あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

きれいなお体からは、涼しい風が吹いてきそうやねえ。

2012-06-30 11:52:03 | Weblog
最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター最新号は
昨日発行しました。
今回は福・福寄席次回8月25日(土)に
ご出演いただく若手落語家お二人の
プロフィールなどを考えていましたが
若手の皆さんでもあり、またチケットもまだ発売されておりませんので
今回のニュースレターではお二人の師匠をご紹介しています。
あすなろのドアポケットからご自由にお取りください。

{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
おおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“気血水辨証(気血津液辨証”の中の
『津液辨証(しんえきべんしょう)』に入っています。

この水分代謝障害の原因の一つとしては
やはり不適切な飲食であるというのは大きいです。

暑い夏ですからビールをぐいぐいっとねえ・・
分からなくはありません。
ですがいけないのは、ビールといえば脂っこいもの。
それに塩辛い食べ物がつきものですよね。
これらが混ざり合いますとけったいなものができます。
痰飲といわれるものですがドロドロした
要するにヘドロ状のきったねえもんですわ。

ところが普段ストレス社会で抑圧されながら私たちは生きてますので
やはりこれもどこかに凝集することになります。
ストレス=滞る。
邪気(病理産物)滞る=凝集ということですが
これらが各経絡を通じさせなくしたり
最終的にはどこかの五臓や六腑に障害を起こすことになります。

また、これらはほかの邪気、いわゆる熱邪といっしょになると
湿熱といわれるこれまた厄介なものへと変化します。

胸脇が張ったり、イライラしたり
喀痰や、時にめまいも。

あなたのお体が言うなら失礼ながら
ゴミ箱のようなものになってしまうということですね。
脂肪肝や、コレステロールなんてのも、この一種になります。
「生野菜を食べましょう」というのはうそではないんですな。
あなたのお体が「ゴミ箱」・・
どうです、想像しただけでぞっとしますな。
きいったねえのお・・

【次回へと続きます】


あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52


恋をしていないのに、涙が出るのは・なぜ?

2012-06-29 15:01:19 | Weblog
最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター
本日発行しました。

今回は福・福寄席次回8月25日(土)に
ご出演いただく若手落語家お二人の
プロフィールなどを考えていましたが
若手の皆さんでもあり、またチケットもまだ発売されておりませんので
このたびのニュースレターではお二人の師匠をご紹介しています。
あすなろのドアポケットからご自由にお取りください。

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:【だいすぎはまたまた8月にお仕事が入りました。音楽の・・】



   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“気血水辨証(気血津液辨証”の中の
『津液辨証(しんえきべんしょう)』に入っています。

実は東洋医学の五臓に関する病理考察は大変よくまとめられています。
これらを知っているのと知っていないのとでは、えらい違いですし
治療家としての当然の見識です。
問診などでも勿論差が出ます。

その一つの病理に「五液」というのがあります。
五臓のどれかが弱ったために特定の津駅があふれ出てしまうということです。
ちなみに、このブログでもよく出てくる「虚実」という概念。
簡単に一言で言いますと
東洋医学では「入るものを実。
出るものを虚である。」と考えていますので
それぞれ特定の津駅が流れ出てくるという理由も
病の虚(弱り)ということになります。

では一つづつ書いてみますと以下のようになります。
肝が悪くなりますと涙が出過ぎます。
心が悪くなりますと特に汗が出やすくなります。
脾(お腹)が悪くなりますと涎が。
肺では鼻汁となっていますし
腎では唾の障害です。

ご年配の方ですと逆に唾が出にくくなることがありますよ。
これは腎の陰虚といわれるものですが
体の水分が逆に枯れてくる現象です。

汗かきの方は特に心臓に注意しましょうということになりますし
肺が弱い人は常に鼻をぐじゅぐじゅさせてますよね。
それに鼻声だったりしますし。
花粉症だったり、アトピーなどがあったりもしますよね。

眼が弱い方。よく涙が出やすい方は
ちょっと肝の状態をチェックしておきましょうということです。

このように津液の種類、出る場所から
五臓の状態を類推することもできるわけです。
現代医学にはない五臓における病理カテゴリーの一つの見方です。

こんなのは中国医学古典にはたくさんありますし
それも実にきれいにまとめられています。
本当に感心しまっせ。

東洋医学に興味をお持ちのドクターでしたら
こういうところからまず研究していただければ面白いのではと思いますね。
よくできてます。

【次回へと続きます】


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どうしたのおお?

2012-06-27 13:20:07 | Weblog
最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター
2~3日中に書きます。
今回は福・福寄席次回8月25日(土)
ご出演いただく皆さんのプロフィールなどを考えています。
なるべく早く書きます。

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:【音楽も仕事もわしにとってはいっしょやいっしょや】



   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“気血水辨証(気血津液辨証”の中の
『津液辨証(しんえきべんしょう)』に入っています。

二つ目の大きな原因として
“七情内傷(ひちじょうないしょう)”を今取り上げています。
つまりは内因性のものです。

では一つ「思」という感情が過ぎるとどうなるかという話をしましょ。
「思」という感情は卑とその経絡が担当しています。

人は常に思うという精神活動をしていますよね。
いろんなことを思ってるでしょうね。

「あのやろう。」
「あんな弟子はろくなもんやない。」
「東京で暮らしてるけどあんなやろうは、大阪でなくてよかったよかった・・」
「何とかしてあいつを破門してやろう。」
「彼女は俺のことをどう思ってるんやろか?」などなど・・

