あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

痛いのが実。

2012-12-31 11:00:17 | Weblog
 現在発行している『あすなろ・ニュースレター』ですが
1月19日(土)おたふく寿司で実施「おおとり、福・福寄席」の
出演者のご紹介を書いています。
あすなろ経絡の表のドアポケットからお取りください。


{明日のために今日経絡指圧}


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【今年もブログもあわせて、ありがとうございました。
本日大晦日は、あすなろ経絡は5時まで。
その後は大掃除で終わりです。
1月は3日から開始となります】



   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話ですが
経絡のお話に移ります。


   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
経絡の存在と、その力について書いています。

本日は経絡とツボ・『虚と実』のお話。
『虚』と・『実』に関しましては、このブログでも
よく出てくる言葉ですよね。
東洋医学に出てくる用語の数ある中でも
おそらく最も多く出てくる用語の一つではないかなと思います。

ちょっとその感覚についてお話します。
まずツボの虚実のほうからご説明するほうが
分かりやすいかと思いますので、そちらからまいります。

まず『実』の感覚のツゴですが、堅いです。
緊張感があり弾力性もありません。
指を当てると患者さんは痛がります。
鍼の場合入れようとしますと抵抗感があります。
あすなろ院長は刺す鍼は使いません。
てい鍼といわれる先が少し細くなっている金の棒状のものですが
ここに、てい鍼を当てますと、この場合の感覚は
詰まったような鈍い感覚です。
勿論実の状態の程度によってもその差の感覚は変わります。
患者さんの『実』の程度が強すぎますと
こちらまで、てい鍼を通して、そのつらかろうなと思われる実邪(じつじゃ)の感覚が
私の手から肩のほうへ伝わってきます。
中でも、ひどいなあと思われる患者さんの『実』のツボの感覚は
ずしんとした感じで重い感じです。

整形外科などで行う物理療法という分野で行っている
通電療法の場合では電気が流れにくい反応を示します。
一般の皆さんもですが私ども同業者の皆さんも
実は、この『実』という、このツボに反応します。
分かりやすいからです。
そして主にここが障害部位とほぼ一致していることが多いです。

ところが、そこが堅いからといって
ゴリゴリ・ゴシゴシ揉んだりしてますと
余計に痛くなったり悪くなることがあります。
マッサージの世界でいうところのいわゆる「揉み起こし」というやつですね。
これ筋肉炎なんですが、その場合には
ほかに触っておかないといけなかったりするような『虚』の経絡や
ツボがあったということなんですが?
このお話は年を越しますなあ。
皆さん良いお年をお迎えください。


あすなろ経絡指圧療院
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551
『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

よくまあ研究されてきたものだよなあって感心しますね。

2012-12-30 13:24:04 | Weblog
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「鍼灸や指圧」の話ですが
経絡のお話に移ります。


   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
経絡の存在と、その力について書いています。

ところで「経絡は土管、ツボは窓」とおっしゃった先生のお話に
嫌味なツッコミを入れてしまった私ですが
ちょっと改心しまして・・その意味を
私なりに少し解説してみます。

・単なる胃の不具合と病理を鑑別しましたら
施術者は真っ先に胃の経絡を診ます。
胃には重要な治療ポイントになるツボが
足の第2指(手の人差し指に当たる)から
そのまま足の甲から大きな骨(むこうずね)の外側に沿って上がって
体前面、オヘソをはさんで顔面へ上がりますが
その間に必ず現れています。
私は結構感覚的にそこを躊躇なく使います。
そこがいわゆる窓になるわけです。
経絡の気の状態が分かります。

一般的には足の指先からひざまでの各ツボを主には使いますが
実はツボにはそれぞれ性質があります。
どんな性質があるかと言いますと
それぞれ気の状態を示している特徴的な性質です。

気が出るツボの変化(以下ツボ)。
気が留まるところの変化。
気が注ぐところの変化。
気が過ぎるところの変化。
気が行くところの変化。
気が帰るなどの変化です。
これらは各ツボの性質です。
そのような変化が各ツボに現れます。

そこで胃の状態が各ツボの気の変化を通じて
主にどんな具合になっているかを類推してツボを選択します。

上にも書きましたが私の場合は
こういうものにはあまり束縛されません。
自分が気になったと思った場所を即治療ポイントと決めます。
こういう直感的判断は早ければ早いほど
私の場合は成績がよろしいようです。


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経絡とツボ。

2012-12-29 14:06:20 | Weblog
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【院長は来年もいい音楽ができればいいよなあって思っていますがあ?
「仕事わえ?」】



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「鍼灸や指圧」の話ですが
経絡のお話に移ります。


   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
経絡の存在と、その力について書いています。

前回のブログに私変なことを書いてます。
ここから引用-

> 「ツボの歴史は上にも書きましたが
> 実に古い人類の歴史から現代にいたっているものなんですね。
> 『日本に入ってきたのが何と6世紀のころですから飛鳥時代です。』」
引用ここまで。

日本に入ってきたのが東洋医学全般ということです。
この部分を訂正しておきます。

さて、ある程度習熟した古典医学を研究している施術者たちの場合は
いちいちツボを探りません。まずある程度病の鑑別ができれば
施術者たちは、まず経絡を診ます。

経絡は内臓とつながりがあるからです。
病理が分かればおのずと皆さん、その経絡に意識がいくようになります。

そして、その経絡だけではなく
次にその経絡に関連する経絡~
大腸経絡であれば肺経絡や反対側の大腸経絡。
そして胃の経絡というように
上下、左右、表裏といった感じで総合的に診ることになります。
各関連経絡の虚実バランスを診るわけです。
そして治療に応用できそうなツボを
それらの経絡から選ぶことになります。
わたいら、普段アホ、みたいなこと言ってますけんど
結構システマティックにやってまんねんでえ。

