あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

道を究めるということは?

2011-10-31 14:05:37 | Weblog
 あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52

{明日のために今日経絡指圧}

アクセスはおなかいっぱい~
{仕事が済んだら来年も、早速1月21日(土)実施が決まっている
第4回おおとり、福・福寄席}は
すでに出演者が決まりました。
第4回目はまたまた大物落語家です!
そのお名前は??しばらくミステリーとさせていただきやす。
いつものお多福寿司で行なう予定です。

11月六日(日)午後1時からの定例ライブ
公開リハーサルはユーストリームでも放映されますが
いずれも詳しくは鳳本通りネット・ ふれあいカフェ
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!元気かいな?
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
あすなろ院長のメソッド
:【寄席のご予約に関しましては本とお早めにお願いしますね】
同業者諸氏ならびに~スポンサーの諸君ご苦労さんです。


   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
日本と中国の鍼灸などのサイトなどからと
院長の臨床ノートの資料も参考にさせていただきながら書いています。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)についてお話しています。
今各弁証法の種類について書いています。
六経弁証につきましては以前にも書いてますので
詳細につきましては省かせていただきます。

本日は“経絡辨証”です。
鍼灸などの関係者にとりましては最も基本ですが
お恥ずかしいんですが
これが案外できない先生が多いのが実情です。
前に述べた六経弁証よりはやさしいんですが?
実際にかかりつけの鍼灸や指圧の先生の
お話を聞かれる立場の患者さんでしたら
ちょっと気をつけていただければお分かりだろうと思いますが
ご自身の病状などについて先生のお考えや
治療方針などを聞いてみられることです。
まあいきなり「自律神経がどうですね。」とか
「ホルモンのアンバランスがどうですね」。
などと切り出してこられる先生は
ほとんどといっていいほど中医学のことが分かってませんな。
居酒屋さんでポテサラがうまいかまずいかで
そのお店のセンス(出来具合)が分かるのと同じです。

鍼灸理論がどちらかというと神経系統学
つまり西洋医学に立脚しているといっていいでしょう。
そのくせ、たまに“経絡”とかほかの東洋医学用語が出てくる(笑)。
実際には理解できていません。

鍼灸学校を卒業された最近の先生の中には
この類の方が多いように見受けられます。

さて、その原因なんですが
「初めから東洋医学は信じていません」という人もいますし
以前の私と同じく挫折をしてしまって
東洋医学に戻って来れなかったという先生もいるのかもしれません。
私も3度ほど実は過去に挫折してますからねえ。

とにかく東洋医学を学ぼうとすれば?
鍼灸学校の方針にもよりますし
そこの教師のスタンス(程度と言い換えましょ)もあります。
専門学校の先生=東洋医学に傾倒しているとは限りません。
だいたいが実際に臨床できないから
教師になっているという人が大半です。
中には私が尊敬申し上げる臨床家の先生が
非常勤で教えておられるというすばらしい学校もあります。

ですから実際に東洋医学を勉強しようとしますと
それはそれは実は大変なんですね。
これから鍼灸などの資格を取ろうと思っておられる皆さんは
この辺りのこともしっかりと調査されることをお勧めします。

その大変さについてお話しますと
なんと言いましても元は古典医学でしょ。
それに難解な漢文。
ですから注釈本や、現在東洋医学で
きっちりと診療をされている先生方が書かれた書物を勉強する。
ときに並行しながら古典医学も勉強する。
そして最終的にはそれらを念頭に置きながら
あるいは自身の臨床経験で裏付けながら
原書を読めるところまで高めていく。
そりゃあああんさんらあ・・えらいことでんねんでえ!

ところで、何の話でしたかいなあ??
そうそう、経絡弁証のお話ですが?
ああああ!時間があああ!!

