の有名なお医者さんが立てた学説ですが
中国の傷寒論(しょうかんろん)という医学書が基礎になっているものです。
この人の医学的発想は今もなお日本漢方の主流でもあります。
端的にいうなら、「ややこしい理屈はいらんのじゃ。
ドテクサぬかさんと病の原因になる毒を
とにかくやっつけたらええんじゃ!」というものです。

これを経絡弁証で当てはめるなら、肩こりも一つの経絡。
あるいは胃の病気も胃の経絡だけで治るということになります。
肩こりの原因と見られる経絡内の余分な見えない気(邪気)を
さっと抜くという治療です。
こういう考え方を古方(こほう(派的発想ということができます。
実はこの考え方は最も現代医学に近いものといえます。
ですからドクターも分かりやすいはずです。

言っておきますが、この吉益東洞は
何も初めからこういう考えの人ではありませんでした。
諸学を学んで成長の末に師匠に反発して
後に打ち立てた結論であることを申し添えておきます。

実はこれ、結構使えましてね。
経絡の概念をしっかり掴んで
それをイメージできればかなり使えます。
結構きつい肩こりでも効くことがあります。

ところが緩い肩こりでも効かないのがあります。
これは見た目の程度とは関係ありません。
見た目と、診た目とは違いましてねえ。
他の経絡にすごい虚があると治し難いです。
具体例は別の機会にお話しますが
現代人のストレス(内証)の存在です。

だからこそ東洋医学も時代が過ぎてきますと
各経絡の相互関係=陰陽とか五行。虚実ということへと発展していくわけです。
話がかなりオタクっぽくなりそうなのでアカンアカン・・
この辺りでオイトコブシ。

今年の院長のライブは終りました。

2011-11-29 12:29:47 | Weblog

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「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“弁証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る
東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“三焦弁証”について説明しています。

体の上から真ん中と来ました。
三焦概念で面白いのは熱が上焦の場合特徴として
体の表面に病変が出ることですね。
そして中焦の胃などに入るとすでに裏に病が進んだとなります。

本日はもう少し裏に入った下焦症状になります。
これも勿論体の裏の病証です。
やられる場所と経絡は腎経と肝経の温熱病です。

腎では陰と津液(しんえき)~つまり水分が減ってきます。
肝では血(けつ)が減少してきます。
これは、これら二つの臓器における特徴です。
普段の日常生活でここまでひどくならなくても
特に陰分不足、陰虚といわれる物は
この症状の軽いものになりますが
上のこれらの物質の内臓との関係は
知識としても憶えて置かれると臨床的にも実は大変便利です。

具体的にいうと腎の場合に偏りますと症状は
夜間寝にくくなったりなんだか煩わしく躁になることもあります。
後口が渇くが水などは飲みたくない状態。
胃などのものよりもかなり悪くなっていることが分かります。
そして下痢したりおしっこに色がつくなどです。

肝の場合ですが寒と熱が錯綜、交互にやってきます。
これも肝関係の特徴です。
心臓部中の痛みや煩悶・食事は受け付けなくなります。
口渇や下痢はいずれも同じです。
いずれもかなりの重態ですよね。
まあこういう患者さんは鍼灸や指圧医院などには来ませんが?
しかし普段陰虚体質をお持ちの患者さんを診る先生でしたら
ちょっと頭に入れておかれるとよろしいかも知れませんね。

何事もタイミングをはずしてはあかん。

2011-11-28 13:04:46 | Weblog

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   8. 違った視点で病気を診る
東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“三焦弁証”について説明しています。

先日説明した上焦症状というのを簡単にいうなら
風邪に似た症状になります。


次が中焦症状といわれるところの病です。
先の物と同じく温熱の病になりますが
ぼちぼち病が進みまして手遅れ状態になろうとしています。
ここまで放っておいたらあかんあかんというやつです。
対象はお腹です。
つまり東洋医学でいうところの胃経と脾経に入ります。

胃は乾いた状態ですから熱が出ています。
症状としては多量の汗。顔が赤い。
便秘や、呼吸が促迫。
食欲は落ちますし、おしっこがあまり出なくなったりします。
のどが渇いて体が重くてだるい。
考えただけでも分かりますが最悪の状態です。
病勢も激しくて手のつけようがないところですね。
漢方薬では元気な人であれば軽く下剤を使うようですが?
まあここまできたら専門家にお任せしたほうがよろしいですね。

明日はおりませんが?

2011-11-26 15:14:29 | Weblog
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   8. 違った視点で病気を診る
東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“三焦弁証”についてもう少し説明します。
これは温熱性病症の病状経過とされています。
何を診るかといいますと病の位置=上、中、下-
病の軽さや重さ。浅いか、深いか。
などを診るものです。

では上焦症状とはどんなものかと言いますと
まずは表の病の変化で、胸にある主に温熱の病です。
対象となる物は肺と心包です。
肺に病がありますとまず体の表面に
症状が現れやすくなります。

心包は簡単にいいますと心臓を包む膜状の物といわれ
臨床的には心臓と同義語といえなくはありません。
肺に関してはおおよそは気と皮毛の障害と
心包は、精神不安定や意識障害などという症状です。
後悪寒や熱なども出てきます。

脈は指を手首の頭骨動脈に3本並べて置きまして
軽く触れると浮いてます。
感覚は滑らかな感じですが早いです。

ふかあああいいいかああ、あああさああいいかあああ?

2011-11-23 12:04:09 | Weblog

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「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“弁証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る
東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
今日もお休みですのでちょっとプロ向けのお話ですが||
どんなものにも理論と実技というものがあります。
「世の中理屈だけでは通らない。」
「しかし技術だけでは一貫性と普遍性が見出せない。」
実技と研究=「何でそうなるのよ?」
そして~「だからそうなったのか?」
そんでもって・「そうなって行くわけかいな?」
要するに理論と実際は車の両輪というわけですな。
それは東洋医学もまったく同じでがす。
こうしてこのお仕事を長年させていただいていても
日々絶え間ない研究と勉強はけっして終ることはありません。
まだまだ分からないことばかりですのでねえ。

実は鍼灸や指圧を勉強するのには、とても大事な理論がありましてね。
そこで次に勉強するのが“三焦弁証と、四要理論というやつ。
“三焦”というのは何となく今までにも触れていますが
“四要”というのはあまり触れていなかったように思います。
ちょっとこれら二つの概念を先に説明します。

簡単に説明しますと、三焦弁証では人体における病の上、中、下のどの辺りに?
それと病の深浅~位置を診ます。

四要とは重要な人体の構成物質です。
衛気営血のどの部分に問題があるのかということを調べることです。
衛気営血については実は今までにも部分的には書いてますが
とりあえずは次回から三焦弁証がテーマになります。
読んでちゃぶだいねえ!