経絡とツボとの関係を最も簡単な比ゆで言いますと
経絡は線路で、ツボは駅です。
長い紐に~ポツン・ポツンと点が付いていると想像してください。

私の友人の先生は
「経絡は土管で、ツボは窓みたいなもんや」と言います。
このほうが確かにより専門家らしいですね。

「じゃあ、その土管の窓は、いったい何に使うの?」
って言ったら、かの先生笑ってましたが・・
でも雰囲気は分かりますよね。

障害部位を通る経絡には確かに異常反応は出ます。
その中のツボもやはり正常ではない反応点として現れます。
そこを選んで治療となるわけです。


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これがまあ・話のツボということでしてはい。

2012-12-26 12:26:24 | Weblog
 『ニュースレター・東洋医学・連載3』ですが
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   9. 経絡の存在と力


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
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経絡の存在と、その力について書いています。

さて前回のおさらいですが-
古代の医学は最初は『ツボ』というものの存在を
人類が知ったところから始まりました。
まさに東洋医学は一つの『点』から始まったと言ってよいでしょうね。
なぜなら病の治療に薬を使うという考えは
その後のことになるからです。

この『点』を治療点と呼びますが
やがてこの『点』が
どうやら1本の線で結ばれているようだとなります。
ではもう少し『ツボ』について考えて見ます。

ツボの話はまあずいぶん長くなりそうなので
要点のみを書いてみますが。
ツボの歴史は上にも書きましたが
実に古い人類の歴史から現代にいたっているものなんですね。
日本に入ってきたのが何と6世紀のころですから飛鳥時代です。
そのころ、あすなろ院長なんてのは影も形もござんせんぞなもす。

ところで東洋医学は江戸時代に入ってから
薬学も鍼灸学も優れた学者たちが
大いに出てきますのでどんどん発展を遂げることになります。

日本人は実に、くそまじめというか
鎖国時代でも文献などを基にして
いろいろと研究をしていきますが
その結果和漢医学という独自の考え方を確立していきますし
いろんな学派を生むことになります。

さて横に地にそれそうなので、そのツボなんですけど~~
ツボは専門的には『経穴(けいけつ)』なあんて申しますが
人の体には頭の天辺から足の先まで
何と361箇所あると言われています。
これも実は諸説ありまして
数も資料によりましては多少異なりますが
まあ361としておきましょか。

前回経絡という気の通り道のことを書きましたが
各ツボは、これらの経絡上に並んでいます。
今回はざっと書きますが、経絡は
各五臓六腑から手足へ12本出ています。
そして体のど真ん中を上下に貫く筋と
背骨を同じく上下に貫く筋の14本上に並んでいると思っておいてください。
これがまあ基本的なツボと経絡とのざっとした知識となりますね。

このブログは健康ランドのお姉さん?たちも
結構読んでいただいていますが
このことはまず憶えておいてくださいね。


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2012-12-25 12:54:20 | Weblog
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【しかし院長も帰ってからテレビをたまに見ますがオモロないもんですな。
こんなん皆さん、よく見るよなあって思いますね】



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   9. 経絡の存在と力


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さて経絡とはなんぞいや?
眼には見えない{}のようなので何ともはや?
ですが熟練者の指圧や鍼灸の専門家になりますと
その存在がくっきりはっきり分かるようになります。
それは『』というものを研究することで分かるようになります。

中には天才と言われるような人もいまして
それはどんな世界でもそうなんですが
天才の人たちは努力すれば、さほどの時間をかけなくても
すぐに極められる位置にいるものです。
ですが、それ以外の人たちは当然ですが
あすなろ院長も含めて、かなりの習熟が必要になります。

では経絡というものを学問的に説明すると
どうなるのかと言いますと-
経絡学説というものが考えられるまでに
まず『ツボ』というものの存在があります。
古代の人たちは痺れとか痛みというものを
まずはその部分や、ある部分を使って
治していたことは想像できますよね。

ある部分を触ったら劇的に治ってしまった。
この場合は特に、やはりセンスのいい人間や
医学的に通じた天才が当時もいたに違いありません。

そして中でも学問好きというか理屈やさんというやつがいて
特に効くツボを選んで
「この病にはこれが効く。」
「あの病には、このツボが効くぞ」なんてことを言っていたんでしょう。
そこからおそらく診断や治療とかといったものが生まれてきたものと思います。

そしてそれら有効と思われるツボには一定のルートがあるんとちゃうか?
なあんて考えた人間が出てくることにつながっていった。
その結果経絡という道筋の概念が生まれたのではないかと考えられます。
経絡は神経とか血管といったものとも違うということも
おそらく、なんとなく当時の彼らは
分かっていたものと思われます。

優れたセンスを持っていた人たちは
当然周りの人たちからも貴重な存在として扱われていたはずですし
こういうところから医学らしきものが
芽生えていったんだろうなって想像しています。

さて研究の末多くの専門家たちが異論を唱えない
現代完成された中医学の経絡学説を見ますと
主に五つに分けられるのではないかと考えられます。

1. 経絡とは、これらの「ツボ(経穴)」を結ぶルートである。
2. 神経や血管とは異なる。
3. 気(・血)の流れるルートが存在する。
4.各臓腑間、諸器官間の情報交換機能を果たす。
5. 全身の調和を保っている。

これらの概念を古代の医者たちから受け継がれたものが
後々の人たちの研究の末
現在確立したものと思っています。


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