次行きます。

2011-10-30 14:21:26 | Weblog
 あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52


あすなろ経絡指圧療院は、JR鳳駅側のほうから
堺市鳳本通商店街、アーケードを右へ入って
150mのところにあります。
{明日のために今日経絡指圧}

アクセスはおなかいっぱい~
{仕事が済んだら
第3回おおとり、福・福寄席}は
無事に今回も大盛況に終えることができました。
お越しいただいた皆様ありがとうございました。
次回は来年1月21日(土)午後1時から
いつものお多福寿司で行なう予定です。
ご出演者は、いつもお世話いただいている
人情話の名人・桂福団治師匠と
後はひ・み・つ!

11月六日(日)午後1時からの定例ライブ
公開リハーサルはユーストリームでも放映されますが
いずれも詳しくは鳳本通りネット・ ふれあいカフェ
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!元気かいな?
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
あすなろ院長のメソッド
:【鳳にジャズバンドヲ】
同業者諸氏ならびに~スポンサーの諸君ご苦労さんです。


   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
日本と中国の鍼灸などのサイトなどからと
院長の臨床ノートの資料も参考にさせていただきながら書いています。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)についてお話しています。

もう1度東洋医学における弁証法の意味について
ここで確認をしておきますが
一言で言うなら-
病変がどのような状態であるかを判断することです。

幹の部分の八綱弁証以外にどういうものがあるのかというお話に移ります。
一つづつやりますがまずは
・六経辨証です。
これ、何度か出てきている名称です。
鍼灸や指圧を本格的に東洋医学の古典医学として
確立したいのであれば
このような経絡の勉強は必須となりますが
ただし経絡学だけではだめなんですな。
相当に覚悟をしないといけません。
この弁証ができれば六経病が分かってきます。
六経(ろくけい)とは手足の経絡を
ばさっと三つの陰経絡と
三つの陽経絡に分けますが
三陰三陽病といわれるものを診るやり方です。
経絡の診察が深くできるとある程度こういうことが分かります。
かなり難しい病でも治す鍼灸などの先生がおられますが
こういう勉強を深くきっちりと収めた皆さんです。
めったにいません。はっきり申し上げて、東洋医学のオ・タ・ク。

さて、現場ではどんな動きが?

2011-10-28 12:31:43 | Weblog
 あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52


あすなろ経絡指圧療院は、JR鳳駅側のほうから
堺市鳳本通商店街、アーケードを右へ入って
150mのところにあります。
{明日のために今日経絡指圧}

アクセスはおなかいっぱい~
{仕事が済んだら今年も、早速10月29日実施が決まっている
第3回おおとり、福・福寄席}は
いよいよ明日ですが、チケットをお持ちでない方は
申し訳ございませんが入場できませんので
あらかじめご了承ください。
なおいつもお世話いただいている桂福団治師匠のプロフィールも
下記ふれあいカフェブログで書いてますのでご覧ください。

なお11月六日(日)午後1時からの定例ライブは
青少年センターで行なわれますが
ビッグフェイス記念ライブ関係者の
公開リハーサルとさせていただきます。
ユーストリームでも放映されます。
三流バンドのリハーサルなんてのは・・
見ようと思ってもなかなか見れるものではありませんのではい。
いずれも詳しくは鳳本通りネット・ ふれあいカフェ
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!元気かいな?
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
あすなろ院長のメソッド
:【今作ってる楽曲は後少しでイッチョアガリです】
同業者諸氏ならびに~スポンサーの諸君ご苦労さんです。


   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
日本と中国の鍼灸などのサイトなどからと
院長の臨床ノートの資料も参考にさせていただきながら書いています。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)についてお話しています。
八綱弁証(はっこうべんしょう)といわれる
弁証方法の最も大事な幹の部分に当たるもののお話でした。
一区切りがついたところでちょっと一息-

東洋医学の病の診察から診断、そして治療に至るまでのプロセスには
もっと多くの観察の仕方(弁証法)が実はあります。
それが上の八綱弁証から出た枝に当たる部分の弁証法になります。