これもまあ適当ならよろしいんですが、これが過ぎますと
ずばりお腹(卑胃)に影響します。

もともと卑胃が弱い人がいます。
すぐにお腹を壊したり便秘になったり
胃がむかむかするという人たち。
こういう皆さんは特に以下のことに注意が必要です。

体が重く感じる。
あるいは間接の部分に痛みを感じる。
頭痛持ちの人なら頭が重くて締め付けられるように痛い。
怠惰な気分などなどです。
これらは湿邪が体にたまってきていることを意味します。

卑という臓器はなぜか湿度が多い部分でもあります。
ですから、ここが思いが過ぎてやられますと湿邪として
卑の臓からその経絡を通じて体のあちこちに津液が蓄積してきます。
大腸に入れば下痢となります。
胃に入れば食欲は落ちます。
それがひどくなるとお腹がチャッポンチャッポンいいます。

だいたいが「重い」という評言を患者さんがされるとしたら
私たちは「湿邪があるな?」とその原因を疑います。
関節痛の場合も湿邪がたまってそこに冷えが生じたと考えます。
湿邪は停滞しますと冷えが生じます。

「思う」という精神状態は過ぎますと
どうしても気の動きが鈍くなりますので
血やその他の物質(津液)も当然停滞しやすくなります。
これもいわゆる津液の代謝障害へとつながるわけです。

【次回へと続きます】


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どんなことでも過ぎたらあきまへんな。

2012-06-26 14:17:04 | Weblog
最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター』は
今回の内容ですが次回の福・福寄席と
それに関連して楽しい募集の企画のお話にも少し触れさせていただいてます。
実は次回の福・福寄席:8月25日(土)の出演者が決まりました。
3組の皆さん!ふれあいカフェ・ブログではすでにお名前は発表しました。
そんなお話も、ニューー巣レターでは取り上げたいと思っています。
ニュースレターは、なるべく早く書きます。
ぜひ皆さんの話題にしてくださいね。お楽しみに!

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:【ポンカンは日曜日、最高の空間で演奏させていただきました。
本当にありがとうございました】



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“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“気血水辨証(気血津液辨証”の中の
『津液辨証(しんえきべんしょう)』に入っています。

前回は外因性の原因でした。
二つ目の大きな原因としては“七情内傷(ひちじょうないしょう)”
つまりは内因性のものです。

はっきり言いましてこれ、ストレスですわ。
現代医学でもストレスについてはいろいろと研究されてはいますが
ここまで東洋医学のように、きっちりとしたものがあるかというと
さてさて頼りないでしょうね。

そして、これら七つの感情が五臓に密接に関係しており
五臓は、それぞれに志を有しているというのは面白いです。
実はこれ古典医学の常識なんですが
この作用がおかしくなってくるのが現代的にいうところの
上にも述べたストレスというものになります。

では、どんな種類のものがあるかといいますと-
喜・怒・思・憂・非・驚・恐という七つの感情です。

どんなものでも偏りすぎるといけません。
精神状態=七つのこれらの感情でも
偏りすぎれば、やはり病の原因になってしまいます。

たとえば喜びというのがありますよね。
うれしかったらええやんか?
だめなんですなあこれ。

喜びという感情が過ぎますと陽気盛んとなりすぎて
最終的にこれが極まりますと狂うという状態になりまんねや。
子供でもそうですが夜にあまり興奮させるとよくないと
昔、年寄りたちが若い夫婦に戒めたのもこれですな。
それでなくても、こういう人の場合眠れなくなったりします。

気血(けつ)津液(しんえき)などの流れにも
これら感情の乱れは異常を起こして偏りや不足が生じてきます。

【次回へと続きます】


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もう少し作られる病について。

2012-06-23 14:34:42 | Weblog
最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター』は
今回の内容ですが次回の福・福寄席と
それに関連して楽しい募集の企画のお話にも少し触れさせていただいてます。
実は次回の福・福寄席:8月25日(土)の出演者が決まりました。
3組の皆さん!そんなお話も
次のカフェ・ブログや、ニューー巣レターでは取り上げたいと思っています。
ニュースレターは、なるべく早く書きます。
ぜひ皆さんの話題にしてくださいね。お楽しみに!

{明日のために今日経絡指圧}


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:【明日午後から近所でポンカンライブをします】



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「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“気血水辨証(気血津液辨証”の中の
『津液辨証(しんえきべんしょう)』に入っています。

前回は外邪性の津液代謝障害について書きました。
大きな二つ目の原因に入る前に
もう少しご親切にそのあたりのことを書いておきますと
今の梅雨の季節は湿邪が多いので分かりますが
真夏など暑いのでついつい冷たいものをねえ。

夏は元来熱邪の季節ですが、この邪気を嫌がるので皆さんは
当然冷たいものを取りますわな。
アイスクリンや、カキ氷などなど・・
こいつがお腹の中で湿邪を作る事だって十分ありえます。

ですから食欲が落ちたり
肺の弱い人は体全体が冷えるということにもなります。
真夏なのに鼻をぐじゅぐじゅいわせてる人。
肺を冷やすと大腸も冷やすことにもなりますから
下痢や便が柔らかくなりすぎたりということが起きます。
これを東洋医学では太陰経の障害と言います。

こういう生活習慣を何年もやっていると
冬になると風邪を引く。
皮膚が弱くなる。
花粉症の原因にもなってきます。
また陽虚証といいまして夏でも寒いという体になります。

【次回へと続きます】


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