あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

病の伝わり方はどうなってんの?

2013-01-21 13:12:51 | Weblog
 『あすなろ・ニュースレター』は新しくなっています。
鳳本通りネットからミュージシャン募集の件です。
レターはあすなろ経絡の表のドアポケットからお取りください。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!ほんまチャップイでんなあ。
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
【福・福寄席は今回も満席。
今席もすばらしい落語会になりました。
このあたりのお話はぜひ
後日カフェ・ブログでご覧ください】



   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話ですが
経絡のお話に移っています。


   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
経絡の存在と、その力について書いています。

では実際に病が体の外から
どのように人体内に入っていくのか?
ちょっとイメージしてみてください。
東洋医学では以下のように考えています。

前回のブログで「百病の始めて生じるや、必ず皮毛に先す。」
という古典の有名な文を紹介しました。

その次の段階として-
「邪これに中るとき則ち理開く。」
ここは怖いですよね。
体が弱ってくると外から邪気(病理産物になるもの)が触れますと
その部分が開いてしまうと言っています。それから-

「開くときは則ち入りて絡脈に客す。」
以前に少しだけ出てきた絡脈ですが
まずここへ入ると言っています。
『経絡』のうちの『絡』です。

次に-
「留して去らずんば伝えて経に入る。」。
要するに邪気が去らなければそのまま経に入るぞと言っているわけですね。
経脈は手足から出ている12本の大きな筋です。

その段階を過ぎますと次の-
「留して去らずんば伝えて腑に入る」。
五臓六腑のうちの六腑のどれかに邪気が入るぞと言っています。

まとめますと-
皮部~絡~経~腑~臓の順番に
病が入っていくんだよと言っているわけです。
ここはまあ、こんなところで終わっておきます。


あすなろ経絡指圧療院
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551
『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。