ある先生が投薬の専門家であれば
そこから別の弁証論へ入っていきますし
鍼灸や指圧の先生もまた個別の弁証法に入っていきます。
いずれにしましても八綱弁証はそれらの親分的なものとお考えください。

そこで実際にどんな具合に現場では応用されるのかといいますと
先生によりましてもおそらくやり方は違うと思いますが
私院長の場合をご説明しますね。

まずは問診から入ります。
カルテを取らないといけませんので
主症状をお聞きします。
患者さんに治療用ベッドに仰向きになって寝ていただきます。

たとえば肩こりの場合-
肩の前、上、後ろから肩甲骨。
同じく首の凝りや場所。
腕や背中に波及していないか?などなど。
波及していたら背中のどの辺りが?
腕の後ろか前か横か?を、かなり詳細に
そこでおおよその経絡を念頭に置きます。

次にほかに何か問題点やお体の不具合と思われる
違和感などもお尋ねします。
理由はその問診の結果推測できる経絡の持つ
独特の病や症状などの障害と照らし合わせるためです。
初診の患者さんは特にこの辺りはきっちりと抑えます。

ある程度のこうした患者さんとの
一連のやり取りが終りましたら
実際に診察に入ります。

疑わしい経絡の診察。
脈診で裏付ける。
特に手足のひじや膝。
同じく爪崎にある各つぼを診ます。
これらは、体の異変が出やすい大事な部分です。
体が温かいか?冷たいか?
それまでに聞診で患者さんの声、お話の仕方で
やはり治療の対象と思われる経絡を選んでおきます。

ときには患者さんの訴えと
また私が立てた証とは少し違っていることもあります。
その違いの理由も推測しなおす。
そして患者さんにはなるべく分かりやすく
その結果~病理~経絡の状態。
自覚症状と多角症状とのずれの違いのご説明。
これからどの経絡を、どういう方針で治療する。
おおよそどのくらいの日数がかかるかなどなどをご説明して
治療に入ります。
その間おおよそ10分と少しの時間がかかります。
勿論これらは治療時間には入りません。
「それでは始めさせていただきます。」
ここでゴングですな。
【それでは本日は終らせていただきやす。】
腹が減りましたのではい。

ああああ、スラスラスイスイスイイイっとお。

2011-10-27 10:51:07 | Weblog
 あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52


料金や、実際の治療法につきましては資料がありますので
あすなろ入り口の資料箱からもお気軽に入手ください。
{明日のために今日経絡指圧}

アクセスはおなかいっぱい~
{仕事が済んだら今年も、早速10月29日実施が決まっている
第3回おおとり、福・福寄席}
今回ご出演いただく笑福亭松枝師匠の連載を
下記ふれあいカフェブログで書いてますのでご覧ください。

なお11月六日(日)午後1時からの定例ライブは
青少年センターで行なわれますが
ビッグフェイス記念ライブ関係者の
公開リハーサルとさせていただきます。
ユーストリームでも放映されます。
いずれも詳しくは鳳本通りネット・ ふれあいカフェ
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!元気かいな?
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
あすなろ院長のメソッド
:【今月ももう少しで終わりですな】
同業者諸氏ならびに~スポンサーの諸君ご苦労さんです。


   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
日本と中国の鍼灸などのサイトなどからと
院長の臨床ノートの資料も参考にさせていただきながら書いています。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)についてお話しています。
八綱弁証(はっこうべんしょう)といわれるうちの
寒熱弁証に移っています。

実はこの寒熱証もですが、たまに私たちも勘違いすることがあります。
それは本当の寒熱であったり仮の寒熱であったりということです。
へたをすると逆治をやってしまうことです。
この辺りのお話はかなりマニアックな専門的なお話になりますので
このくらいにしておきます。

さて最近一般のお医者さんからご紹介されて来られた患者さんのお話をします。

症状は朝起きたら急に片方の耳が聞こえにくくなっている。
+めまいがするという症状です。
ほかに筋肉がピクピクして自分の思うように動いていないような
けったいな感覚とおっしゃいます。
原因が見当たらないということでした。
患者さんは相当にお疲れのご様子でした。

診察の結果私は内風(ないふう)の証と決めました。
現代医学にはない概念です。
これは日々のストレスで肝がかなり弱っていることで
陰分が不足してそのために陽気を抑えられなくなり
体の上にまさに急激に陽気が上がりすぎたために起こった現象です。

風という評言は自然界の風の性質をたとえた言い方です。
風は急激に吹き荒れたりいつしかやんだりしますよね。
そういう急変の病は実は人の体でも起こります。
これを風証とか風病などといいます。

端的に言うなら急激に上がった陽気が
耳や頭をふさいでしまっている状態です。
気の病ですから形はありません。

足第4指から体横を頭へ上がる少陽胆経というのを
触ると主症状はぱっと消えました。
これだけでも目的は達してはいますが
念のために反対側の足太もも膝辺りにある肝経絡のつぼを丁寧に治療しました。
それは陽気を抑えるために陰分を補うために使うつぼです。

患者さんは驚いてますが、このブログをごらんいただいている
同業の先生方なら「うんうん」とうなづかれていると思います。
経絡治療の世界ではこれは実はごくごく初歩的な治療なんですな。
実はこの院長もこの証でしてね。
たまにボーーーっと。「しょっちゅうじゃん?」自分で治しまっせ。

いろんな病があるでしょ。

2011-10-26 11:42:32 | Weblog
 あすなろ経絡指圧~電話:072-271-6551。
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52


経絡指圧整気療法は、あすなろ経絡指圧療院が
古典東洋医学を基礎として独自に開発研究している治療法です。
詳しくはあすなろ経絡指圧へどうぞ。
{明日のために今日経絡指圧}

アクセスはおなかいっぱい~
{仕事が済んだら今年も、早速10月29日実施が決まっている
第3回おおとり、福・福寄席}
今回ご出演いただく笑福亭松枝師匠の連載を
下記ふれあいカフェブログで書いてますのでご覧ください。

なお11月六日(日)午後1時からの定例ライブは
青少年センターで行なわれますが
ビッグフェイス記念ライブ関係者の
公開リハーサルとさせていただきます。
リハーサルですので本番よりも面白いかも?
ユーストリームでも放映されます。
いずれも詳しくは鳳本通りネット・ ふれあいカフェ
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!元気かいな?
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
あすなろ院長のメソッド
:【ほんの少しでも前に進む人は勝ちでおます】
同業者諸氏ならびに~スポンサーの諸君ご苦労さんです。


   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
日本と中国の鍼灸などのサイトなどからと
院長の臨床ノートの資料も参考にさせていただきながら書いています。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)についてお話しています。
八綱弁証(はっこうべんしょう)といわれるうちの
寒熱弁証に移っています。
本日はこれです。
前回と逆で体の中に熱がこもっていて外が冷えている病です。
“外寒内熱”といいます。
ちょっと現代医学のお医者さんにはぴんとこないかもしれません。

病理としては、体表面の気血(きけつ)が
充溢しすぎまして内臓に集まったものとされてます。
気血=体内外の陽気、つまり熱をも含んでいますので
これが集まりすぎると体の内部が熱くなります。
その逆に行き場のない陰気(熱を冷ます気)が体の表面に出てきます。
そうなると、どうなるかといいますと四肢が極度に冷えます。
東洋医学では四肢厥冷というすごい言葉を使います。

ところで、この手足の冷えでも実は二つの意味があります。
自覚的に手足の冷えを感じるものと
多角的に冷たいという二つです。

前者を手足厥寒といいまして
後者を手足厥冷といいます。
正常では熱は体表面になければいけませんので
そこで体の外側の経絡を補う治療で
中の陽気を引き上げる手技をすることになります。